【純白のウエディングドレスで復讐を】15話あらすじから結末まで全てネタバレ解説

【純白のウエディングドレスで復讐を】15話をネタバレありで解説する
前回、陸の両親からも謝罪を促され、完全に追い詰められた陸と愛実。第15話は、その場での二人の見苦しい責任のなすりつけ合いと、紗季と透による復讐劇のひとまずの終結が描かれます。
形だけの謝罪と、父親の鉄拳
「早く謝れ 2人とも」という周囲の声に、陸は「ごめん」と、まるで心がこもっていない一言を呟きます。それに対し紗季は「それだけっ?」と、怒りを滲ませます。見かねた陸の父親は、「謝り方も知らんのかッ このバカタレが!!!!」と陸の顔面に強烈な平手打ちを食らわせるのでした 。父親の怒りは凄まじく、「悪いことをしたんだから謝りなさい」と、陸に改めて謝罪を促します。
醜い責任のなすりつけ合い:愛実の本性爆発
父親に殴られ、ようやく陸は「申し訳ございませんでした…」と頭を下げます。しかし、問題は愛実でした。「イヤっ 謝りたくない!!!!」「私別に悪いことしてないもん!」と、全く反省の色を見せません。それどころか、「だいたい浮気される人間に魅力がないから悪いのよ!そうでしょ陸!!!」と、とんでもない責任転嫁を始める始末。
これには陸も「え?」と戸惑い、「愛実は遊びだから…」と言い訳を始めますが、愛実は「愛美の体が忘れられないとか言ってたクセに!」「アンタのほうが乗り気だったじゃない!」と陸の過去の発言を暴露。すると陸も「ていうか愛実が誘ってきたから悪いんだよ」と反論し、二人は醜い責任のなすりつけ合いを始めるのでした 。周囲の人々も「斎藤さんの女の趣味ヤバくない?」「浮気するにしてももうちょっとマシな相手もいるよなぁ」と、呆れ返っています。
復讐の終止符:弁護士を挟んでの話し合いへ
見苦しい言い争いを続ける二人に対し、紗季は冷静に「とりあえず浮気は認めたってことでいいわね」「今後については弁護士を挟んで話し合いましょう」と告げ、この場での追求を打ち切ります。「謝ったのに…」「どうして愛実がこんな目に遭わなきゃいけないの…?」と納得いかない愛実に対し、陸の父親は「謝罪だけで済むはずないだろっ 帰るぞ!」と、愛実を連れて退室。友人たちも紗季に「私たちは紗季の味方だからね!」「大変だったね」と声をかけ、その場はひとまず収束するのでした。
新たな始まりの予感:紗季と透のこれから
全ての騒動が終わり、紗季と透は二人きりになります。「じゃあ俺もこれで」と帰ろうとする透に対し、紗季は「あのっ・・・・・・」と何かを言いかけますが、言葉に詰まります。透もまた、何かを察したように「庄野さん」と声をかけますが…。二人の間には、これまでの共犯関係とは違う、新たな感情が芽生え始めているのかもしれません。
果たして、弁護士を挟んだ話し合いで、陸と愛実はどのような制裁を受けるのでしょうか。そして、紗季と透の関係はどのように進展していくのか。物語は、復讐劇の第一幕を終え、新たな展開へと進んでいきます。
まとめ【純白のウエディングドレスで復讐を】15話を読んだ感想
第15話は、ついに陸と愛実が(形だけとはいえ)謝罪し、復讐劇が一つの区切りを迎える回となりました。特に、陸の父親が息子に鉄拳制裁を加えるシーンは、見ていてスカッとしたと同時に、親としての深い悲しみと怒りが伝わってきて複雑な気持ちになりました。
しかし、その後の陸と愛実の責任のなすりつけ合いは、本当に見苦しいの一言に尽きますね。「浮気される人間に魅力がないから悪いのよ!」という愛実の開き直りっぷりには、もはや怒りを通り越して笑ってしまいそうになるほどでした。お互いの過去の発言を暴露し合う様は、まさに泥仕合。この二人には、反省という言葉は存在しないのだと改めて確信しました。
そんな中で、紗季が冷静に「弁護士を挟んで話し合いましょう」と告げた場面は、彼女の強さと賢さを感じさせました。感情的に相手を罵倒するのではなく、法的に、そして社会的に制裁を下そうとする姿勢は素晴らしいと思います。
そして最後の、紗季と透が二人きりになるシーン。お互いに何かを言いたげな、でも言葉にできない微妙な空気感がとても印象的でした。これまでの壮絶な復讐劇を共に乗り越えてきた二人だからこそ生まれる、特別な感情があるのでしょう。ここから二人の関係がどう発展していくのか、復讐とはまた違った意味で、非常に楽しみです。この第15話で、物語の大きな転換点を迎えたように感じました。
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