復讐モノ

【純白のウエディングドレスで復讐を】34話あらすじから結末まで全てネタバレ解説

ずっちー

【純白のウエディングドレスで復讐を】34話をネタバレありで解説する

前回、紗季と透の想いが通じ合い、さらに会社も紗季を守るために法的措置を講じることを発表するという、希望に満ちた展開で終わった第33話。しかし、第34話では、愛実の悪あがきとSNSでの炎上、そして紗季の反撃の狼煙が描かれます。

終わらない炎上:愛実の巧妙な情報操作

紗季の会社が法的措置を発表したにも関わらず、SNSでの炎上は収まるどころか、むしろ悪化していました。「保身乙」「ラブちゃんを口封じする気か!?」「淫乱社員をかばう秀星商事は悪」など、愛実の偽アカウント「婚約者を寝取られたラブちゃん」に同情し、紗季や会社を非難するコメントが溢れていたのです 。愛実はさらに、「そうだよね、会社は社員を守るよね・・・私が死んだら、全部丸く収まるのかな」と、自殺を匂わせるような投稿をすることで、同情を誘い、炎上を煽っていました 。その結果、社屋の周りには再生数稼ぎのインフルエンサーや野次馬が増え、紗季は会社に出社することすら困難な状況に陥ります。

紗季の苦悩と、反撃への決意

電話番号を変えたことでいたずら電話は来なくなったものの、人目が気になって落ち着かず、会社の評判も落ち込んだまま。紗季は「開示請求や法的措置には時間がかかる」「取り返しがつかなくなる前にどうにかしないと―」と、焦りと無力感に苛まれます。そんな紗季に対し、上司は「ラブちゃん、このアカウント知ってますか? @saki_shono」と、紗季自身の名前で作成されたSNSアカウントの存在を伝えます 。それは、愛実が紗季になりすまして作成した偽アカウントの可能性もありました。

反撃開始:真実を告げる紗季のアカウント

「DMかーよし!」と、紗季はついに反撃を決意します。彼女は自らSNSアカウント「庄野紗季 @saki_shono」を立ち上げ(あるいは以前からあったものかもしれませんが、本格的に発信を始め)、「ラブちゃんの投稿はすべて嘘です。私が、ラブちゃんに婚約者を奪われました」「真実をお話しします」と、堂々と投稿するのでした 。これにはSNS上も「え?」「どうせなりすましでしょー?」と騒然となりますが、紗季の反撃はまだ始まったばかりです。

いよいよ直接対決へ?

「さあ 反撃開始」。紗季の力強い言葉と共に、物語は新たな局面を迎えます。果たして、紗季はSNS上でどのように真実を明らかにしていくのでしょうか。そして、愛実はこの紗季の反撃にどう出るのか。二人の直接対決の時は近いのかもしれません。

まとめ【純白のウエディングドレスで復讐を】34話を読んだ感想

第34話は、愛実の執念深さとSNSの恐ろしさを改めて感じさせられる回でした。会社が法的措置を発表しても全く怯むことなく、むしろ自殺まで匂わせて同情を誘い、炎上を拡大させようとする愛実の策略には、もはや言葉もありません。彼女の自己愛と他者への攻撃性は、底が知れませんね。

そんな絶望的な状況の中で、紗季がついに反撃の狼煙を上げたシーンには、胸が熱くなりました。「ラブちゃんの投稿はすべて嘘です。私が、ラブちゃんに婚約者を奪われました」という堂々とした宣言は、彼女の強さと覚悟を感じさせ、読んでいるこちらも勇気づけられました。これまで受け身だった紗季が、自らSNSという戦場で真実を武器に戦おうとする姿は、非常に痛快です。

この第34話で、物語は愛実との最終決戦に向けて大きく動き出したように感じます。紗季がSNSでどんな情報を発信し、愛実の嘘をどう暴いていくのか、そして世間の反応はどう変わっていくのか、目が離せません。

また、愛実が紗季になりすましてアカウントを作成している可能性も示唆されており、情報戦はますます複雑な様相を呈してきそうです。紗季と透、そして彼女を支える周囲の人々が、この困難な状況をどう乗り越え、愛実に完全な制裁を下すのか、今後の展開に大きな期待を寄せています。

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ABOUT ME
コマさん(koma)
コマさん(koma)
野生のライトノベル作家
社畜として飼われながらも週休三日制を実現した上流社畜。中学生の頃に《BAKUMAN。》に出会って「物語」に触れていないと死ぬ呪いにかかった。思春期にモバゲーにどっぷりハマり、暗黒の携帯小説時代を生きる。主に小説家になろうやカクヨムに生息。好きな作品は《BAKUMAN。》《ヒカルの碁》《STEINS;GATE》《無職転生》
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