【純白のウエディングドレスで復讐を】27話あらすじから結末まで全てネタバレ解説

【純白のウエディングドレスで復讐を】27話をネタバレありで解説する
前回、紗季への憎悪を募らせる愛実が、自室の異変に気づくという不穏な場面で終わった第26話。第27話は、その異変の真相と、透の用意周到な計画、そしてさらに追い詰められる愛実の怒りが描かれます。
部屋の異変:愛実の私物が消えた?
愛実が気づいた部屋の異変、それはクローゼットや寝室から愛実の私物がごっそりなくなっていたことでした。「朝出かける時は全部あったのに いつの間に!?!?」と、愛実は驚きと怒りを隠せません。照明器具までなくなっているのを見て、一体どうやったのかと疑問を抱きます。
透の計画:母親を巻き込んだマンション引き払い
その頃、紗季は透と会い、例の「少し考えがある」という計画について話を聞いていました。透は「愛実は俺たち二人をしばらくつけ回すと思います」「アイツの留守を狙ってマンションを引き払うつもりです」と告げます。紗季が「竹之内さんが愛実さんに見張られてる状況でそんなことできるんですか?」と尋ねると、透は「マンションの名義は俺なので委任状さえあれば親族でも部屋の契約解除を依頼できます」「愛実の母親とやり合ったうちの母親が乗り気なので全て任せることにしました」と、自身の母親に協力を依頼し、愛実が留守の間に部屋を完全に引き払う計画を明かします。透の母親は「あの一族と縁を切るわよ!早く追い出して!」と、かなり積極的な様子です。
強制退去と母親からの連絡:八方塞がりの愛実
そして計画は実行され、愛実が部屋に戻ると、もぬけの殻。鍵まで替えられていました。「ってか今日マンション引き払うことになってたはずだけど 上手くいってたら連絡よこすでしょ… 透はあの女と一緒だったのに!」と、愛実は状況が飲み込めず混乱します。
そんな中、愛実のスマートフォンに母親から電話がかかってきます。「何これ?アンタ上手くやれって言ったでしょ?どういうこと?」「今うちの前にトラックが停まってアンタの荷物をどんどんうちに運び込んでるわよっ」「こんな夜遅くに近所から変な目で見られるじゃないの!」と、強制的に実家へ荷物を送り返されたことを知らされます。「これフツーに盗難じゃん!」と叫ぶ愛実ですが、母親は「今それどころじゃないからっ」と電話を切ってしまいます。
新たな宣戦布告:「売られた喧嘩買ってやるよ」
「マンションまで引き払って……!今すぐあの女と暮らすつもり!?」「愛実をバカにしやがって……最悪な場所に送りやがって!」と、愛実の怒りは頂点に達します。そして、「そっちがその気なら……売られた喧嘩買ってやるよ 庄野紗季」と、紗季への宣戦布告とも取れる言葉を吐き捨てるのでした。
一方、紗季は透と別れた後、「今日は迷惑かけちゃったけど竹之内さんがいてくれてよかった」と、彼の存在に改めて感謝していました。数日後、二人は再び会う約束をし、紗季は「あの日以来なんか照れる…」と、透を意識している様子を見せます。
愛実の怒りは紗季へと完全に向けられました。果たして、彼女はどんな手段で紗季に復讐しようとするのか。物語は、ますます予測不可能な展開へと進んでいきます。
まとめ【純白のウエディングドレスで復讐を】27話を読んだ感想
第27話は、透の用意周到な計画と、その母親の強烈なキャラクターが炸裂する、非常に痛快な回でした。愛実がまんまと留守にしている間に、部屋のものを全て撤去し、実家に送りつけるという荒業には、思わず笑ってしまいました。特に透のお母様の「あの一族と縁を切るわよ!早く追い出して!」というセリフからは、彼女の強い意志と行動力が感じられ、頼もしい限りです。
一方、愛実の反応は相変わらずで、自分の荷物が勝手に運び出されたことを「盗難じゃん!」と叫ぶあたり、全く反省の色が見えませんね。そして、全ての怒りの矛先を紗季に向け、「売られた喧嘩買ってやるよ」と宣戦布告する姿は、彼女の執念深さを改めて感じさせました。
この第27話で、透と愛実の物理的な関係はほぼ完全に断ち切られたように見えますが、愛実の紗季への憎しみはむしろ増大しているようです。彼女がこれからどんな手段で紗季に嫌がらせをしてくるのか、想像するだけで恐ろしいです。
そんな中で、紗季が透に対して「あの日以来なんか照れる…」と感じている描写は、二人の関係が進展していることを示唆していて、少しホッとしました。この二人が、愛実という大きな障害を乗り越えて幸せになれるのか、今後の展開から目が離せません。
◁前の記事はこちらから

▷次の記事はこちらから
