【純白のウエディングドレスで復讐を】22話あらすじから結末まで全てネタバレ解説

【純白のウエディングドレスで復讐を】22話をネタバレありで解説する
前回、紗季への憎悪を募らせる愛実が「あの女利用するか」と不気味な企みを口にし、紗季の背後に怪しい影が迫るという緊迫した場面で終わった第21話。第22話は、ついに愛実が紗季に対して直接的な危害を加え、それを知った透が愛実と対峙する衝撃的な展開が描かれます。
迫りくる魔の手:紗季、何者かに突き飛ばされる
透との待ち合わせ場所に向かっていた紗季。しかし、その道中、何者かによって背後から強く突き飛ばされ、道路に転倒し、あわや車に轢かれそうになるという事件が発生します。幸い、検査入院する程度で済んだものの、紗季は「誰かに押されました」と、事故ではない可能性を感じていました。
透の怒りと、愛実への疑念
紗季が無事であることに安堵しつつも、話を聞いた透はすぐに病院を後にします。「庄野さんが考えているようなことはしません」と紗季には伝えたものの、彼の胸にはある確信が芽生えていました。透が向かった先は、愛実が待つ自宅マンションでした。
インターホンを鳴らし、部屋に入ってきた透に対し、愛実は「やーっと愛実の元に帰ってきてくれたんだね」「お帰りなさい あ・な・た♡」と甘えた声で出迎えます。しかし、透の表情は硬く、冷たい声で問い詰めます。
「お前 庄野さんに何をした?」 「庄野さんが何者かに背中を押されて車に轢かれそうになったんだよ お前がやったんじゃないのか?」
白々しい嘘と、狂気の脅迫
透の鋭い追及に対し、愛実は「え~何?なんの話い?」「まさかぁ~」と、白々しく嘘をつき通そうとします。しかし、透の真剣な眼差しから逃れられないと悟ったのか、愛実はついに本性を現し始めます。
「愛実はなぁーんにも知らないけどぉ」 「透が愛実と結婚してくれなきゃ 紗季さんが、もーっと不幸になっちゃうかも♡ なーんてね♡」
この言葉は、紗季を突き飛ばしたのが自分であることを暗に認め、さらに透が自分と結婚しなければ紗季にさらなる危害を加えることを示唆する、狂気に満ちた脅迫でした。愛実の常軌を逸した執念と残虐性が、ついに一線を超えた瞬間です。透は、そんな愛実の言葉を静かに聞き、「・・・わかった」とだけ答えるのでした。
果たして、透の「わかった」という言葉の真意は何なのか。そして、紗季の身の安全は。物語は、息もつかせぬサスペンスフルな展開で次へと進みます。
まとめ【純白のウエディングドレスで復讐を】22話を読んだ感想
第22話は、ついに愛実が紗季に対して直接的な暴力行為に及んだという、非常に衝撃的で許しがたい展開でした。これまでも彼女の言動は常軌を逸していましたが、実際に人を傷つけようとする行動に出たことで、もはや彼女は単なる「悪女」ではなく「犯罪者」の領域に足を踏み入れたと言えるでしょう。
紗季が車に轢かれそうになったと聞いた時の透の怒りと、その後の愛実への冷静な追及は、彼の紗季への深い想いを感じさせました。「お前 庄野さんに何をした?」というセリフには、静かながらも燃えるような怒りが込められていたように思います。
そして、愛実の「透が愛実と結婚してくれなきゃ 紗季さんが、もーっと不幸になっちゃうかも♡」という脅迫めいた言葉には、本当に背筋が凍りました。自分の欲望のためなら、平気で他人を不幸に陥れようとする彼女の思考回路は、もはや理解不能です。
最後の、透の「・・・わかった」という一言が非常に気になります。これは、愛実の脅迫に屈したという意味なのか、それとも何か別の考えがあっての発言なのか…。この言葉の真意が、今後の物語の鍵を握っていることは間違いなさそうです。
この第22話で、愛実の危険性が頂点に達し、紗季の身にさらなる危機が迫っていることを強く感じさせました。透が紗季をどう守り、そして愛実の暴走をどう止めるのか、次回の展開から目が離せません。
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