復讐モノ

【純白のウエディングドレスで復讐を】24話あらすじから結末まで全てネタバレ解説

ずっちー

【純白のウエディングドレスで復讐を】24話をネタバレありで解説する

前回、紗季を守るために「あなたのそばに置いてくれませんか」と申し出た透。第24話は、その申し出を受けた紗季の答えと、愛実のさらなる異常な企み、そして紗季と透の距離がさらに縮まる様子が描かれます。

守る決意と、新たな日常の始まり

透の「俺が庄野さんを守ります」という申し出に対し、紗季は「そんなっ・・・・竹之内さんにもお仕事やご都合があると思いますし大丈夫ですよ!」と一度は遠慮します。しかし、透の「俺を助けると思ってお願いします」という真摯な言葉と、「愛実が完全に諦めるまで少し考えがあるんです」という言葉に、紗季は「わかりました」と彼の申し出を受け入れることにします。

こうして、透による紗季の送り迎えが始まりました。その様子を陰から見ていた愛実は、「マジで毎日送り迎えしてんのかよ!」「私には電車通勤させてたクセにっ 助手席は愛実のものなのに!」と、憎悪の炎をさらに燃え上がらせます

愛実の狂気:元婚約者への異常な依頼

紗季と透が一緒にいることで、直接手出しができないと考えた愛実。彼女が次に思いついたのは、元婚約者である陸を利用して紗季を襲わせるという、あまりにも常軌を逸した計画でした。「使えそうなヤツいないからあの女を襲ってとか頼めないし…あ、一人いるじゃん♡ 金ないから人雇えないし…」と、愛実は陸に電話をかけます。

「ね~陸ぅ 紗季さんのこと襲ってくれない?ちょっと怪我させるくらいでいいから!犯す感じでもいいよ?元婚約者なんだからヤっても大した罪にはなんないでしょ?」

このあまりにもおぞましい依頼に、陸はさすがに「いい加減にしろよ」と拒絶。しかし、愛実は「愛実たちばっか悪者にされてひどいと思わない!?」「愛実と透の結婚を邪魔する紗季さんをこらしめてほしいだけなのにい」と、泣き落としにかかります。

陸の葛藤と、紗季への想い

愛実の異常な依頼を断った陸ですが、彼女の「やっぱ透と紗季さん付き合ってるんだけど?」という言葉には動揺を隠せません。そして、紗季が以前見せた涙を思い出し、「ふだん強がって全然泣かないヤツがボロボロ泣くほうが何かあるとすぐ泣くヤツの涙より心にグサッと刺さるもんなんだよ」「そんな紗季をっ・・・・・・襲えとか・・・・・・」と、紗季への未練と罪悪感に苦しむ様子を見せます。そして、愛実に対し「もう連絡してこないでくれ」と、きっぱりと関係を断ち切るのでした。

深まる絆:紗季からの誘い

透は毎日紗季を送り届け、「明日は土曜日ですけどどうされますか?どこかお出かけになる予定なら俺もご一緒しますよ」と気遣います。紗季は一瞬ためらいますが、「約束があるにはあるんですけど…でも私と一緒について来てもらえませんか?」「竹之内さんの優しさに少し甘えてしまうかもしれませんが」と、自ら透を誘うのでした。驚く透に対し、紗季は微笑みかけるのでした。

愛実の魔の手はすぐそこまで迫っているのかもしれませんが、紗季と透の絆は、この困難な状況の中でより一層強くなっているようです。

まとめ【純白のウエディングドレスで復讐を】24話を読んだ感想

第24話は、愛実の狂気がついに一線を超えたと感じさせる、非常に衝撃的な回でした。元婚約者の陸に紗季を襲わせようとするなど、もはや彼女の思考回路は完全に破綻しているとしか思えません。「犯す感じでもいいよ?」などというセリフには、吐き気を催すほどの嫌悪感を覚えました。

そんな中で、唯一の救いは陸がその依頼をきっぱりと断ったことですね。彼にもまだわずかながら良心が残っていたのか、それとも紗季への未練がそうさせたのかは分かりませんが、愛実の言いなりにならなかったことには少しだけ安堵しました。紗季の涙を思い出し葛藤する彼の姿には、ほんの少しだけ同情の余地があるのかもしれませんが、それでも彼が犯した罪が消えるわけではありません。

そして、透の紗季への献身的なサポートと、それに応えるように少しずつ心を開いていく紗季の姿には、とても心温まるものがありました。特に最後の、紗季が透を「一緒について来てもらえませんか?」と誘うシーンは、二人の関係が新たなステージに進んだことを感じさせ、今後の展開に大きな期待を抱かせます。

愛実という大きな脅威が存在する中で、紗季と透がどのようにして互いを守り、そして幸せを掴んでいくのか。この24話で、物語のサスペンスフルな側面と、二人の恋愛模様の双方から目が離せなくなりました。

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ABOUT ME
コマさん(koma)
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野生のライトノベル作家
社畜として飼われながらも週休三日制を実現した上流社畜。中学生の頃に《BAKUMAN。》に出会って「物語」に触れていないと死ぬ呪いにかかった。思春期にモバゲーにどっぷりハマり、暗黒の携帯小説時代を生きる。主に小説家になろうやカクヨムに生息。好きな作品は《BAKUMAN。》《ヒカルの碁》《STEINS;GATE》《無職転生》
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