【フウフヤメマスカ】24話あらすじから結末まで全てネタバレ解説

- 居酒屋からの帰り道、賢吾は新人の佐久野くんの言動に嫉妬し、詩織と口論になります。
- 詩織と賢吾は互いに「自分は悪くない」と考え、二人の心の溝はさらに深まります。
- 帰宅後、賢吾は詩織に言い過ぎたと後悔しているところに、元カノの沙耶から「家でご飯を作るから遊びに来ないか」という誘いの連絡が来ます。
- 賢吾は沙耶の誘いに対し、「週末だったら嫁も一緒にいい?」と、妻を同伴させるという予想外の返信をします。
【フウフヤメマスカ】第24話をネタバレありでわかりやすく解説する
夫・賢吾からのまさかの「妻を連れていく」という返信に、元カノ・沙耶はどう動くのか。一方、気まずい雰囲気で終わった飲み会の翌日、詩織と新人・佐久野くんの関係にも変化が訪れます。第24話では、職場での新たな展開と、沙耶が仕掛ける巧妙な罠が描かれます。
歪められた噂話と、安堵の朝
飲み会の翌朝、詩織は「佐久野くん どんな顔で出勤してくるんだろう?」と、不安な気持ちでいました。 そこへ、同僚の山本さんが駆け寄ってきて、衝撃の噂話を詩織に伝えます。
「梶先輩と付き合いたかったのに結婚してたなんて!酷い!って店飛び出していったらしいですよね!」
あまりにも歪められた噂に、詩織は「なぜそう伝わる――!?」と愕然。 しかし、そんな心配をよそに、当の佐久野くんは何事もなかったかのように「…おはようございます」と出社します。 その落ち着いた様子に、詩織は「やっぱり気にする必要なんてなかったんだ」と胸をなでおろすのでした。
夫の観察と、理解不能な新人
佐久野くんは、詩織に近づくと「タイミングいい時また昨日の続きお願いします」と、極めて事務的に話しかけます。 そのプロフェッショナルな態度に、詩織もすっかり落ち着きを取り戻しました。
しかし、その様子を遠くから見ていたのが、夫の賢吾です。 彼は、昨夜あれほど感情的になっていた佐久野くんが、平然と詩織と話している姿を見て、「昨日のなんだったんだろな」と、その不可解さに首を傾げます。 同僚の鬼束くんも「Z世代は価値観全く違うらしいし?何考えてるか分からないよ」と話し、賢吾は詩織がそんな新人の教育係であることを、どこか面白くなさそうに思うのでした。
元カノ・沙耶の巧妙な一手
場面は変わり、元カノ・沙耶の住むマンション。彼女は管理人の島田さんのもとを訪れ、ある苦情を申し立てます。
「同じ階の人が夜ドアの外にゴミを出してたみたいで」「袋破けちゃって凄いことになってるんです」
一見すると、ごく一般的な住民からのクレームです。沙耶は「個別に注意するとトラブルになったりが怖いんで」と、管理会社に対応をお願いするのでした。
「担当の浦さん」仕組まれた再会
沙耶からの相談を受けた管理人の島田さんは、「ああ!そうしましょう!」「担当の浦さんにも現場見てもらえないか今電話で連絡してみます!」と快諾します。
その頃、オフィスにいた賢吾の電話が鳴ります。相手は、沙耶のマンションの管理人・島田さんからでした。 ゴミのトラブル対応のため、現場に来てほしいという、業務上の正式な依頼。賢吾は何も疑うことなく、「分かりました…すぐ向かいます」と返事をします。
島田さんから「今から来てくれるそうです」と聞いた沙耶は、計画通りに事が進んだことに、静かに微笑むのでした。
【フウフヤメマスカ】24話を読んだ感想(ネタバレあり)
今回のエピソードは、沙耶の策略家としての一面が際立つ、恐ろしい回でした。前回の賢吾からの「妻も一緒に」というカウンターに対し、彼女がどう出るのかと思っていましたが、まさかこんな巧妙な手で「偶然の再会」を仕組んでくるとは…。単なる恋愛感情のもつれだけでなく、彼女の怜悧な知性が、この物語をより一層複雑でスリリングなものにしています。
賢吾が、それが仕事の電話だと信じ込み、何の疑いもなく彼女の住むマンションへ向かうシーンは、まさに蟻地獄へ足を踏み入れるアリのようでした。読者だけが真実を知っているという、このもどかしい状況がたまりません。
一方で、詩織と佐久野くんの関係が、少しずつ正常な(?)先輩後輩の関係に戻りつつあるのが、唯一の救いかもしれません。しかし、山本さんによって捻じ曲げられた噂が社内に広まっていることを考えると、こちらもまだまだ一波乱ありそうです。賢吾と沙耶の再会が、夫婦関係、そして会社全体にどのような影響を及ぼすのか、次回の展開から目が離せません。
【フウフヤメマスカ】24話のネタバレまとめ
- 居酒屋での一件は「佐久野くんが詩織にフラれて店を飛び出した」という噂として、社内に広まってしまいます。
- しかし、当の佐久野くんは何事もなかったかのように出社し、プロフェッショナルな態度で詩織に接するため、彼女は安堵します。
- 一方、元カノの沙耶は、自身の住むマンションのゴミ問題を口実に、管理人にクレームを入れます。
- 管理人は、そのマンションの担当者である賢吾に連絡。沙耶は、業務連絡を装って賢吾を自分のマンションに呼び出すことに成功します。
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