2025.08.19

【クズ夫の子供になって復讐します】7話あらすじから結末まで全てネタバレ解説

ずっちー

Contents

【クズ夫の子供になって復讐します】第7話をネタバレありでわかりやすく解説する
【クズ夫の子供になって復讐します】7話を読んだ感想（ネタバレあり）
- 【クズ夫の子供になって復讐します】7話のネタバレまとめ

【クズ夫の子供になって復讐します】第7話をネタバレありでわかりやすく解説する

親友の大切な一人娘が、かつて自分を不幸のどん底に突き落とした男の毒牙にかかってしまった。第6話で明かされた衝撃の事実に、言葉を失った莉咲子。今回は、繰り返される悲劇を食い止めるため、莉咲子が再び復讐の炎を燃やす第7話の全貌を、ネタバレありで徹底解説していきます。

繰り返される悲劇…親友の娘から告げられた衝撃の事実

「恒大さんとの赤ちゃんを授かったの」

葵から告げられた言葉は、莉咲子の記憶の蓋をこじ開けます。恒大の子を授かり、流産させられ、命まで奪われた自分自身の過去。忘れることのできない怒りと悲しみが、彼女の胸に再び渦巻くのでした。葵は「恒大さんなら絶対にいいお父さんになってくれるはず」と未来を夢見ますが、恒大の本性を知る莉咲子はその言葉に反論できません。純粋な葵をこれ以上傷つけたくない一心で、莉咲子は「体…お大事にね…」とだけ返すのが精一杯でした。

「親子共々チョロくて助かる」クズ夫が漏らした邪悪な本音

葵と別れた後、莉咲子は偶然にも路上で電話をしている恒大の姿を目撃します。物陰から聞き耳を立てると、聞こえてきたのは葵とその母・美幸を完全に見下した、おぞましい内容でした。

「ババアにすげー冷たい目で見られたよ」「やっぱ母子家庭なだけあってバカなんだよバカ！」

そして、恒大の口から決定的な言葉が語られます。「親子共々チョロくて助かるよなぁ」「とにかく例の計画だが…簡単に運べそうだ」

彼が純粋な恋愛ではなく、何か邪悪な「計画」のために親子に近づいたことは明らかでした。莉咲子は、二人を守るため、その計画の証拠を掴むことを固く決意します。

飲み会で明かされた計画の全貌

莉咲子は恒大を尾行し、彼が仲間と入った居酒屋に潜入します。仲間から葵との関係を問われた恒大は、得意満面に結婚を宣言しました。

「なぜなら孕ませた責任を取らないといけないからです！！」

その言葉を、莉咲子はカウンター席で静かに聞いていました。

「ガキなんて堕ろせばいい」明かされた計画の非道な中身

しかし、恒大の仲間が「ガキなんてできたら計画の邪魔になるだろ？」と尋ねると、彼の本性が現れます。

「産ませるわけねぇだろ！」「ガキなんて堕ろせばいいんだよ！！」

彼の計画とは、葵を利用して莫大な資金を手に入れた後、子供は堕胎させ、適当な理由をつけて離婚するという、あまりにも身勝手で非道なものでした。彼はすでに二度の離婚歴があることや、どこかに娘（莉咲子のこと）がいることさえも、嘲笑うかのように語ります。

証拠を探して…深夜の決意

恒大の話を聞き、莉咲子の怒りは頂点に達します。かつて自分の子を殺し、その記憶すら忘れて、また同じ過ちを繰り返そうとしている。親友の娘と、そのお腹に宿った罪のない命まで奪おうとする恒大の姿に、莉咲子は静かな怒りを燃やします。もし、彼が本気で葵を愛していたなら、まだ救いようがあったかもしれません。しかし、彼の行動に愛はなく、あるのはただの欲望だけでした。莉咲子は「こいつは死なないとわからない」と、彼を完全に断罪することを決意します。

その日の夜、莉咲子は祖父母が寝静まったのを見計らい、ある部屋に忍び込みます。目的は、恒大の過去を示す「証拠」。押し入れの奥から見つけ出したのは、古い写真アルバムでした。

今度こそ、全てを終わらせるために

アルバムには、生前の自分（優香子）と恒大の結婚写真、そして二人目の妻・朱莉との家族写真が収められていました。恒大が独身だと嘘をついている今、これらの写真は彼の嘘を暴き、社会的信用を失墜させる強力な弱点になります。かつて守れなかった我が子への想い、そして絶交してしまった親友と、その娘を今度こそ守りたいという強い想い。莉咲子は、どんな手段を使ってでも、恒大を二度と再起できないほど徹底的に破滅させることを、改めて心に誓うのでした。

【クズ夫の子供になって復讐します】7話を読んだ感想（ネタバレあり）

今回は、物語の第二章における、本格的な復讐の始まりを描く非常に重要な回でした。恒大の計画の全貌が明らかになりましたが、その内容は想像を絶するほど非道で、改めて彼の人間性に戦慄を覚えます。純粋な葵の恋心を踏みにじり、金のために子供の命すら奪おうとする姿は、まさに悪魔そのものです。

そんな恒大に対し、莉咲子が静かに、しかし確かな怒りを燃やし、具体的な対抗策を探し始める姿には、彼女の成長と覚悟を感じました。かつての復讐が感情的な側面も強かったのに対し、今回は親友と、その娘を守るという明確な目的があります。彼女が見つけ出した「写真」という証拠が、これからどのように使われるのか。恒大の嘘と悪事を暴き、葵の目を覚まさせることはできるのでしょうか。物語の緊張感が最高潮に達したところで、次話への期待が高まります。