【今夜、うちにおいで】3話あらすじから結末まで全てネタバレ解説

【今夜、うちにおいで~冷徹上司の理性が溶けたら】第3話をネタバレありで解説する
アパートの水道管破裂という災難に見舞われ、ひょんなことから上司である行定部長の家で一晩を過ごすことになった遠野主任。第3話は、謎に満ちた上司の家で繰り広げられる、予測不能な一夜を描きます。
モデルルームのような部屋と、後悔の念
行定部長の家に足を踏み入れた遠野主任は、生活感がまるでない、まるでモデルルームのような部屋に圧倒されます 。部長に促されるまま、先にシャワーを借りることになりました 。しかし、一人冷静になると、彼女の心は一気に不安と後悔でいっぱいになります。
「顔見知り程度の直属でもない上司の誘いにほいほいのったりして」 。 どう考えても甘えすぎだ、と自分を責める遠野主任 。彼女はシャワーから出ると、迷惑をかけてしまったことを改めて深く謝罪するのでした 。対する行定部長は落ち着いた様子で、管理会社からの連絡を理由に、自分もシャワーを浴びると告げます 。
手料理が繋ぐ、束の間の穏やかな時間
「好きにしてて」とリビングに残された遠野主任 。彼女は冷蔵庫にあった食材を使い、つい世話焼きの癖で簡単な夜食を作ってしまいます 。シャワーから出てきた部長は、彼女の手料理に驚きつつも、一口食べると「ん うまい」と素直に感想を述べます 。
この手料理をきっかけに、二人の間の緊張は少しだけ和らぎます。さらに部長は、遠野主任のアパートの応急処置が完了し、明日一緒に部屋の状況を確認しに行こう、という朗報を伝えてくれました 。このまま何事もなく、穏便に夜が明けるかのように思われました。
豹変!冷徹上司のまさかの「絡み酒」
穏やかな雰囲気の中、遠野主任は帰り道に買っていたお酒を部長に勧めます 。しかし、この親切心が、事態を急変させる引き金となってしまうのです。 「いや 私は酒は…」と一度は断ろうとした部長ですが 、次の瞬間、彼はすっかり酔っぱらった状態で、遠野主任を後ろから抱きしめていました 。
「遠野はよくやってるよ」 。 「仕事は丁寧だし 気配りも利く」 。
酔った部長は、普段の彼からは想像もつかないような甘い言葉で、彼女を褒めちぎり始めます。さらに、彼女の髪に触れ、「綺麗だな」「結ぶのやめろよ 勿体ない」とささやく始末 。この豹変ぶりに、遠野主任の頭の中はパニック状態。「褒め殺し 絡み酒!!!!!」と、心の中で絶叫するのでした 。
なんとか泥酔した部長を部屋まで運び、ベッドに寝かせた遠野主任は、疲れ果ててソファに倒れ込みます 。冷徹上司のまさかの弱点(?)を知ってしまったこの一夜は、二人の関係に一体どんな影響を与えるのでしょうか。
まとめ【今夜、うちにおいで~冷徹上司の理性が溶けたら】︎第3話を読んだ感想
今回の第3話は、衝撃の「ギャップ萌え」回でした!行定部長のまさかの豹変っぷりには、笑いとドキドキが止まりませんでしたね。普段、あれだけクールで理性的な人が、お酒を飲んだ途端にあんなに甘々で饒舌な「絡み酒」になるとは誰が想像できたでしょうか。
特に、後ろから抱きしめて「褒め殺し」するシーンは、本作の名場面の一つだと思います。酔っているとはいえ、彼が普段から遠野主任の仕事ぶりをしっかり評価していることが伝わってきて、なんだか嬉しくなりました。冷静な彼からは絶対に出てこないであろう「綺麗だな」というストレートな褒め言葉も、破壊力抜群です。
パニックになりながらも、なんだかんだで部長の世話を焼いてしまう遠野主任も可愛らしくて、応援したくなります。このとんでもない一夜を、部長は果たして覚えているのか。次の日の朝、二人がどんな顔をして会うのか、想像するだけでニヤニヤしてしまいます。物語が大きく動き出した、最高に面白いエピソードでした!
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