【純白のウエディングドレスで復讐を】16話あらすじから結末まで全てネタバレ解説

【純白のウエディングドレスで復讐を】16話をネタバレありで解説する
前回、陸と愛実への復讐が一つの区切りを迎え、紗季と透の間には新たな感情が芽生え始めた第15話。第16話は、復讐劇のその後と、愛実の終わらない執念、そして透の用意周到な対応が描かれます。
嵐の後の静けさと、次なる波乱への予兆
紗季と透は、一連の騒動を終え、今後のことについて話し合います。透は「正直 愛実や陸さんがこれで引き下がるとは思えません」「またあの2人から何か言われてもしつらくなったら俺のことを呼んでください 一緒に対策を講じましょう」と、今後も紗季をサポートする意思を明確に伝えます 。紗季も「頼りにしています」と答え、二人の間には確かな信頼関係が築かれていました。
愛実の執念:諦めきれない結婚への渇望
一方、愛実は一人、「なんで?他の男とHしたくらいで婚約破棄とか意味わかんないんですけど」「愛実が何したって言うの?」と、全く反省する様子もなく、自分勝手な怒りを募らせていました 。そして、「そうだ!結婚しちゃえばこっちのもんじゃん♡」「婚約破棄なんてさせないんだから」と、とんでもない計画を思いつきます。それは、以前透に署名させていた婚姻届を役所に提出し、既成事実を作ってしまおうというものでした。
鉄壁の防御:透の「不受理申出」
愛実は意気揚々と役所へ向かい、婚姻届を提出しようとします。しかし、役所の担当者から告げられたのは衝撃の事実でした。「こちらの婚姻届ですが 竹之内透さんご本人を連れた上で改めてご提出ください」「この竹之内透さんという方は不受理申出をされています」 。不受理申出とは、本人の意思に反して戸籍の届出が受理されることを防ぐための制度です。透は、愛実の行動を予測し、既に対策を講じていたのです。
直接対決:愛実、透の会社へ乗り込む
婚姻届の提出に失敗し、怒りが収まらない愛実。彼女が次に向かったのは、透の会社でした。カメラの返却について考えていた透の前に、愛実が鬼の形相で現れます。
「透!!! 婚姻届の不受理申出ってどういうこと!!!!!」
愛実の執念は、とどまるところを知りません。果たして、この直接対決で透はどう対応するのでしょうか。そして、紗季はこの新たな騒動にどう関わっていくのか。物語は、息つく暇もなく次のステージへと進んでいきます。
まとめ【純白のウエディングドレスで復讐を】16話を読んだ感想
第16話は、復讐劇の後日談かと思いきや、愛実の全く衰えない執念に度肝を抜かれました。「他の男とHしたくらいで婚約破棄とか意味わかんない」という彼女の思考回路は、もはや常人には理解不能の領域ですね。ここまで自己中心的で反省の色がないキャラクターも珍しいのではないでしょうか。
そんな愛実の暴走に対し、透の対応は見事でした。婚姻届の不受理申出を先回りして行っていたとは、彼の用意周到さと冷静な判断力には感服します。紗季に対して「一緒に対策を講じましょう」と申し出る姿も非常に頼もしく、二人の絆がより深まっているのを感じました。
しかし、最後のシーンで愛実が透の会社に乗り込んできたのには、思わず「またか!」と声を上げてしまいそうになりました。彼女の行動力と執念深さには、ある意味で感心すら覚えますが、それ以上に恐怖を感じます。
この第16話で、物語は単なる復讐劇から、愛実という厄介な存在との長期戦へと突入したような印象を受けました。透がこの修羅場をどう切り抜けるのか、そして紗季は平穏な日々を取り戻すことができるのか、今後の展開から目が離せません。愛実の暴走がどこまでエスカレートするのか、そしてそれに対する紗季と透の次なる一手は何か、非常に気になります。
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