【純白のウエディングドレスで復讐を】38話あらすじから結末まで全てネタバレ解説

【純白のウエディングドレスで復讐を】38話をネタバレありで解説する
前回、愛実との騒動に一応の決着がつき、紗季と透が二人で幸せになることを誓い合った第37話。しかし、最後に愛実と森村弁護士の不気味なやり取りがあり、新たな波乱が予感されました。第38話は、その後の透の職場での出来事と、紗季と透の関係が新たなステージに進む様子が描かれます。
愛実の復職と、透への海外栄転の提案
透は上司に呼び出され、愛実が精神科の診断書を提出し、例の騒動や無断欠勤にも正当な理由があると主張して、受付に復職することを認めざるを得なかったと告げられます 。上司は、あんな騒動の後で愛実と顔を合わせて仕事をするのは透にとっても負担だろうと気遣い、来季からニューヨーク支社で始まる大型プロジェクトのメンバーに透を推薦しようと考えていることを伝えます 。これは、透にとって二度とないかもしれない大きなチャンスでした 。しかし、透は「少し考えさせてください」と即答を避けます 。
透の決意:紗季との未来と両親への挨拶
数日後、透は紗季と会い、仕事が元通りになったことを喜び合います。そして、透は紗季に「お願いがあるんだ」「俺の両親に会ってほしい」と切り出します 。紗季と付き合っていることを両親に伝えたところ、紗季が「愛実の浮気相手の婚約者だった女性」だと知り、不安に思ったようです 。透は「紗季さんとの将来を真剣に考えてるから」「両親の誤解は早めに解いておきたいし 紗季さんには俺自身の将来についても知っておいてほしいんだ」と、真剣な想いを伝えます 。紗季は「うん わかった」と、透の両親に挨拶に行くことを承諾するのでした 。
豪邸への訪問:緊張の初対面
そして数日後、紗季は透と共に彼の実家を訪れます。そこに広がっていたのは、紗季が「えええっ 豪邸……………」と絶句するほどの立派な家でした 。愛実が以前「透の実家は超太い」と言っていたことを思い出し、緊張が高まります 。
「初めまして 本日はお招きいただきましてありがとうございます」「透さんとお付き合いさせていただいている庄野紗季と申します」と、緊張しながらも丁寧に挨拶をする紗季。果たして、透の両親は紗季をどのように迎え入れるのでしょうか。そして、透が紗季に伝えたい「自身の将来」とは一体何なのか。物語は、新たな展開に向けて動き出します。
まとめ【純白のウエディングドレスで復讐を】38話を読んだ感想
第38話は、愛実のまさかの復職という衝撃的なニュースから始まりましたが、それ以上に透の紗季への真摯な想いと、二人の関係が新たなステージに進んだことに胸が熱くなる回でした。
愛実が診断書を盾に復職するという展開には、正直「またか…」とうんざりしましたが、それに対する上司の透への配慮(海外プロジェクトへの推薦)は、彼のこれまでの頑張りが認められている証だと感じました。しかし、その大きなチャンスに対して即答せず、紗季との関係を優先しようとする透の姿には、彼の紗季への愛情の深さが感じられます。
そして、透が紗季を両親に紹介したいと申し出るシーンは、二人の関係が結婚を視野に入れた真剣なものであることを示しており、読んでいるこちらも嬉しくなりました。「紗季さんとの将来を真剣に考えてるから」という透の言葉は、とても頼もしく、誠実さが伝わってきます。
最後の、透の実家が想像以上の豪邸だったという場面は、少しコメディ要素も感じさせつつ、紗季がこれから足を踏み入れる世界の大きさと、それに伴うであろう新たな試練を予感させます。愛実が言っていた「透の実家は超太い」という言葉の重みが、ここにきて現実のものとなりましたね。
この第38話で、愛実という存在がまだ燻っている一方で、紗季と透の絆はますます強固なものになっていることが描かれました。透の両親との顔合わせがどうなるのか、そして彼が紗季に伝えたい「自身の将来」とは何なのか、次回の展開から目が離せません。二人の幸せを心から願いつつ、新たな波乱がないことを祈るばかりです。
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