【人間関係アディクション】7話をあらすじから結末まで簡単にネタバレ解説!

【人間関係アディクション】第7話をネタバレありで簡単に解説する
第6話で、ダナとチヒョクの衝撃的な過去が示唆され、物語は新たな謎を提示しました。一方、夜のカラオケ店では、ドンフンの異常な趣味が明らかになり、スギョンはホヨンを手に入れるための策略を巡らせ始めます。第7話は、そのカラオケ店の後編。ホヨンを巡る女たちの思惑が激しく衝突し、彼の隠された恋愛事情が明かされる、見逃せない展開が待っています。
深まる夜、交錯する思惑
カラオケ店の人間模様
時間は深夜11時過ぎ。カラオケ店のソファで酔って寝ていたスギョンが、ふと目を覚まします 。友人に「外の空気でも吸ってきたら?」と促され、タバコを吸うために席を立つと、そこには既に酔いつぶれて眠るドンフンの姿がありました 。
ホヨンはどこへ?スギョンの焦り
スギョンが本当に探しているのは、もちろんホヨンです 。しかし、彼の姿はどこにも見当たりません。「あれ…いない?」「アイツはタバコを吸わないのになんで行ったのかな?」と、スギョンは彼の不在に不安と苛立ちを募らせます 。
その時、店の入り口が騒がしくなります。現れたのは、あの絶対的支配者、ランでした 。彼女は「今来たところ」「ちょうどコイツらに会ったから一緒に来たんだ」と、仲間を連れて合流します 。ランの登場に、スギョンは驚きつつも彼女を歓迎しました 。
策略の裏で…ホヨンの冷酷な一面
ホヨンを巡る女の戦い
スギョンがランたちと話している間も、ホヨンの行方が気になって仕方がありません 。仲間が「トイレじゃね?」と軽く流しますが、その予想は外れていました 。
場面は店の裏路地へ。そこにいたのは、ホヨンと、彼にしつこく言い寄っていたあのナム・ボミでした。そして、ボミはホヨンの隙をつき、無理やり彼にキスをします 。
「今は正直言ってお前のことが嫌いだ」
しかし、ホヨンはすぐにボミを突き放すと、「なんのつもりだ?」と氷のように冷たい声で問い詰めました 。ボミは「あんた今彼女いないんでしょ?」「中学の時から好きだった…あんただけをずっと待ってたのに…」と、涙ながらに長年の想いをぶつけます 。
この必死の告白にも、ホヨンの心は一切揺らぎません。彼は、彼女の心をへし折る、あまりにも残酷な言葉を口にするのです。
「確かにお前を好きになりそうな時期もあった」
「でもそれは過去の話だ」 「今は正直言ってお前のことが嫌いだ」
隠された恋人の存在
それでもボミが「ウソよ」と食い下がると、ホヨンは決定的な事実を突きつけます。
「いや…ウソじゃない…俺には恋人がいるって」
ボミは、かつてホヨンと付き合っていたランのことだと思い、「もしかしてまだつきあってるの?…ランと?」と尋ねました 。しかし、ホヨンの答えは「違う…ランじゃない」 。ホヨンには、ランとは別の「恋人」がいることが、ここで初めて明かされたのです。
最後にホヨンは、震えるボミに「死にたくないなら二度と俺の体に触るな」と、殺意を込めた最終宣告を下し、その場を立ち去りました 。
教室の新たな視線
チヒョクを観察する学級委員
一方、昼間の学校。ある女子生徒は、教室で一人ぽつんと座るチヒョクの姿を見つめていました 。彼女は、ダナたちが昼休みになるとどこかへ消えていくことや、チヒョクがクラスで孤立していることに、うすうす感づいていたようです 。
「どいてくれる?」- チヒョクの奇行
彼女がチヒョクの机のそばを通りかかったその時、突然チヒョクが目の前に立ちはだかり、「どいてくれる?」と無表情で声をかけます 。驚きのあまり、彼女は尻もちをついてしまいました 。
席替えの懇願と不気味な笑み
気を取り直した彼女に、チヒョクは「売店ってどこにあるの?」などと、どこか噛み合わない質問を繰り返します 。そして、ついに本題を切り出しました。
「僕と席を替わってくれない?」
彼の目的は、やはりダナの隣の席でした。彼女が「座席表が貼ってあるし、先生に怒られるから…」と断ると、チヒョクは意外にもあっさりと引き下がります 。しかし、彼女が伸びをした一瞬、窓の外に立つチヒョクがこちらを見ながら「ヒヒッ…」と不気味な笑みを浮かべているのが見えてしまいます 。彼の異常性が、また一人、新たな目撃者を生んだ瞬間でした。
まとめ【人間関係アディクション】7話を読んだ感想(ネタバレあり)
第7話は、ホヨンの知られざる一面と、チヒョクの静かな狂気がじわじわと周囲に伝播していく恐怖が描かれ、息をのむ展開の連続でした。
ホヨンのボミに対する態度は、まさに冷酷無比。一途な想いを涙ながらに告白されても、微塵も心を動かさず、「嫌いだ」「死にたくないなら触るな」と言い放つ姿には、彼のサイコパス的な一面が垣間見え、底知れない恐怖を感じました。彼が本気で怒った時、一体どうなってしまうのか。想像するだけでゾッとします。
そして、今回最大の衝撃は、ホヨンが「ランではない恋人がいる」と明言したことです。真っ先にダナの顔が思い浮かびますが、二人はまだ付き合っていないはず。では、その「恋人」とは一体誰なのでしょうか。この謎の恋人の存在が、今後の人間関係を大きく揺るがすことは間違いありません。スギョンの策略も、この時点で既に破綻している可能性があり、今後の展開から目が離せません。
また、これまではダナのグループ内でしか知られていなかったチヒョクの異常性が、気弱な学級委員の女子生徒にまで及んだことにも注目です。彼女が最後に見た、チヒョクの不気味な笑みはホラーそのものでした。彼の狂気が静かに、しかし確実に学校全体に広がり始めているようで、新たな事件の火種が生まれていることを予感させます。
ホヨン、ダナ、チヒョクの三角関係に、ラン、ボミ、スギョン、そして学級委員の視点までが絡み合い、物語はますます複雑な様相を呈してきました。嘘と本音、愛情と策略が入り乱れる人間関係の沼は、さらに深みを増していくばかりです。
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