【人間関係アディクション】39話をあらすじから結末まで簡単にネタバレ解説!

【人間関係アディクション】第39話をネタバレありで簡単に解説する
前回、ホヨンの登場によって絶体絶命の窮地を脱したダナとスギョン。第39話では、その壮絶なケンカの後、仲間たちと合流した一行の後日談が描かれます。そして、ダナが抱いた一つの疑問をきっかけに、物語はホヨンとボミの間にあった、知られざる過去の出来事へと遡ります。
ケンカの後始末、笑い話にされる暴力
ボミたちを退散させた後、ダナとスギョンの元に、遅れてドンフンが合流します。「お前らいったい何をしてたんだ?」と尋ねるドンフンに、スギョンは「別に大したことじゃないわ。ボミとケンカになっちゃって」と事もなげに答えます。
ドンフンは「超おもしろそう…」と興味津々。スギョンは、ダナが三角コーンで相手を殴った武勇伝などを面白おかしく語り、ドンフンは「クソ〜俺も見たかったぜ!」と本気で悔しがります。
さらにスギョンは、ボミたちが仲間割れする様子を撮影した動画を、「今日のレジェンドww」というコメント付きで、ランもいるグループトークに投稿。トーク内では「これボミ????ww」「マジ超ウケるんだけどwwwww」といった嘲笑のコメントが飛び交い、ボミのプライドは完全に笑いものにされてしまうのでした。
揺れるダナの心、そして過去へ
壮絶なケンカの後、ダナは勇気を振り絞り、ずっと心に引っかかっていたことをホヨンに尋ねます。「この前の同窓会であんたとキスしたって言ってたの。…そんなことしてないわよね?」。
ホヨンは一瞬答えに詰まり、彼の脳裏には、あの同窓会の夜の出来事がよみがえっていました。
「…したよ。ゴメン」
ホヨンは、ボミから強引にキスをされたことについて、彼女に冷たく真実を告げていきます。
しかし、彼は「でも絶対に俺がしたくてしたんじゃない」「アイツがいきなりしてきたんだ」と弁解します。
【過去回想】ホヨンの告白、ボミに突きつけられた残酷な現実
場面は、過去の回想シーンへと移ります。そこには、ホヨンと、彼に想いを寄せるボミの姿がありました。
「お前は気に食わない部分も多いし俺には彼女もいるからマジメにつきあいたいとは思わない」 「でもまあ…そこまで嫌いじゃないぜ。…今のところはな」 「お前の態度次第だ…」
それは、ボミを正式な恋人として見る気は毛頭なく、ただの都合のいい遊び相手としか見ていないという、非情な宣告でした。
独り歩く背中、回想の終わり
過去の回想の中で、ホヨンは「自分のプライドにも関わる話だからな」と心の中で吐き捨て、一人でその場を去っていきます。彼の言葉の真意も、その冷たい背中を見つめるしかなかったボミの想いも、現在のダナは知る由もありません。
まとめ【人間関係アディクション】39話を読んだ感想(ネタバレあり)
第39話は、ホヨンの回想という形で、彼とボミの間にあった衝撃的な過去が明らかになる、物語の核心に触れる回でした。これまで謎に包まれていたホヨンの冷酷な一面が、過去のボミとのやり取りの中で、これでもかというほど克明に描かれており、読んでいて戦慄しました。
彼は、自分が興味のない相手に対しては、ここまで残酷になれる人間だったのですね。「彼女がいる」と言いながら、ボミに思わせぶりな態度を取る姿は、彼が王子様などではなく、自分のプライドのためなら平気で人の心をもてあそぶ、危険な人物であることを示しています。
この壮絶な過去を知ることで、ボミがなぜあそこまでホヨンに執着し、ダナに敵意をむき出しにするのか、その行動の理由が少しだけ理解できたような気がします。そして、現在のダナとの関係を、彼はどうするつもりなのか。物語は、ホヨンという最大の謎を中心に、さらに予測不可能な領域へと突き進んでいきます。
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