復讐モノ

【純白のウエディングドレスで復讐を】23話あらすじから結末まで全てネタバレ解説

ずっちー

【純白のウエディングドレスで復讐を】23話をネタバレありで解説する

前回、紗季を尾行し、背後から突き飛ばすという衝撃的な行動に出た愛実。そして、その現場に駆けつけた透が愛実と対峙するという緊迫した場面で終わった第22話。第23話は、その続きから、愛実の常軌を逸した自己中心的な言動と、紗季を守ることを決意した透の強い意志が描かれます。

狂気の懇願:透に結婚を迫る愛実

紗季を突き飛ばした件で透に問い詰められた愛実は、「嬉しい これでやっと透と結婚できるんだね」と、全く悪びれる様子もなく、笑顔で言い放ちます。透が「誰が結婚するって言ったんだよ」「お前の魂胆がわかったってことだよ」と冷たく突き放すと、愛実は「なんで……なんで……」と錯乱状態に。

そして、「大人しく愛実と結婚すればいいだけの話でしょ!?」「浮気していいから……ね?結婚しよ」と、常識では考えられない言葉で透に結婚を迫ります 。透が「愛実が浮気しなけりゃ俺たちはとっくに結婚してたし 俺と庄野さんが出会うこともなかった 自業自得だ」と正論をぶつけても、愛実には全く響きません。

絶望と逆恨み:「あの女さえいなければ」

「なんで全部上手くいかないの」「結婚したい結婚したい結婚したい…」と泣き叫ぶ愛実に対し、透は「…これ以上愛実のこと嫌いにさせないでくれ」と静かに告げます 。しかし、愛実は「あの女さえいなければ」と、全ての責任を紗季に転嫁し、憎悪を募らせるのでした

紗季への謝罪と、守る決意

翌日、透は紗季の元を訪れ、前日の出来事を謝罪します。「本当に申し訳ありません」「責任の一端は俺にあります」「止めることができなくてすみません」と深々と頭を下げる透。そして、「ハッキリ認めてはいませんが庄野さんに危害を加えたのは恐らく愛実です」と告げます

紗季の怪我の具合を気遣い、病院の検査結果に問題がなかったことを確認した透は、愛実の行動がまだ読めないため、「なので俺をあなたのそばに置いてくれませんか」と、紗季を守るためにそばにいたいと申し出るのでした 。

果たして、紗季はこの透の申し出を受け入れるのでしょうか。そして、愛実の次なる行動とは。物語は、新たな局面を迎えます。

まとめ【純白のウエディングドレスで復讐を】23話を読んだ感想

第23話は、愛実の狂気じみた言動に、もはや恐怖すら覚える回でした。「浮気していいから結婚しよ」というセリフは、彼女の自己中心性と現実逃避が極まっていることを示しており、本当に理解不能です。自分の犯した罪を一切顧みず、全ての責任を他人に転嫁する姿には、ただただ呆れるばかりでした。

そんな狂気の愛実に対し、透が毅然とした態度で「自業自得だ」「これ以上愛実のこと嫌いにさせないでくれ」と言い放つシーンは、彼の誠実さと苦悩が伝わってきて、非常に印象的でした。彼もまた、愛実によって深く傷つけられた被害者の一人なのですよね。

そして、最後の透の「俺をあなたのそばに置いてくれませんか」という申し出には、思わず胸が熱くなりました。紗季を守りたいという彼の強い意志と、彼女への特別な想いが感じられる、とても重要なセリフだったと思います。これまでお互いを支え合ってきた二人の関係が、この申し出によってどう変化していくのか、非常に楽しみです。

この第23話で、愛実の異常性がより一層際立ち、紗季と透が共に彼女の脅威に立ち向かっていくことになるのだろうという予感がしました。愛実の次なる行動も気になりますが、それ以上に、紗季と透の二人がこの困難を乗り越え、幸せを掴むことができるのか、心から応援したくなる回でした。

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ABOUT ME
コマさん(koma)
コマさん(koma)
野生のライトノベル作家
社畜として飼われながらも週休三日制を実現した上流社畜。中学生の頃に《BAKUMAN。》に出会って「物語」に触れていないと死ぬ呪いにかかった。思春期にモバゲーにどっぷりハマり、暗黒の携帯小説時代を生きる。主に小説家になろうやカクヨムに生息。好きな作品は《BAKUMAN。》《ヒカルの碁》《STEINS;GATE》《無職転生》
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