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【純白のウエディングドレスで復讐を】33話あらすじから結末まで全てネタバレ解説

ずっちー

【純白のウエディングドレスで復讐を】33話をネタバレありで解説する

前回、陸の暴走から紗季を守り、ついに「好きだから」と真っ直ぐな想いを伝えた透。第33話は、その告白に対する紗季の答えと、二人の関係の新たな始まり、そして周囲の温かいサポートが描かれます。

心が通じ合う瞬間:紗季の答えと透の誓い

「庄野さんのことが好きだから」という透のストレートな告白に、紗季は「嬉しい…です……」と涙を浮かべます。そして、「あのっ 庄野さんじゃなく 私も…竹之内さんのことが好き……………」と、はっきりと透への想いを伝えるのでした。透は「紗季さん」と優しく呼びかけ、改めて「紗季さんのことを俺に守らせてください」「もう愛実の好きなようにはさせません」と、力強く誓います。

その夜、紗季は陸がまた戻ってくる可能性を考え、透に車で会社近くのビジネスホテルまで送ってもらいました。「婚約破棄して間もないのにこんなことになるなんて…」と複雑な心境を吐露する紗季に、透は「安心してください」「一緒に乗り越えましょう」と、優しく寄り添うのでした。

職場での温かいサポート:一人じゃないと知る紗季

翌朝、会社に迷惑をかけていることを気に病みながら出社した紗季。どんな顔をして同僚と接すればいいのかと不安に思っていましたが、同僚たちは「おはよう!」「なんか大変なことに巻き込まれたみたいね?」「何をしたら庄野さんの助けになるのかわからなくて上手く声かけられなくてごめんなさいっ」と、紗季を気遣い、温かい言葉をかけてくれます

紗季は「プライベートな件で会社に御迷惑をおかけして大変申し訳ございませんでした」「仕事で挽回できるかわかりませんが精一杯頑張りますのでよろしくお願いします」と深々と頭を下げます。すると、上司が紗季の肩を叩き、「ほら顔あげて 今でも頑張りすぎなくらいなのにまだ頑張るの?」と優しい言葉をかけ、さらに会社の公式サイトに掲載されたある告知を見せるのでした。

会社としての対応:法的措置という強い味方

そこには、「弊社社員に関する投稿について」というタイトルで、「弊社社員に対する名誉棄損で該当アカウントに対し、今後正式に顧問弁護士を通じて法的措置を講じる」という、会社としての毅然とした対応が記されていました。これを見た紗季は「法的措置…?」と驚きつつも、会社が自分を守ろうとしてくれていることに、大きな勇気と安心感を得るのでした。「はいっ 頼りにしてる」と、紗季は前を向きます。

多くの困難を乗り越え、ついに想いが通じ合った紗季と透。そして、周囲の温かいサポート。二人の未来には、ようやく明るい光が見え始めてきました。

まとめ【純白のウエディングドレスで復讐を】33話を読んだ感想

第33話は、紗季と透の想いがついに通じ合う、本当に感動的な回でした。透の真っ直ぐな告白と、それに対する紗季の素直な返事。これまで数々の困難を共に乗り越えてきた二人だからこそ、この瞬間の喜びはひとしおだったと思います。「一緒に乗り越えましょう」という透の言葉には、彼の誠実さと紗季への深い愛情が感じられ、読んでいるこちらも胸が熱くなりました。

そして、紗季が職場で同僚たちから温かい言葉をかけられるシーンも、非常に印象的でした。一人で悩みを抱え込みがちな紗季にとって、周囲の理解とサポートはどれほど心強かったことでしょう。特に、会社がSNSでの誹謗中傷に対して「法的措置を講じる」という毅然とした対応を示したことには、スカッとすると同時に、紗季が守られているという安心感を覚えました。

この第33話で、紗季と透の関係は新たなステージへと進み、そして紗季を取り巻く環境も少しずつ良い方向へと向かっていることを感じさせます。もちろん、愛実という大きな問題はまだ残っていますが、今の二人なら、そして彼女を支える周囲の人々がいれば、きっと乗り越えていけるはずです。

物語のテーマとしても、絶望的な状況から立ち上がり、人との絆によって救われていくという、普遍的なメッセージが込められているように感じました。ようやく訪れた希望の光が、このまま紗季と透を照らし続けてくれることを心から願います。次回以降、二人がどんな未来を築いていくのか、そして愛実との最終的な決着がどうなるのか、ますます目が離せません。

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ABOUT ME
コマさん(koma)
コマさん(koma)
野生のライトノベル作家
社畜として飼われながらも週休三日制を実現した上流社畜。中学生の頃に《BAKUMAN。》に出会って「物語」に触れていないと死ぬ呪いにかかった。思春期にモバゲーにどっぷりハマり、暗黒の携帯小説時代を生きる。主に小説家になろうやカクヨムに生息。好きな作品は《BAKUMAN。》《ヒカルの碁》《STEINS;GATE》《無職転生》
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