復讐モノ

【純白のウエディングドレスで復讐を】18話あらすじから結末まで全てネタバレ解説

ずっちー

【純白のウエディングドレスで復讐を】18話をネタバレありで解説する

前回、透の会社に乗り込んだものの、同僚たちにまで本性を知られ、さらに婚約破棄の意思も固いことを告げられた愛実。第18話は、その後の紗季と透のやり取りと、それぞれの日常、そして新たな波乱の予感が描かれます。

後日談:愛実の現状と今後の懸念

紗季と透は、後日改めて食事をしながら情報交換をします。透の話によると、予想通り愛実は勝手に婚姻届を出そうとしたものの、不受理申出のおかげで阻止できたとのこと 。さらに、愛実が透の部署に突撃してきた件についても触れ、「周囲の目を気にせずあそこまで暴言を吐くとは」「愛実は一旦休職することになったので結果オーライかもしれません」と、呆れつつも事態が少し落ち着いたことを報告します

一方、紗季は今のところ陸からの連絡はなく、父親が見張ってくれているのではないかと推測します 。しかし、透は「愛実が庄野さんの自宅を知っているので押しかけるかもしれません」と、今後の危険性を指摘 。紗季も、あの部屋ではもう暮らせないと引っ越しを検討していることを明かします 。慰謝料などの手続きも残っており、「先は長いですね……」と、二人はため息をつくのでした 。

慰めと共感、そして不穏な影

「自分がこんなにも人を見る目がないなんて・・・・・・」と落ち込む紗季に対し、透は「今日は美味しいもの食べて飲んでパーッと憂さ晴らししましょう!」と励まします 。楽しい時間はあっという間に過ぎ、会計を済ませていた透に紗季が「半分お支払いします!」と言うと、「今日は俺が誘ったんでご馳走させてください」「次の機会にお礼させてください!」と、二人の間には和やかな空気が流れます

しかし、その二人の様子を、物陰から愛実が「相変わらずいい子ちゃんぶりやがってあの女っ・・・・・・」「透のあの笑顔は私だけのものなのに」と、憎悪に満ちた表情で監視していました

終わらない執着:陸の涙と愛実の殺意

紗季と別れた後、透は「愛実はまだ諦めないと思います」「どうか気を付けてください」と紗季を案じるメッセージを送ります。

その頃、陸は弁護士(?)らしき人物から、婚約破棄の慰謝料と結婚式場のキャンセル代として、紗季に1200万円を支払うことに同意するよう書類を提示されていました。「本当にこれで終わりなの!!!」「紗季のいない未来なんて考えられない! 僕っ・・・・・・ほんとに・・・・・・」と、陸は涙ながらに紗季への未練を口にします

そして愛実は、一人暗い部屋で「私を裏切るなんて許さないから・・・」と、紗季(あるいは透も含むのかもしれません)への殺意を剥き出しにするのでした。

紗季と透の未来には、まだまだ多くの困難が待ち受けていそうです。

まとめ【純白のウエディングドレスで復讐を】18話を読んだ感想

第18話は、復讐劇の後の、嵐の前の静けさのような雰囲気と、その裏で渦巻く陸と愛実の終わらない執着が描かれていて、息が詰まるような回でした。紗季と透が食事をするシーンは、二人の間に芽生え始めた穏やかで優しい感情が伝わってきて、少しだけホッとしたのですが、それを監視する愛実の存在が全てを不穏なものに変えてしまいましたね。

「透のあの笑顔は私だけのものなのに」という愛実のモノローグは、彼女の異常な独占欲と執着心を如実に表していて、もはや恐怖しか感じません。そして、最後に描かれた彼女の殺意に満ちた表情は、今後の展開にさらなる波乱を予感させます。

一方、陸の涙ながらの未練の言葉には、同情の余地は全く感じられませんでした。あれだけの裏切りをしておきながら、今更何を言っているのかと。彼もまた、自分勝手な感情に振り回されているだけで、全く成長していないことがよくわかります。

この第18話で、愛実と陸という二人の厄介な存在が、そう簡単には紗季と透の前から消え去らないことが明確になりました。特に愛実の執念深さは底が知れず、これからどんな手段で二人を苦しめようとするのか、想像するだけで恐ろしいです。紗季と透が、これらの困難をどう乗り越えていくのか、そして二人の関係は無事に進展していくのか、目が離せません。

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ABOUT ME
コマさん(koma)
コマさん(koma)
野生のライトノベル作家
社畜として飼われながらも週休三日制を実現した上流社畜。中学生の頃に《BAKUMAN。》に出会って「物語」に触れていないと死ぬ呪いにかかった。思春期にモバゲーにどっぷりハマり、暗黒の携帯小説時代を生きる。主に小説家になろうやカクヨムに生息。好きな作品は《BAKUMAN。》《ヒカルの碁》《STEINS;GATE》《無職転生》
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