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【元奴隷ですが、鬼の奴隷を買ってみたら精力が強すぎるので捨てたい……】5話あらすじから結末まで全てネタバレ解説

ずっちー
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【元奴隷ですが、鬼の奴隷を買ってみたら精力が強すぎるので捨てたい……】第5話をネタバレありで解説する

第4話のラスト、謎の光に包まれたリアム。第5話では、衝撃的な契約の儀式を終え、ソラとリアムの新しい主従生活がついに始まります。しかし、その門出は一筋縄ではいかないものでした。

新しい主従の始まりと、ふかふかのベッド

契約の儀式を終えても倒れたままのリアムを見て、「これ死んでませんか…?」と心配するソラ 。ですが、奴隷商館の店主は「体に誓約印が入っただけですよ」「これで契約は完了です」と平然と告げます 。

ジェイクの助けを借りて、気絶したリアムを宿の部屋へと運び込むと、ソラはそこにあったベッドを見て大はしゃぎ。「ふかふかのベッドだあ〜!」と叫び、その心地よさに感動します 。師匠の家でも最初の頃しか使えなかった、久々のベッド 。彼女が手に入れたささやかな日常の幸せが、過酷だった過去を物語っているようです。

ぎこちない二人の距離感

ソラが気持ちよく眠って翌朝目を覚ますと、目の前にはいつの間にか起きていたリアムが立っていました 。驚くべきことに、彼はソラがベッドで寝ている間、自ら床で夜を明かしていたのです 。

そして、リアムはソラに向かって深く頭を下げ、絶対的な忠誠を誓います。

「この度は…私を購入してくださりありがとうございました」「誠心誠意お仕えさせていただきます… ご主人様…」

ソラは「ご主人様じゃなくてソラって呼んでくれるかな」と対等な関係を望みますが 、リアムの態度は変わりません。彼の過剰にかしずまった態度は、奴隷時代に受けたであろう酷い仕打ちを想像させ、二人の間にはぎこちない空気が流れます 。

絶品グルメとジェイクの優しさ

ソラはリアムのために消化に良い食事を買いに行こうとしますが、宿の食堂でジェイクとばったり会います 。彼が注文した宿の名物料理「モルホック牛の包みパイ」は、たまらなく美味しそうな匂いを漂わせていました 。

その匂いに抗えず、ソラはジェイクから一口もらうことに 。すると、そのあまりの美味しさに「うっうまぁ…!!!」と感動の雄叫びをあげてしまいます 。結局、ソラも美味しい朝食を堪能し、ジェイクに教えてもらったスープ屋で無事にリアムの食事を買って帰るのでした 。シリアスな展開が続く中、心温まる一コマです。

【衝撃の変貌】風呂上がりのリアムの正体

部屋に戻ったソラは、リアムに風呂に入るよう促します。奴隷商館での劣悪な環境のせいで、彼の体は汚れ、酷い臭いを放っていたためです 。

そして、リアムが風呂から出てきたその瞬間、ソラは自分の目を疑うことになります。 伸び放題だった髪と無精髭がなくなり、そこに立っていたのは、見違えるほど整った顔立ちの美青年だったのです。

「だっ誰だ おまえ…!?」

ソラの驚きのセリフと、「リアム…こんなイケメンだったとは…!」という心の叫びと共に、物語は第1巻の幕を閉じます 。

まとめ【元奴隷ですが、鬼の奴隷を買ってみたら精力が強すぎるので捨てたい……】5話を読んだ感想

契約直後の混乱から始まり、ソラとリアムの新たな日常が描かれた第5話。まず印象的だったのは、ソラがベッドに感動する姿です。ふかふかのベッドに大喜びする彼女を見て、これまでの過酷な人生を思うと、微笑ましいと同時に少し切ない気持ちになりました。

また、リアムの「ご主人様」呼びと、ソラの「ソラって呼んで」というやり取りは、今後の二人の関係性を暗示しているようで非常に興味深かったです。絶対服従を誓う奴隷と、対等でありたいと願う元奴隷の主人。このアンバランスな二人が、これからどんな関係を築いていくのか、とても楽しみになりました。

そして何より、ラストの衝撃は凄まじかったです。ボロボロで薄汚れた奴隷だと思っていたリアムが、まさかの超絶イケメンだったとは! ソラの「誰だおまえ!?」というツッコミは、私たち読者の心の声を完璧に代弁してくれました。この反則級のサプライズは、物語の面白さを一気に加速させ、第1巻の締めくくりとして最高の「引き」だったと思います。

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ABOUT ME
コマさん(koma)
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野生のライトノベル作家
社畜として飼われながらも週休三日制を実現した上流社畜。中学生の頃に《BAKUMAN。》に出会って「物語」に触れていないと死ぬ呪いにかかった。思春期にモバゲーにどっぷりハマり、暗黒の携帯小説時代を生きる。主に小説家になろうやカクヨムに生息。好きな作品は《BAKUMAN。》《ヒカルの碁》《STEINS;GATE》《無職転生》
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