復讐モノ

【純白のウエディングドレスで復讐を】20話あらすじから結末まで全てネタバレ解説

ずっちー

【純白のウエディングドレスで復讐を】20話をネタバレありで解説する

前回、紗季は陸との関係にきっぱりと終止符を打ち、慰謝料の支払いも約束させました。第20話は、それぞれの問題がまだ完全には解決していない紗季と透の現状と、愛実とその家族の信じられない言動が描かれます。

新たな日常への一歩と、残る問題

陸との関係を清算した紗季は、「今日で全部終わり 心機一転頑張ろう!」と前を向こうとします。数日後、陸からは約束通り慰謝料が振り込まれました 。しかし、マンションの売却はなかなか上手くいかず、引っ越しのことも考えなければなりません。「竹之内さんに相談してみようかな?でも…また迷惑をかけてしまうかも…」と、紗季は一人で悩みを抱え込みそうになりますが、意を決して透に連絡を取るのでした。

愛実の居座りと、常識外れの両親

紗季と透は、個室のある落ち着いたお店で食事をしながら近況を報告し合います。紗季の問題は少しずつ解決に向かっているものの、透の方はさらに深刻な状況でした。愛実は、透のマンションに居座り、鍵を交換してまで出て行こうとしないのです 。立ち退きを要請する書類を何度送っても音沙汰がなく、弁護士と一緒に自宅へ戻ったところ、愛実は「あっ透じゃーん 愛実の元に帰ってくる気になった?」と、全く悪びれる様子もありません

さらに驚くべきことに、透が愛実の両親に相談すると、**母親は「うちの子はモテるんだから1回や2回の浮気くらいで大騒ぎしちゃダメよ」「どうしても別れたいって言うなら慰謝料のひとつもいただかないと!マンションくらい差し出しなさいよ!」**と、とんでもない要求を突きつけてきたのです 。父親は比較的常識的なようですが、母親の勢いに押されている様子。この常識外れな親子に、透は心底うんざりしているのでした。

深まる絆と、新たな決意

「今は両家の両親で言い争いに発展してます」「いや~結婚って大変ですね・・・・・・」と、疲れた様子で語る透に対し、紗季は静かに聞いていました。そして、透が席を立ったタイミングで、紗季は決意を固めます。「あっあの!竹之内さん!私……………竹之内さんの力になりたいです!」と。

同じ痛みを共有し、困難な状況を共に乗り越えようとする二人の絆は、さらに深まっていきます。果たして、愛実とその家族という新たな壁に、紗季と透はどう立ち向かっていくのでしょうか。

まとめ【純白のウエディングドレスで復讐を】20話を読んだ感想

第20話は、陸との関係に一区切りをつけた紗季が少しずつ前に進もうとしている一方で、透が愛実とそのとんでもない家族によって、さらに泥沼の状況に引きずり込まれている様子が描かれ、読んでいて本当に気の毒になりました。愛実がマンションに居座り、鍵まで交換してしまうという行動は、もはや不法占拠であり、彼女の執念深さには呆れるばかりです。

そして、何よりも衝撃的だったのは、愛実の母親の言動です。「浮気くらいで大騒ぎするな」「慰謝料としてマンションをよこせ」など、どの口がそんなことを言えるのかと、怒りを通り越して理解不能でした。こんな親に育てられたから、愛実のような人間が出来上がったのかと妙に納得してしまいましたね。父親がまともそうなのが唯一の救いですが、母親の勢いに完全に負けているのが残念です。

そんな絶望的な状況の中で、紗季が「竹之内さんの力になりたいです!」と申し出るシーンは、この物語の大きな転換点になるのではないかと感じました。これまでは透が紗季を支える場面が多かったですが、ここからは紗季が透を支え、二人で困難に立ち向かっていくことになるのでしょう。二人の絆がより一層深まり、恋愛関係へと発展していくきっかけになるのかもしれません。

それにしても、愛実とその母親という強烈なキャラクターは、物語をさらにややこしく、そして面白くしてくれそうです。次回の展開がどうなるのか、紗季と透がこの難局をどう乗り越えるのか、非常に楽しみです。

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ABOUT ME
コマさん(koma)
コマさん(koma)
野生のライトノベル作家
社畜として飼われながらも週休三日制を実現した上流社畜。中学生の頃に《BAKUMAN。》に出会って「物語」に触れていないと死ぬ呪いにかかった。思春期にモバゲーにどっぷりハマり、暗黒の携帯小説時代を生きる。主に小説家になろうやカクヨムに生息。好きな作品は《BAKUMAN。》《ヒカルの碁》《STEINS;GATE》《無職転生》
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