【純白のウエディングドレスで復讐を】13話あらすじから結末まで全てネタバレ解説

【純白のウエディングドレスで復讐を】13話をネタバレありで解説する
前回、紗季が突きつけたボロボロのウエディングドレスの写真に、言葉を失った愛実。第13話は、さらに紗季が動かぬ証拠を提示し、愛実と陸を追い詰めていく緊迫の展開が描かれます。
言い逃れを許さない証拠の数々
「何そのドレス 知らない」としらを切ろうとする愛実に対し、紗季は冷静に次の証拠を提示します。それは、紗季と陸がドレスについてやり取りしたメッセージの印刷物でした 。そこには、紗季が「結婚式で着るドレスだろ?」と陸に確認していること、そして陸が「愛実が今日の結婚式で着たいって言ってたから」と返信していることが記録されており、紗季が許可していないにも関わらず陸がドレスを持ち出したことが明らかでした 。
しかし、愛実は「それも紗季さんの許可は取ってあなたが無断で愛実さんに貸し出してボロボロにされたものよ」「それにそれのどこが浮気の証拠だって言うの?」と、なおも開き直ります。そんな愛実に対し、紗季はついに決定的な証拠を突きつけるのでした。
科学が暴く裏切り:ドレスに残された体液
「これが証拠です」。紗季が提示したのは、なんと民間の科学捜査研究所による鑑定結果でした 。返却された紗季のウエディングドレスを鑑定に出したところ、ドレスの内側から陸と愛実さんの体液が検出されたというのです 。これには陸も「科学捜査って…なんだよそれ そこまですんのかよ…」と動揺を隠せません。紗季は「証拠を出せって言ったのは自分でしょ?」と冷ややかに言い放ちます 。
「てかどうして愛実の体液だってわかったの?」「そういう鑑定って何かサンプルが必要なんじゃ!」と食い下がる愛実。その言葉は、図らずも彼女自身がその場にいたことを認めているようなものです。紗季は「クリーニングにも出さずにドレス返してくれてありがとう」「おかげで言い逃れできない証拠が手に入りました」と、痛烈な皮肉で愛実を追い詰めます。
逆ギレと責任転嫁、そしてヒーローの登場?
追い詰められた愛実は、ついに逆ギレし、「透に変なこと吹き込んだのアンタでしょ!!!」「急に婚約解消とか言い出すから変だと思ったんだよ!」と紗季に掴みかかろうとします。「マジなんなのっこの女っ・・・・・」「ドレスについた体液調べるとかキモ過ぎるんですけど!」と、もはや支離滅裂な暴言を吐き散らすのでした。
まさにその時、部屋の扉が開き、「愛実」と呼びながら透が姿を現します。「もぉ~~どこ行ってたの?」「こんなところまで愛実のこと探しに来てくれたの?」と、愛実は一瞬にして猫なで声を出し、透に駆け寄ろうとします。しかし、透は冷たく言い放ちました。
「触るな」
「もう顔も見たくないのに捜しにくるワケがないだろ」
愛実の企みと嘘を全て見抜いていた透の登場により、復讐劇は新たな局面を迎えます。果たして、この修羅場で何が語られるのでしょうか。
まとめ【純白のウエディングドレスで復讐を】13話を読んだ感想
第13話は、紗季が用意周到に集めた証拠の数々が、まさに「これでもか!」というくらいに愛実と陸に突きつけられる、非常に痛快な回でした。特に、科学捜査による体液の鑑定結果という、もはや言い逃れのしようがない証拠が出てきた瞬間は、思わず「そこまでするか!」と驚嘆しつつも、紗季の執念と覚悟に拍手を送りたくなりました。「証拠は?」と開き直っていた陸が動揺する姿も、非常にいい気味です。
愛実の往生際の悪さと逆ギレっぷりも相変わらずで、彼女の人間性の底が知れない感じがよく出ていました。「ドレスについた体液調べるとかキモ過ぎるんですけど!」というセリフは、どの口が言うのかと、読んでいるこちらも怒りを通り越して呆れてしまいます。
そして、絶妙なタイミングでの透の登場! 愛実が彼に媚びようとした瞬間に「触るな」と言い放つシーンは、まさにヒーロー登場といった感じで、スカッとしました。彼が全てを知った上で、この場に現れたのだということが明確になり、ここからどんな言葉で愛実を断罪するのか、非常に楽しみです。
この第13話で、紗季の用意した物的証拠によって、陸と愛実の言い訳は完全に封じられました。次はいよいよ、精神的な制裁、そして社会的制裁へと進んでいくのでしょうか。透という強力な味方を得た紗季の復讐劇が、どのようなクライマックスを迎えるのか、ますます目が離せません。
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