2025.11.16

【イクサガミ】強さランキングを予想！最強は誰かを徹底考察

ずっちー

Netflixドラマや原作小説で話題の「イクサガミ」。岡田准一さん演じる主人公や、横浜流星さん演じる謎の剣士など、魅力的なキャラクターたちが繰り広げるデスゲームで、一体最強は誰なのか気になりませんか。

この記事では、原作小説のネタバレ情報を含みつつ、登場人物の強さを考察し、独自のランキング形式で予想していきます。

この記事を読むと以下のことが理解できます

イクサガミの最強候補トップ10の実力
主人公・愁二郎の最終的な強さ
義兄弟や宿敵たちの実力比較
原作に基づいた総合的な強さの考察

原作ベース（ネタバレあり）で物語の結末を知りたい方はコチラの記事から▽

原作小説に基づく強さランキングTOP10（筆者考察）

結論として物語の戦歴や描写に基づき、最強キャラクターのランキングを考察しました。以下の記事でその理由を深掘っていこうと思います。

順位	キャラクター名	強さの根拠・考察
1位	天明刀弥	規格外の戦闘才能と成長速度。四蔵、カムイコチャ、ギルバートら実力者を圧倒。
2位	嵯峨愁二郎（最終形態）	全義兄弟の奥義を継承した「イクサガミ」。刀弥と唯一互角に戦える存在。
3位	眠（ミフティ）	島田宿で愁二郎・彩八・カムイコチャ・陸乾の4人を同時に相手にし、壊滅寸前に追い込んだ。
4位	人斬り半次郎（櫻）	義兄弟最強の四蔵と互角の死闘を演じた、実在の伝説的剣客。
5位	岡部幻斎	京八流を知り尽くした始末人。三助を殺害し、彩八に致命傷を負わせた老獪な実力者。
6位	化野四蔵	義兄弟最強格。複数の奥義を持ち、半次郎と互角に渡り合い、幻斎を倒した功績を持つ。
7位	貫地谷無骨	物語中盤の「壁」。菊臣右京を圧倒し、愁二郎（覚醒前）と蒸気機関車で死闘を演じた。
8位	カムイコチャ	弓の達人だが近接も可能。最強の刀弥を相手に善戦し、最後の一矢を報いた。
9位	ギルバート	英国軍人としての実力者。刀弥に敗れはしたが、双葉を逃がすため時間を稼いだ。
10位	柘植響陣	忍びとしての諜報・暗器・戦略が本領だが、最終奥義「神逐」の破壊力は凄まじい。

イクサガミ強さランキング予想【最強格の予想】

規格外の剣才・天明刀弥
覚醒後・嵯峨愁二郎の最終形態
始末人・岡部幻斎の真の実力
伝説の人斬り半次郎（櫻）

規格外の剣才・天明刀弥

「イクサガミ」の物語全体を通して、純粋な戦闘能力における最強候補として筆頭に挙げられるのが天明刀弥（てんみょうとうや）です。彼は、戦いそのものを楽しむために生まれついたような人物であり、天賦の才に恵まれています。

彼の最も恐ろしい点は、戦いの中で相手の技を見切り、それを即座に吸収し、さらに強くなっていくという規格外の成長速度にあります。

原作小説の「人」編・「神」編では、その実力が完全に開花します。アイヌの戦士カムイコチャや英国軍人ギルバートといった、蠱毒を生き残ってきた屈指の実力者たちを次々と退けます。さらに、京八流義兄弟最強格である化野四蔵さえも（四蔵が幻斎との戦いで深手を負っていたとはいえ）圧倒的な力で倒してしまいました。

ただひたすらに強さを求め、強者と戦うことのみに喜びを見出す戦闘狂であり、主人公・愁二郎の最後の壁として立ちはだかります。ドラマ版シーズン1のラストで横浜流星さんが演じることが示唆され、シーズン2以降での「最強の敵」としての活躍が注目されます。

覚醒後・嵯峨愁二郎の最終形態

主人公の嵯峨愁二郎（さがしゅうじろう）は、物語開始時点では妻子を救うために戦いますが、過去のトラウマから殺生をためらう「弱さ」とも言える一面も持っていました。

しかし、多くの仲間たちとの出会いと死別、そして何よりも守るべき存在である双葉と共に旅を続ける中で、彼の剣は「誰かを守るための剣」として、かつてないほどに研ぎ澄まされていきます。

彼の強さが頂点に達するのは、原作小説の最終盤である「神」編です。

三助、甚六、彩八、そして四蔵。志半ばで倒れていった京八流の義兄弟たちの想いと、彼らが命を懸けて繋いだ奥義の全てを、愁二郎は受け継ぎます。京八流の奥義は「心」で繋ぐ剣であり、兄弟たちの想いを一身に背負った愁二郎は、全ての奥義を同時に発動できる究極の形態、まさに「戦神（イクサガミ）」と呼ぶにふさわしい存在へと覚醒します。

この最終形態に到達した愁二郎こそが、最強の敵・天明刀弥と唯一互角以上に渡り合える存在となります。

始末人・岡部幻斎の真の実力

岡部幻斎（おかべげんとうさい）は、京八流の「お目付け役」であり、継承戦から逃れた愁二郎たち義兄弟を抹殺するために送り込まれた、物語序盤からの宿敵です。ドラマ版では阿部寛さんが演じ、その圧倒的な存在感と不気味さを示しました。

一見すると「仕込み杖の爺さん」ですが、その実力は計り知れません。彼の強さは、単なる剣の腕だけではなく、京八流の全ての奥義と弱点を知り尽くした老獪さ、相手の心理的な弱点を容赦なく突く非情さ、そして長年の経験に裏打ちされた戦闘術にあります。

原作では、義兄弟の一人である三助を殺害し、彩八にも致命傷を負わせるなど、愁二郎たちを最後まで苦しめ続けました。その実力は、最強クラスの一角であることは間違いなく、義兄弟最強の四蔵と死闘を繰り広げたことからも、その強さがうかがえます。

伝説の人斬り半次郎（櫻）

幕末に「人斬り半次郎」として恐れられた実在の剣客、桐野利秋（きりのとしあき）も、本作では最強格の一人として登場します。ドラマ版では「櫻」という名前で登場し、愁二郎の元仲間という設定も加わり、淵上泰史さんが演じています。

彼は、物語の黒幕である川路利良に雇われる形で、蠱毒の後半戦にイレギュラーな参加者として介入します。

大久保利通暗殺の場（紀尾井坂）では、義兄弟最強の化野四蔵と激突し、互角以上の壮絶な戦いを繰り広げました。薩摩藩伝統の示現流の使い手であり、その一撃はまさに必殺の威力を誇ります。

原作の後半戦では、主人公の愁二郎とも対決することになります。純粋な剣の腕においては、岡部幻斎にも匹敵する実力を持っており、物語の終盤を彩る紛れもない強敵の一人です。

イクサガミの強さランキングと実力予想

義兄弟最強・化野四蔵
島田宿の脅威・眠（ミフティ）
戦闘狂・貫地谷無骨の最期
異色の強さを持つカムイコチャ
覚醒した狭山進次郎
忍び・柘植響陣の戦闘術

義兄弟最強・化野四蔵

化野四蔵（あだしのしぞう）は、愁二郎と共に戦った京八流の義兄弟の一人です。

義兄弟の中でも最強格と目されており、自身の奥義『破軍』のほか、他の兄弟から殺して奪った『巨門』と『廉貞』という複数の奥義を使いこなす実力者です。

前述の通り、人斬り半次郎とも互角に渡り合い、愁二郎たちが苦戦した宿敵である岡部幻斎との死闘の末に、相打ちに近い形ながらも勝利を収めます。この功績は非常に大きく、彼の強さを証明しています。

しかし、原作終盤では、幻斎との戦いで深手を負っていたとはいえ、天明刀弥の前に敗れ去ります。この事実は、彼が弱いというよりも、最終盤の天明刀弥の強さが、それまでの強敵たちとは一線を画す規格外のものであったことを示しています。

島田宿の脅威・眠（ミフティ）

眠（ミフティ）は、原作小説『人』編で描かれる「島田宿」のバトルロイヤルで登場する、非常に印象的なキャラクターです。

物語の途中から登場したにもかかわらず、その強さは作中最強格に匹敵します。彼は台湾から来た特殊な出自を持ち、人々から神として扱われる存在でした。日本の近代化に伴う台湾侵攻への報復のため、蠱毒に参加します。

彼の恐ろしさは、宿場全体に眠りを誘う毒を撒き散らす広範囲攻撃と、卓越した近接戦闘能力を両立させている点にあります。

作中では、愁二郎、彩八、カムイコチャ、そして同じく島田宿で登場した強敵・陸乾（ルーチェン）という、本作屈指の実力者4人を同時に相手にしても互角以上に戦い、主人公チームを壊滅寸前に追い込みました。岡部幻斎や貫地谷無骨といった他の強敵であっても、単独で眠を倒すのは困難であっただろうと評されるほどの、圧倒的な脅威でした。

戦闘狂・貫地谷無骨の最期

貫地谷無骨（かんじやむこつ）は、ドラマ版シーズン1でも伊藤英明さんの怪演により、強烈な印象を残した戦闘狂です。

彼の強さは、ただ純粋に戦いを求め、強者と斬り合うことに喜びを見出す、その狂気と驚異的なタフネスにあります。刀「村雨」を手に、敵味方問わず斬りかかる危険な存在でした。

誇り高き剣豪・菊臣右京（玉木宏）を一方的に破り、物語中盤では主人公の愁二郎と、疾走する蒸気機関車の屋根の上で壮絶な死闘を繰り広げました。

この戦いは原作『人』編のクライマックスの一つであり、古い時代の終わりと新しい時代の到来を象徴するものでした。最終的に愁二郎に敗れ、戦いの中で死ねることに満足しながら最期を迎えます。彼は物語の中盤における「強さの壁」として、愁二郎の精神的な成長を促す重要な役割を果たしたと言えます。

異色の強さを持つカムイコチャ

カムイコチャは、アイヌの戦士として蠱毒に参加します。ドラマ版では染谷将太さんが演じました。彼の目的は、和人に奪われた故郷の土地を取り戻すための大金（34,300円）でした。

彼の強さは、剣士たちのそれとは少し異なります。主な武器は弓であり、その腕前はまさに神業的です。しかし、近接戦闘においても「アマッポ」と呼ばれる独特の武器を使いこなし、高い戦闘能力を持っています。

彼の強さの源泉は、アイヌの戦士としての誇りと、「子供は殺さない」という掟、そして守るべきもの（双葉）を見つけた時の信念の強さにあります。

原作の終盤、最強の敵である天明刀弥に立ち向かい、右手を吹き飛ばされながらも敗れはするものの、その腿に最後の一矢を口で放って深手を負わせるという、非常に大きな活躍を見せます。

覚醒した狭山進次郎

狭山進次郎（さやましんじろう）は、物語を通して最も大きく成長したキャラクターの一人です。

当初は愁二郎たちを襲うただのチンピラでしたが、彼らに捕らえられ、蠱毒の「失格」ルールを探るための実験台とされます。しかし、自分を見捨てなかった双葉の優しさに触れる中で、彼の心境に大きな変化が生まれます。

原作『人』編の島田宿では、双葉を守るために覚醒します。それまで武器を持たなかった彼が、銃を手に取り、格上の敵であった自見隼人を、知恵と駆け引き、そして何よりも「守る」という覚悟で倒す場面は、大きな見どころの一つです。

剣士とは異なる「銃」という新しい時代の武器を使いこなし、精神的に大きく成長を遂げたキャラクターです。

忍び・柘植響陣の戦闘術

柘植響陣（つげきょうじん）は、剣士たちとは全く異なる軸での「強さ」を持つキャラクターです。ドラマ版では東出昌大さんが演じました。

彼は元伊賀忍びであり、その本領は剣術による直接戦闘よりも、諜報、暗号解読、戦略立案といった頭脳戦にあります。愁二郎の仲間として、蠱毒の黒幕・川路利良の陰謀に迫っていきます。

また、暗器や炸裂弾といった忍びならではの武器を使いこなし、蠱毒運営の本拠地を単独で奇襲するなど、戦闘能力も決して低くはありません。

原作の終盤では、愛する幼馴染・陽奈を人質に取られ、愁二郎と戦うことを余儀なくされます。最終的には陽奈が救出されたことを知り、伊賀の最終奥義「神逐（かんやらい）」を発動。自らの命と引き換えに、かつての同輩である敵の忍者たちを道連れに自爆するという壮絶な最期を遂げます。

イクサガミ強さランキング予想の総括

最強候補の筆頭は、規格外の戦闘才能と成長速度を持つ天明刀弥
主人公の嵯峨愁二郎は、最終形態「イクサガミ」への覚醒により刀弥と唯一互角の実力を得る
この二人が物語の最強の二強と予想される
次点は、島田宿で圧倒的な力を見せた眠（ミフティ）
京八流の始末人・岡部幻斎と伝説の剣客・人斬り半次郎（櫻）も、最強クラスに位置する
義兄弟最強の化野四蔵は、幻斎を倒すほどの実力者だが、刀弥には及ばなかった
戦闘狂・貫地谷無骨は、物語中盤の「壁」として愁二郎の成長を促した
カムイコチャは、弓と近接戦闘をこなし、最後に刀弥に一矢報いた
狭山進次郎は、銃を手にし、精神的に最も成長したキャラクター
柘植響陣は、直接戦闘よりも忍びとしての特殊能力や頭脳戦で活躍した
ドラマ版シーズン1はまだ物語の序盤から中盤
原作小説の「人」編・「神」編では、強さのレベルがさらに上がっていく
シーズン2以降、愁二郎の覚醒や刀弥、半次郎の本格的な戦闘が描かれると予想される
最終的な強さは、純粋な戦闘力だけでなく、守るものを持つ「心の強さ」も鍵となる

#イクサガミ

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