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【軍神と偽りの花嫁】26話あらすじから結末まで全てネタバレ解説

ずっちー

【軍神と偽りの花嫁】第26話をネタバレありで解説する

ついに心も身体も結ばれ、本当の夫婦となった明凛(めいりん)と汪煌明(おう こうめい)。第25話の感動的な初夜に続き、第26話では、二人の愛がさらに深く、そして熱く燃え上がる様子が描かれます。お互いの独占欲を確かめ合い、軍神が初めて見せる素顔。今回は、二人の魂が完全に一つになる、官能的で美しい夜の続きを詳しくご紹介いたします。

「もっとください」―本能が求める、初めての快感

初めて夫を受け入れた明凛の身体は、今までにない感覚に支配されます 。彼女は、煌明がずっとここにいたかったのだと感じながら、あまりの快感に「なんか変です」と戸惑いの声を上げました

しかし、それはすぐに、理性を溶かすほどの欲求へと変わります。彼女はためらうことなく、夫にこうねだるのでした

もっとください

これまでの遠慮や不安は完全に消え去り、ただ本能のままに愛する人を求める。それは、彼女が心も身体も、完全に夫に委ねた証でした

「私だけのものにしたい」―重なり合う、二人の独占欲

煌明の全てを知りたい、彼の特別な場所は自分だけのものにしたい 。そんな強い独占欲が、明凛の心に芽生えます。すると、まるでその心を見透かしたかのように、煌明も「私も同じことを考えていました」と告げました

そして、「全部見せるから、明凛も見せてくれ」と、お互いの全てをさらけ出すことを求めます 。二人の想いは、言葉にしなくても完璧に重なり合っていたのです。

「これは甘えなのかも」―妻だけに見せる、軍神の素顔

激しく求められる中で、明凛は夫の行動に暴力的なものとは違う、特別な感情を感じ取ります。普段、決して人には見せない彼の激しさは、自分にだけ心を許し、全てを委ねてくれている「甘え」なのではないか、と

そのことに気づいた彼女は、夫の全てを「大好き」だと感じます 。やがて、煌明は「中に出すぞ」と告げ、明凛は「はい」と、その全てを受け入れるのでした 。それは、二人の間に絶対的な信頼が生まれた瞬間でした。

「ずっと一緒にいてくれ」―夜明けに誓う、永遠の愛

情熱的な夜が明け、穏やかな時間が訪れます。煌明は、愛おしそうに妻を抱きしめながら、「出ていきたくないな」と、子供のように呟きました 。そして、「ずっと一緒にいてくれ」と、永遠の愛を誓います

その言葉に、明凛は「はい」と頷くことしかできません 。あまりの幸せに、夫の顔をまっすぐ見ることさえできないのでした 。長い夜を経て、二人は誰にも壊されることのない、固い絆で結ばれたのです。

まとめ【軍神と偽りの花嫁】26話を読んだ感想

前回の感動的な初夜から続く第26話は、二人の愛情の深さを、より一層官能的かつ繊細に描いた素晴らしい回でした。特に、お互いの独占欲が「私も同じことを考えていました」と重なり合うシーンは、二人がもはや一心同体であり、真のソウルメイトなのだということが伝わってきて、読んでいて鳥肌が立ちました

また、明凛が煌明の激しさを「甘え」だと解釈する場面には、彼女の深い洞察力と愛情を感じ、胸が熱くなりました 。ただ求められるだけでなく、相手の行動の裏にある本質を理解し、全てを受け入れる。これこそが、本当の愛なのだと教えられた気がします。

そして、夜が明けた後の煌明の「出ていきたくないな」というセリフ 。最強の軍神が見せる、無防備で愛おしい素顔に、心を鷲掴みにされました。全ての試練を乗り越えた二人が迎えた、完璧な朝。読者として、これ以上の幸福感はありません。心から「おめでとう」と言いたくなる、そんな珠玉の一話でした。

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コマさん(koma)
コマさん(koma)
野生のライトノベル作家
社畜として飼われながらも週休三日制を実現した上流社畜。中学生の頃に《BAKUMAN。》に出会って「物語」に触れていないと死ぬ呪いにかかった。思春期にモバゲーにどっぷりハマり、暗黒の携帯小説時代を生きる。主に小説家になろうやカクヨムに生息。好きな作品は《BAKUMAN。》《ヒカルの碁》《STEINS;GATE》《無職転生》
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