【カップルゲーム】2話あらすじから結末まで全てネタバレ解説

- 主人公の夢と悟は、賞金1億円と「永遠の愛」を賭けた「カップルゲーム」に参加します。
- 最初のゲームに失敗したカップルが、罰ゲームと称してアトラクションの事故に見せかけて殺害されました。
- このゲームが、愛を証明できなければ死んでしまう、恐ろしいデスゲームであることが明らかになります。
【カップルゲーム】第2話をネタバレありでわかりやすく解説する
目の前で参加者が死亡するという衝撃的な光景を目の当たりにし、参加者たちはパニックに陥ります。これがただのゲームではなく、命がけのデスゲームであることを突きつけられ、会場は絶叫と混乱に包まれました。物語は、この絶望的な状況から再び動き出します。
逃亡は許されない!リストバンド爆弾の恐怖
何人かの参加者が恐怖からゲームの辞退を申し出ますが、ゲームマスターは「応募要項には『途中退場は不可』そう書いてあったはずですが」と冷たく言い放ちます 。その言葉を無視し、遼太郎というドレッドヘアの男性が「嫌なら俺一人でも帰るからな」と恋人の手を振り払い、出口へ向かおうとしました 。
その瞬間、彼の腕に巻かれたリストバンドからけたたましい警告音が鳴り響きます 。ゲームマスターが「皆様離れてくださいね〜」と楽しそうに告げた直後、轟音と共に遼太郎の首から上が吹き飛びました 。
あまりに突然の出来事に、彼の恋人・優子は悲鳴を上げます。しかし、恐怖はそれだけでは終わりませんでした。逃げようとしていないはずの彼女のリストバンドからも、同じ警告音が鳴り始めたのです 。彼女は「なんでウチまで鳴ってんの?」「早く止めてよっ」と泣き叫びますが、その願いも虚しく、遼太郎の後を追うように爆死してしまいました 。
「二人で一つ」の残酷なルール
立て続けに起きた惨劇を前に、ゲームマスターは「これが本当のリア充爆発…ですね」と、一切の感情を見せずに言い放ちます 。この状況から、主人公の彼氏である悟は、このゲームのもう一つの恐ろしいルールに気づきました。
それは、「二人揃ってないと失格……ってことか」という、カップルで一つの命を共有させられる連帯責任のルールです 。片方がルールを破ったり、死んだりすれば、残されたもう一人も強制的に「失格」となり、死が与えられるのです。
この事実に気づいた参加者たちは、恐怖の元凶であるリストバンドを力ずくで外そうと試みます。しかし、リストバンドは腕に固く食い込み、外れる気配はありません 。ゲームマスターは「あ〜爆発物なんで乱暴に扱わない方が…」と忠告し、「ゲームマスターである私が『失格』と判断した方には 先ほどのように強制退場していただきます」と宣告します 。
参加者たちに残された選択肢は、「クリアして生き残るか…脱落して死ぬまで降りられない」という、二つしかありませんでした 。
絶望の中で交錯する思惑
逃げ場のないデスゲームの続行を強制され、残された参加者たちの反応は様々でした。 資産家の御曹司である西園寺一成は「ボクは金なんてどうだっていい 若菜ちゃんと一緒に帰りたいだけだよ」と、恋人である若菜の身を案じます 。
一方で、大学生の羽田克樹は「優勝すれば本当に…1億円貰えるんですか?」と、この状況でもなお賞金への執着を見せました 。
そんな中、第1話で夢と話していた椎名麻美は「私は…やりたくない」「おうちに帰りたいよ」と恐怖に震え、彼女の彼氏である林颯太も「みんなおかしいよ」とまともな感覚を保っています 。夢はまともな人がいてくれたことに少し安堵しますが、ここで颯太と悟が中学の同級生だったという意外な事実が判明するのでした 。
第2ゲーム「愛に溺れるゲーム」の舞台へ
参加者たちの動揺をよそに、ゲームマスターは淡々とルール説明が済んだとし、残った4組のカップルを紹介します 。
- 高橋悟 & 安達夢(高校生カップル)
- 林颯太 & 椎名麻美(高校生カップル)
- 羽田克樹 & 寄本志保(大学生と高校生のカップル)
- 西園寺一成 & 山城若菜(資産家の御曹司とモデルのカップル)
紹介が終わると同時に、黒服のスタッフが現れ、彼氏たちだけを強制的に連行していきます 。抵抗しようとする悟ですが、夢を巻き込むわけにもいかず、「来るな夢 爆発するぞ…っ」と言い、連れていかれてしまいました 。
残された彼女たちは、水上ショーが行われるステージへと移動するよう指示されます 。そこで彼女たちが目にしたのは、ジャングルジムのように組まれた巨大な箱の中に、手足を鎖で拘束された彼氏たちの姿でした 。
迫る水と命のタイムリミット
「悟!」と叫ぶ夢の声が響く中、彼らが閉じ込められている箱の中に、突如として大量の水が注ぎ込まれ始めます 。
パニックになる参加者を前に、ゲームマスターが第2ゲーム「愛に溺れるゲーム」のルール説明を始めました 。
そのルールとは、「彼女たちが水槽に飛び込んで」「彼氏を脱出させてあげましょう」という、あまりにも過酷なものでした 。彼らの手足を縛る鎖を外すための鍵は、その水槽の中に沈んでいるというのです 。
泳げないという西園寺一成が「た助けて…ボク泳げないんだ」と泣き叫ぶ中、無情にも再びカウントダウンが開始されます 。水槽の水は刻一刻と増していき、彼らが溺れるまでの時間はそう長くありません。
「第二ゲーム スタートです」という非情なアナウンスが響き渡り、彼女たちは愛する人を救うため、究極の選択を迫られることになったのです 。
【カップルゲーム】2話を読んだ感想(ネタバレあり)
第1話のラストも衝撃的でしたが、第2話は冒頭からさらに残酷な展開で、一気に物語に引きずり込まれました。「逃げようとしたら爆死」「パートナーが死んだら自分も死ぬ」というルールが明かされたことで、このゲームの本当の恐ろしさが伝わってきます。これは単なる殺し合いではなく、「愛」を人質にした、精神的にも追い詰めてくるゲームなのだと感じました。
極限状態の中で、お金に執着する人、純粋に恋人を思う人、恐怖に怯える人など、それぞれの参加者の人間性が少しずつ見えてきたのも興味深かったです。特に、まともそうに見える颯太と麻美のカップルが、今後どのようにこの狂ったゲームに立ち向かっていくのか気になります。
そして、第2ゲームの内容があまりにも絶望的です。物理的に閉じ込められ、溺れる恐怖と戦う彼氏たちと、彼らを助けるために勇気を振り絞らなければならない彼女たち。どちらの視点から見ても地獄のような状況で、読んでいるこちらの心臓まで締め付けられるようでした。夢は悟を助けることができるのか、そしてこのゲームに隠された本当の目的とは何なのか、続きが気になって仕方がありません。
【カップルゲーム】2話のネタバレまとめ
- ゲームから逃亡しようとした参加者は、腕のリストバンドが爆発して死亡する。
- パートナーが死亡すると、残された側も連帯責任で「失格」となり爆死させられるという残酷なルールが判明する。
- 生き残った4組のカップルのうち、彼氏たちだけが隔離され、巨大な水槽に鎖で拘束される。
- 第2ゲームは、彼女たちが水槽に飛び込み、溺れゆく彼氏を時間内に救出するという、命がけの試練だった。
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