【純白のウエディングドレスで復讐を】7話あらすじから結末まで全てネタバレ解説

【純白のウエディングドレスで復讐を】7話をネタバレありで解説する
前回、透の提案で始まった4人でのバーベキュー。和やかな雰囲気とは裏腹に、紗季と愛実の間には見えない火花が散っていました。そして、陸と愛実が二人きりで買い出しに行くという不穏な展開で終わった第6話。第7話は、そのバーベキューの場で愛実の巧妙な罠と、紗季のさらなる苦境が描かれます。
巧妙な罠:濡れ衣を着せられる紗季
買い出しに行ったはずの陸と愛実がなかなか戻ってこない中、紗季が焼いていた肉の皿が突然ひっくり返ってしまいます。「紗季さんが焼けたお肉ぜーんぶ落としちゃったのぉ」と、愛実はわざとらしく大きな声を上げ、すべての責任を紗季に押し付けます 。紗季は「私じゃなくて愛実さんがっ…」と反論しようとしますが、その声はかき消されてしまいます。
戻ってきた陸は、愛実の言葉を鵜呑みにし、「いい加減にしろよ」「今日は結婚式の謝罪も兼ねてるって言ったよな?」と紗季を一方的に責め立てます。さらに、「そこまで言うなら証拠見せろって」と、以前と同じ言葉で紗季を追い詰めるのでした。
開き直る加害者たち:追い詰められる紗季の心
愛実はここぞとばかりに、「私と陸の仲が良過ぎるからって嫉妬しちゃってるんでしょ!?」「そんなに空気乱したいの?」と紗季を挑発し、追い打ちをかけます。陸も「ったく愛実は優しすぎるよ」「あんまり変なこと言ってると結婚してやんないぞ」などと、愛実を擁護し、紗季を見下すような態度を取ります 。
紗季は、「病気のお母さんに結婚式を見せられなくてもいいのかよ~」という陸の言葉に、心が折れそうになります。「私が結婚式を延期できないからってこんなに開き直ってるの・・・・・・?? そりゃそっか・・・結婚式の前に浮気してるくらいだもんね」と、紗季の心には絶望感が広がっていきます。
見え隠れする本性:透の鋭い視線
そんな中、お酒がなくなったという愛実。透が「さっき透がお肉買ってきてくれたし 今度は陸が荷物持ちして?」と愛実に促され、再び陸と愛実が二人で売店へ行くことになります 。愛実は透に「大好き♡」と甘え、二人は仲睦まじくその場を去っていきました。
しかし、その様子を冷静に見ていた透の表情には、わずかな変化が。「これが愛実の本性か」という彼の心の声は、愛実の演技や嘘に気づき始めていることを示唆しています 。
追跡開始:真実を求めて
陸と愛実が二人きりになったこのチャンスを、紗季は見逃しませんでした。「竹之内さん 2人の後をつけませんか?」と透に提案します。透も「もちろんです 俺も行きますよ」と、紗季の提案に乗り、二人は陸と愛実の追跡を開始するのでした 。
果たして、この追跡で紗季と透は何を目撃するのでしょうか。そして、透は愛実の嘘を完全に見破ることができるのか。物語は、真実が暴かれる瞬間に向けて、緊張感を高めていきます。
まとめ【純白のウエディングドレスで復讐を】7話を読んだ感想
第7話は、愛実の計算高さと陸の愚かさがこれでもかと描かれ、読んでいるこちらの怒りが再び頂点に達するような回でした。焼き肉をひっくり返した濡れ衣を紗季に着せるシーンは、あまりにも古典的でありながら、その堂々とした嘘っぷりに一周回って感心すら覚えます。そして、それに簡単に騙され、紗季を責め立てる陸の姿には、もはや救いようがないと感じました。
「病気のお母さんに結婚式を見せられなくてもいいのかよ~」という陸のセリフは、紗季の弱みにつけ込む最低な脅しであり、彼の人間性を疑います。紗季がどれほど追い詰められ、絶望的な気持ちになっているかを思うと、本当に胸が苦しくなりました。
しかし、そんな中で唯一の救いとなったのが、透の冷静な視線です。「これが愛実の本性か」という彼のモノローグには、思わず「そうだ、気づいてくれ!」と心の中で叫んでしまいました。彼が愛実の嘘に気づき始めていることが明確になったのは、今後の展開において非常に大きな希望です。
そして最後の、紗季と透が二人を追跡するシーン。ここから反撃の狼煙が上がるのかと思うと、非常にワクワクしました。愛実と陸が二人きりでどんな行動に出るのか、そしてそれを紗季と透がどう突き止めるのか、次回の展開が待ちきれません。このバーベキューが、全ての真実を白日の下に晒す舞台となることを期待しています。
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