【フウフヤメマスカ】23話あらすじから結末まで全てネタバレ解説

- 詩織は、仕事を終えた後、新人の佐久野くんと居酒屋へ食事に行きます。
- しかし、その店には偶然、夫の賢吾と同僚の鬼束くんがおり、気まずい雰囲気で4人は同じテーブルを囲むことになります。
- 食事中、佐久野くんが悪気なく「梶さんと一緒に帰りたくて待っていた」と発言したため、賢吾と鬼束くんは二人の関係を誤解します。
- 賢吾が佐久野くんに「詩織とは夫婦だ」と告げると、何も知らなかった佐久野くんは衝撃を受け、気まずさから一人で店を去ってしまいます。
【フウフヤメマスカ】第23話をネタバレありでわかりやすく解説する
新人・佐久野くんの爆弾発言により、最悪の空気で終わった居酒屋での一幕。第23話では、その帰り道で賢吾の嫉妬が爆発し、夫婦の溝はさらに深まります。そして、後悔に苛まれる賢吾のもとに、元カノ・沙耶からさらなる誘惑のメッセージが届くのでした。
気まずい帰り道、夫の嫉妬
気まずい雰囲気のまま、帰りの電車に乗り込む賢吾と詩織。賢吾は、先ほどの佐久野くんの言動が許せません。「あの佐久野って奴なんなの?」と、詩織に不満をぶつけます。
詩織は「私も彼の事まだよく分かってなくて」と返しますが、賢吾の嫉妬は収まりません。「詩織のこと早速気に入ったとかそういうことなんじゃないの?」と、彼は部下と妻の関係を疑い始めます。
詩織が「一回り以上年上だよ?」と呆れても、賢吾の追及は止まりません。
「それに詩織は年下好きでしょ? 俺だって年下なんだし」
自分たちの馴れ初めまで引き合いに出す夫の無神経な一言に、詩織は言葉を失います。
口論、すれ違う夫婦の「正義」
賢吾の嫉妬に、詩織の怒りも頂点に達します。「年下の部下がついて私が浮ついてるって言いたい訳?」と、彼女は心の中で反論します。そもそも、**「会社で最初に口説いてきたのは賢吾の方じゃない!」**と、過去の事実を棚に上げた夫の言動に、彼女は強い憤りを感じていました。
一方の賢吾も、「図星だから怒ったって訳?」と、詩織の態度に不満を募らせます。 自分は元カノとの関係に一線を引こうとしているのに、「詩織は夫である俺に対しての配慮が無さ過ぎる!」と、自分の嫉妬を正当化。 二人は互いに「自分の主張は間違っていない」と信じ込み、その心は完全にすれ違っていました。
酔いが醒めた後の後悔と、元カノからの誘い
帰宅後、一人ベッドに入った賢吾は、酔いが醒めるにつれて冷静さを取り戻します。「なんか急に詩織に言い過ぎた気がしてきた」と、自分の言動を後悔し始めていました。
まさにその時、彼のスマホが静かに震えます。画面に表示されたのは、元カノ・沙耶からのメッセージでした。
「今日もお疲れ様 ねえねえ!今度は仕事じゃない時遊びこれない?ご飯作るよー!」
妻への罪悪感に苛まれる、最も心の弱い瞬間を狙いすましたかのような、甘い誘惑の言葉でした。
「嫁も一緒にいい?」賢吾、まさかの提案
沙耶からの誘いに対し、賢吾はしばらく考え込んだ後、返信を打ち始めます。しかし、その内容は、沙耶も、そして読者も予想だにしないものでした。
「週末だったら嫁も一緒にいい?」
「大学の時の友達ってあんま紹介したことないから喜ぶかもって思って!」
妻への罪悪感からか、あるいは最後の理性が働いたのか。賢吾は、元カノの誘いに妻を同伴させるという、まさかの提案をします。そのメッセージを静かに見つめる沙耶の表情は、何を物語るのでしょうか。
【フウフヤメマスカ】23話を読んだ感想(ネタバレあり)
今回の電車での口論は、夫婦間のすれ違いが生々しく描かれていて、読んでいて非常に心が痛みました。賢吾の嫉妬は、彼が元カノと連絡を取っているという裏切り行為があるからこそ、より身勝手で醜いものに映ります。自分のことは棚に上げて妻を責める姿は、多くの読者が憤りを感じたのではないでしょうか。
しかし、そんな賢吾が酔いから醒めて後悔する姿には、彼の根源的な弱さが見え隠れします。そして、その心の隙間に完璧なタイミングで入り込んでくる沙耶のメッセージ。彼女の策略家としての一面が垣間見え、物語の緊張感を一気に高めました。
そして、最後の賢吾の「嫁も一緒にいい?」という提案。これは本当に驚きました。彼の罪悪感が生んだ苦肉の策なのか、それとも、妻と元カノを天秤にかけるような、新たな火種を生むだけなのか。どちらにせよ、この一言がとんでもない修羅場を引き起こすであろうことは間違いありません。沙耶がこの提案をどう受け止めるのか、次回の展開が全く予想できず、本当に待ち遠しいです。
【フウフヤメマスカ】23話のネタバレまとめ
- 居酒屋からの帰り道、賢吾は新人の佐久野くんの言動に嫉妬し、詩織と口論になります。
- 詩織と賢吾は互いに「自分は悪くない」と考え、二人の心の溝はさらに深まります。
- 帰宅後、賢吾は詩織に言い過ぎたと後悔しているところに、元カノの沙耶から「家でご飯を作るから遊びに来ないか」という誘いの連絡が来ます。
- 賢吾は沙耶の誘いに対し、「週末だったら嫁も一緒にいい?」と、妻を同伴させるという予想外の返信をします。
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