復讐モノ

【純白のウエディングドレスで復讐を】21話あらすじから結末まで全てネタバレ解説

ずっちー

【純白のウエディングドレスで復讐を】21話をネタバレありで解説する

前回、透が愛実とその家族との間で板挟みになっていることを知った紗季が、「竹之内さんの力になりたいです!」と協力を申し出た第20話。第21話は、紗季と透の絆がさらに深まる様子と、愛実の母親の強烈な介入、そして愛実自身の新たな企みが描かれます。

深まる絆:互いを支え合う二人

紗季の「力になりたい」という申し出に対し、透は「こうして愚痴を聞いてもらえるだけでも十分力になっていただいてますよ」と感謝を伝えます 。紗季は、陸の浮気に気づいた時、透が「一緒に戦うって言ってくれてとても心強かったんです」と、当時の心境を改めて語り、「今度は私に竹之内さんの手助けをさせてください」と真摯に伝えます 。二人の間には、単なる協力関係を超えた、深い信頼と共感が育まれていました。

親同士の攻防?:愛実の母からの電話

そんな中、愛実の母親から陸の母親(斎藤さん)に電話がかかってきます。「お互い子供が大変なことをしでかしてしまって」と切り出す愛実の母に対し、陸の母は「愛実ちゃんのほうはまだ解決してないんじゃございません?」と冷静に対応。愛実の母は、「行き遅れの娘が婚約破棄されたなんてことになったらとんだ恥さらしだわ」「さっさと結婚してちょうだい!」と、世間体を気にして一方的に結婚を強要します。さらに、「うちの子の考えがありますからー」「なんで陸ママが余計な口出ししてくんの!?」と、陸の母親の助言にも聞く耳を持ちません。この電話のやり取りは、愛実にも筒抜けのようでした。

逆恨みと新たな企み:愛実の黒い決意

母親からのプレッシャーと、陸の母親への反発からか、愛実は「くだらねぇことで電話してくんなっ」「行き遅れじゃねえし」と荒れています。そして、「透くんとその女(紗季)仲いいんでしょ?」「あの女っ・・・・・・やっとATMみたいなチョロいボンボンが手に入ったのに…」と、紗季への憎しみをさらに募らせます。そして、「確かに他人の男にちょっかいかけたらどうなるか教えてやるよ」「あの女利用するか」と、紗季に対して何かを企んでいる様子。どうやら、このまま黙って引き下がるつもりは毛頭ないようです。

日常と、迫りくる影

一方、紗季は透にマンション売却に強い同期を紹介してもらう約束を取り付け、少しずつ日常を取り戻そうとしていました。待ち合わせ場所に向かう紗季のスマートフォンには、透からの「いつもの喫茶店に20時でいかがでしょう」というメッセージが。しかし、その紗季の背後には、不気味な影が迫っていました

愛実の新たな企みとは何なのか。そして、紗季に迫る危機とは。物語は、再び不穏な空気に包まれていきます。

まとめとして、【純白のウエディングドレスで復讐を】21話を読んだ感想

第21話は、紗季と透の絆が深まる心温まるシーンと、それとは対照的な愛実とその母親の強烈なキャラクター、そして愛実の新たな悪だくみが描かれ、緩急のある展開でした。紗季が透に対して「今度は私に手助けをさせてください」と申し出る場面は、二人の関係性が新たなステージに進んだことを感じさせ、応援したくなりました。

一方で、愛実の母親の言動には、もはや開いた口が塞がりませんでした。「行き遅れの娘が婚約破棄されたなんてとんだ恥さらし」というセリフは、娘を心配しているというより、自分たちの世間体しか考えていないことが見え見えで、非常に不快でした。こんな母親だから、愛実のような自己中心的な性格になったのだろうと改めて納得してしまいます。

そして、その母親からのプレッシャーもあってか、愛実が紗季に対して新たな攻撃を企んでいる様子は、本当に恐ろしいですね。「あの女利用するか」というセリフからは、彼女の底知れない悪意を感じます。

最後の、紗季に迫る不気味な影も、一体誰なのか、何をしようとしているのか、非常に気になります。ようやく平穏が訪れるかと思いきや、またしても新たな波乱の予感。この作品は、読者を安心させてくれませんね。次回、愛実がどんな行動に出るのか、そして紗季と透はそれをどう乗り越えるのか、目が離せない展開になりそうです。

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ABOUT ME
コマさん(koma)
コマさん(koma)
野生のライトノベル作家
社畜として飼われながらも週休三日制を実現した上流社畜。中学生の頃に《BAKUMAN。》に出会って「物語」に触れていないと死ぬ呪いにかかった。思春期にモバゲーにどっぷりハマり、暗黒の携帯小説時代を生きる。主に小説家になろうやカクヨムに生息。好きな作品は《BAKUMAN。》《ヒカルの碁》《STEINS;GATE》《無職転生》
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