【プランダラ】最終回のネタバレ!完結までの結末と謎を徹底解説
2020年にアニメ化もされた人気漫画「プランダラ」。その独特な世界観と謎が謎を呼ぶ展開に、多くのファンが魅了されました。しかし、アニメで描かれたのは物語の序盤に過ぎません。
「アニメの続きが気になるけど、プランダラのネタバレを見てから漫画を読むか決めたい」「プランダラのリヒトーの正体は?」「結局、漫画「プランダラ」は何巻で完結していますか?」といった疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。
この記事では、プランダラの結末について、特に物語が大きく動く17巻、18巻、19巻、20巻、そして感動のフィナーレを迎える21巻までの展開を詳しく解説します。また、プランダラの最終話は何話ですか?といった基本的な情報にもしっかりお答えしていきます。壮大な物語の全貌を、ぜひここでご確認ください。
- プランダラの基本情報(完結巻数や最終話)
- 物語の核心となるリヒトーの正体と撃墜王の謎
- クライマックス(17巻以降)から最終回までの詳しいネタバレ
- シュメルマンの真意や物語全体の感動的な結末
アニメの続きから!プランダラのネタバレ解説
- プランダラ結末までの簡単なあらすじ
- 漫画「プランダラ」は何巻で完結していますか?
- プランダラの最終話は何話ですか?
- プランダラのリヒトーの正体は?
- アニメ以降のプランダラネタバレを解説
プランダラ結末までの簡単なあらすじ
プランダラの物語は、母親の遺言で「撃墜王」を探す少女・陽菜が、正体を隠した撃墜王リヒトーと出会うところから始まります。
二人は仲間たちと共に、人々が数字(カウント)に支配される世界の謎を追ううちに、アルシア王国の根幹を揺るがす巨大な陰謀に巻き込まれていきます。物語の鍵は300年前に起きた「廃棄戦争」にあり、リヒトーたちはタイムスリップを経て、世界の成り立ちと、自分たちの過酷な運命の真相を知ることになります。
やがて、リヒトーのかつての親友・時風や、全ての元凶である黒幕との壮絶な戦いを経て、リヒトーたちは世界の在り方そのものを変えるための最後の戦いに挑みます。最終的には、敵だと思われていた人物の真意が明らかになり、全てのキャラクターが救われる感動のハッピーエンドで物語は締めくくられます。
漫画「プランダラ」は何巻で完結していますか?
結論から言うと、漫画「プランダラ」は全21巻で完結しています。
月刊少年エースにて2014年12月号から連載がスタートし、約7年半にわたる長期連載の末、2022年6月号で物語は綺麗に幕を閉じました。
単行本も最終巻である21巻が2022年8月26日に発売されており、途中で打ち切りになることなく、全ての伏線を回収して完結しているのが特徴です。そのため、これから一気読みを考えている方も、安心して物語の最後まで楽しむことができます。
プランダラの最終話は何話ですか?
プランダラの最終話は、第82話「平和で幸せなつまらない世界」です。
このタイトルは、主人公リヒトーたちが目指してきた理想の世界を象徴しています。長きにわたる戦いと苦しみを乗り越えた先にある、穏やかで幸福な日常が描かれており、読後感の良いフィナーレとなっています。
最終巻である21巻には、第79話から最終話の第82話までが収録されています。物語がどのように収束し、キャラクターたちがどのような未来を迎えたのか、その全てがこの最終話に詰まっています。
プランダラのリヒトーの正体は?
物語の主人公であるリヒトー=バッハの正体は、300年前の「廃棄戦争」を一人で終結させた伝説の英雄、「閃撃の撃墜王」です。
彼の本名は「坂井離人(さかい りひと)」であり、元々はごく普通の心優しい少年でした。しかし、300年前に軍学校で撃墜王になるための改造手術を受けた結果、超人的な戦闘能力と不老の肉体を得ることになります。
リヒトーの左腕に刻まれたカウント「-999」は、彼の本来のカウント「57000」を隠すための偽装です。彼の本当のカウント対象は「仲間の代わりに敵を殺した数」であり、その数字は彼が背負ってきた悲しみの大きさを物語っています。普段は殺人衝動を抑えるために飄々とした性格を装っていますが、仲間を守るためには本来の力を解放して戦います。
参考:伝説の七人の撃墜王一覧
プランダラの世界には、リヒトーを含めて「撃墜王」と呼ばれる7人の伝説的な英雄が存在します。彼らはそれぞれが固有の能力を持ち、物語の鍵を握る重要なキャラクターたちです。
| 撃墜王の二つ名 | 人物名(本名) | 能力の概要 |
| 閃撃(せんげき) | リヒトー=バッハ(坂井離人) | 光速に近い速度で移動・攻撃する能力 |
| 追撃(ついげき) | 園原水花(そのはら みずか) | 銃弾など、あらゆる攻撃を正確に追跡・命中させる能力 |
| 重撃(じゅうげき) | 道安武虎(どうあん たけとら) | 自身や対象にかかる重力を自在に操る能力 |
| 瞬撃(しゅんげき) | 坂井時風(さかい ときかぜ) | 常人には認識できないほどの速度で剣を振るう能力 |
| 爆撃(ばくげき) | アレクサンドロフ=グリゴローヴィッチ(アラン) | 広範囲を焼き尽くす強力な炎を操る能力 |
| 識撃(しきげき) | ナナ=バスーラ | 過去や未来へ時間移動する、または対象を移動させる能力 |
| 心撃(しんげき) | ペレ=ポポロ(ゲシュペンス=ゼレーゲン) | 相手の思考を読み取る能力 |
アニメ以降のプランダラネタバレを解説
アニメで描かれたのは、原作コミックスの9巻あたり、リヒトーたちが道安武虎に捕らえられ、シュメルマンと対峙する場面までです。したがって、物語の核心に迫る重要な展開のほとんどは、アニメ以降で描かれることになります。
アニメの続きである10巻以降、物語のスケールは一気に拡大します。主な展開としては、以下のようなものが挙げられます。
- 王都での陰謀と特務部隊の暗躍
- ナナの能力による300年前へのタイムスリップ
- リヒトーたちが軍人になる前の過去と「殺さない軍隊」の誓い
- アルシア王国の誕生と「カウント」システムの真実
- リヒトーの親友・時風との対立とアビス(地上)との全面戦争
- 全ての元凶である黒幕の登場と最終決戦
このように、アニメでは謎に包まれていた部分が次々と明らかになり、より深く重厚なストーリーが展開されていきます。
最終回までのプランダラネタバレを巻ごとに紹介
- プランダラ17巻のネタバレ
- プランダラ18巻のネタバレ
- プランダラ19巻のネタバレ
- プランダラ20巻のネタバレ
- プランダラ21巻のネタバレ
プランダラ17巻のネタバレ
17巻では、物語のクライマックスの一つである、リヒトーと坂井時風の戦いがついに始まります。時風はリヒトーのかつての親友であり、陽菜の実の父親でもあります。
この戦いは単なる殺し合いではありません。互いに相手に生きて幸せになってほしいと願いながら、そのために自分が死ぬべきだと考えて剣を交える、非常に悲しい兄弟喧嘩です。300年間、それぞれが背負ってきた苦しみと後悔がぶつかり合い、激しい戦闘が繰り広げられます。
一方で、戦いの裏では別の動きもあります。死んだと思われていた王国軍三大大将のうち、雷帝と水帝が生存しており、風帝ロベールと合流します。ここで、クールな女傑と思われていた水帝シャロウが、実はロベールに長年想いを寄せていたことが判明するなど、シリアスな展開の中にもラブコメ要素が描かれるのが特徴です。
プランダラ18巻のネタバレ
18巻では、リヒトーと時風の悲しい戦いが一つの結末を迎えます。二人の戦いを止めようと、陽菜が必死に戦場へ向かい、彼女の想いが時風の心に届きます。
しかし、和解も束の間、リヒトーたちの恩師であるシュメルマンのクローンが現れ、時風に非情な選択を迫ります。これに激怒したリヒトーはシュメルマン(クローン)を退けますが、その直後、これまで全ての元凶として暗躍してきた真の黒幕、フィレンダ少尉が姿を現します。
フィレンダは「奪う」という能力を持ち、シュメルマンへの歪んだ愛情から、彼の愛する生徒であるリヒトーたちを長年苦しめてきた張本人でした。ここから、物語はフィレンダとの最終決戦へと突入していきます。
プランダラ19巻のネタバレ
19巻は、真の黒幕であるフィレンダとの全面対決が描かれます。フィレンダの能力は他者の能力さえもコピーして奪うという強力なもので、リヒトーたちは苦戦を強いられます。
リヒトーは「殺したくない」という想いからフィレンダに対しても攻撃を躊躇してしまいますが、その優しさが逆に仲間を危険に晒すことになります。絶体絶命の状況の中、陽菜はある決意をします。それは、自ら撃墜王になるための薬を使い、仲間を救うというものでした。
そして陽菜は、ナナの「識撃」の能力を借りて30秒だけ過去の世界へ飛びます。この一見無意味に見える行動が、後の大逆転への重要な布石となる、非常にスリリングな展開の巻です。
プランダラ20巻のネタバレ
20巻では、19巻のラストで陽菜が過去へ飛んだ理由が明らかになります。陽菜の機転により、300年前に口減らしのために死んだはずだったリヒトーの学友、Aクラスの全員が生きていたことが判明し、彼らが援軍として駆けつけるのです。
仲間たちの協力によって戦況は一変し、孤独に戦ってきたフィレンダは追い詰められていきます。そして、この巻でリヒトーと陽菜の関係が大きく進展します。リヒトーはフィレンダの孤独を救う覚悟を決め、陽菜に「この先一生、ボクと手を繋いでくれますか……?」とプロポーズにも似た告白をします。
長かった二人の旅路がようやく結ばれる感動的なシーンが描かれます。最終的にフィレンダとの戦いは終わりを告げ、一行は全ての始まりの場所、シュメルマンの待つ「楽園の壁」の向こう側へと足を踏み入れます。
プランダラ21巻のネタバレ
最終巻である21巻では、全ての謎が解き明かされ、物語は感動のフィナーレを迎えます。リヒトーたちの前に現れたシュメルマンは、驚くべき真実を語り始めます。
実はシュメルマンもまた、ナナと同じ時間遡行の能力を持っていました。彼は何度も時間をやり直し、生徒たちを救おうとしましたが、どうしても悲劇を回避できませんでした。そこで彼は、自らが「全世界の共通の敵」となり、リヒトーを英雄に仕立て上げることで世界を一つにまとめ、平和に導くという壮大な計画を立てていたのです。
シュメルマンの本当の目的は、生徒たちの未来を守ることにありました。彼の真意を知ったリヒトーは、父であるシュメルマンを倒すのではなく、説得によって救います。最終的にジェイルがアルシアの新たな王となり、世界には真の平和が訪れます。ラストでは、リヒトーと陽菜が結ばれて子供を授かり、その子をシュメルマンが抱きしめるという、希望に満ちたシーンで物語は幕を閉じます。
プランダラのネタバレまとめ
この記事で解説した「プランダラ」のネタバレ情報を、最後に要点としてまとめます。壮大な物語の重要なポイントを振り返ってみましょう。
- 漫画「プランダラ」は全21巻で完結している
- 最終話は第82話「平和で幸せなつまらない世界」
- 主人公リヒトーの正体は300年を生きる「閃撃の撃墜王」
- 物語の結末は主要キャラクターが幸せになるハッピーエンド
- アニメで描かれたのは原作9巻あたりまでの序盤部分
- アニメ以降、物語は300年前へのタイムスリップなど壮大な展開に
- 17巻ではリヒトーと親友・時風の悲しい戦いが始まる
- 18巻で真の黒幕であるフィレンダが登場する
- 19巻で陽菜が機転を利かせ、逆転の布石を打つ
- 20巻で死んだはずのAクラスの仲間たちが全員生きて駆けつける
- 20巻でリヒトーが陽菜に告白し、二人の関係が進展する
- 最大の敵と思われたシュメルマンの真意は、世界を救うことだった
- シュメルマンは自らが悪役となることでリヒトーを英雄にしようとした
- 最終的にリヒトーは父であるシュメルマンを救う
- ジェイルがアルシアの新たな王となり、世界に平和が訪れる
- リヒトーと陽菜は結ばれ、子供を授かる





