【ムカつく後輩にやりたいようにやられてます】5話あらすじから結末まで全てネタバレ解説

- 瀬奈と八条は幸せな一夜を過ごし、心も体も結ばれました。
- しかし翌日、八条は瀬奈に迷惑をかけまいとよそよそしい態度を取ってしまい、二人の間にはすれ違いが生じます。
- そこに八条の元カノ・桃原花音(ももはら かのん)が現れ、復縁を迫りました。
- 物語は、桃原が瀬奈の前で自らを「元カノです」と名乗る、最悪の修羅場で幕を閉じました。
【ムカつく後輩にやりたいようにやられてます】第5話をネタバレありでわかりやすく解説する
元カノの登場という最悪の事態から幕を開ける第5話。しかし、この危機が逆に関係を深めるきっかけとなり、特に主人公・瀬奈の大きな成長が描かれる重要な回となります。
「俺今、七井さんと付き合ってるから」
目の前で「元カノ」だと名乗る桃原。 瀬奈が衝撃で固まる中、先に動いたのは八条でした。彼は桃原の前に立ち、はっきりと告げます。
「だから無理だって いっただろ 俺今 七井さんと付き合ってるから」
しかし、桃原は少しも怯みません。「だから何? 私のほうが良くない?」と、信じられない言葉で瀬奈を挑発します。 その自信に満ちた強い態度に、瀬奈は「何この子…!?」と圧倒されるばかり。 桃原は「これから私頑張るからね!!」と一方的に宣言し、その場を去っていきました。
仮でも恋人でしょ―瀬奈の覚醒
その日の夕方、残業する瀬奈の元に八条が現れます。 彼は、昼間の素っ気ない態度が、この「仮の関係」をどう扱えばいいか分からず、桃原の件を相談すべきか悩んだ末の、不器用な配慮だったことを打ち明けます。
彼の真面目すぎるほどの誠実さに、瀬奈の心は決まります。彼女は、この関係を前進させるための、力強い一言を彼に告げました。
「仮でも恋人でしょ」
その言葉は、八条にとっても救いでした。彼は「めちゃくちゃ勇気出したんですからね」と、この関係を始めるにあたって必死だったことを吐露します。 この瞬間、二人の間のもどかしい壁が取り払われ、ただの「リハビリ」ではない、確かな絆が生まれました。
女の戦いと、衝撃の事実
覚悟を決めた瀬奈は、自ら行動を起こします。桃原を会議室に呼び出し、一対一で対峙するのでした。
瀬奈は、自分たちの関係が「恋愛と向き合うためのもの」であり、邪魔をしないでほしいと伝えます。
しかし、桃原は余裕の表情で瀬奈を挑発。彼女は、二人が備品室に閉じ込められた件を知っていました。 そして、衝撃の事実を告白します。
「実は その鍵 私が壊しちゃったんですよね」
あの日、八条に会おうとして断られ、イライラしてドアを強く閉めた際に、偶然鍵を壊してしまったというのです。
火に油を注ぐ、新たな疑惑
桃原がさらに挑発を続けようとしたその時、心配した八条が会議室に現れます。
そこで桃原は、とどめの一撃を放ちます。八条がまだ自分の連絡先を消していなかったことを指摘し、瀬奈に新たな疑惑の種を植え付けるのでした。
瀬奈の心に「この子の連絡先まだ消してなかった」という事実が重くのしかかり、物語は再び波乱の予感をはらんで幕を閉じます。
【ムカつく後輩にやりたいようにやられてます】5話を読んだ感想(ネタバレあり)
今回の第5話は、なんといっても瀬奈さんの成長に胸が熱くなりました。これまでは八条くんの行動に一喜一憂し、不安に揺れる姿が多かった彼女が、自らの意志で関係を守ろうと立ち向かう姿は、まさに覚醒の瞬間でした。「仮でも恋人でしょ」というセリフは、この物語の大きなターニングポイントだと思います。彼女が初めてこの関係に主体性を持った、力強い宣言でした。
一方で、八条くんの不器用さも愛おしいです。彼が一人で抱え込み、悩んだ末に取った行動が裏目に出てしまう。完璧に見えて、恋愛に関してはどこかぎこちない彼の姿が、人間味にあふれていて応援したくなります。
そして元カノ・桃原さん、見事なまでのかき乱し役ですね。彼女の行動はすべて自分本位で、悪びれる様子もありません。しかし、彼女の存在がなければ、瀬奈さんが覚醒することも、二人が本音で話すこともなかったかもしれません。そう考えると、彼女は最高のスパイス役とも言えます。 最後に残された「連絡先を消していない」という新たな火種。二人はこの問題を乗り越え、本当の信頼関係を築くことができるのか。目が離せない展開が続きます。
【ムカつく後輩にやりたいようにやられてます】5話のネタバレまとめ
- 八条は元カノの桃原に対し、今は瀬奈と付き合っていると断言しました。
- 八条の不器用な優しさを理解した瀬奈は、「仮でも恋人でしょ」と伝え、二人の絆を確かなものにしました。
- 覚悟を決めた瀬奈は、自ら桃原と対峙し、関係を守る意志を見せます。
- その話し合いの中で、以前二人が閉じ込められた備品室の鍵を壊したのは、桃原だったことが判明しました。
- 八条がまだ桃原の連絡先を消していなかったことが発覚し、新たな火種が生まれます。
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