【今夜、うちにおいで】4話あらすじから結末まで全てネタバレ解説

【今夜、うちにおいで~冷徹上司の理性が溶けたら】第4話をネタバレありで解説する
突然のトラブルで家を失い、冷徹なはずの上司・行定部長の家で一夜を明かすことになった遠野主任。第4話では、二人の秘密の共同生活が、早速職場に波紋を広げます。
鋭い後輩の指摘!秘密の同居はバレバレ?
物語は、出張から戻ってきた後輩の志緒ちゃんとの会話から始まります。彼女は遠野主任に近づくと、「あれ シャンプー変えました?」と何気なく尋ねます 。その一言に、遠野主任の心臓は跳ね上がります。
(もしかして 部長の家の香りが移ってる? )
会社の人間には、部長の家にいることは伏せておきたい 。そう決意した矢先、志緒ちゃんは核心に迫る一言を放ちます。彼女は真剣な表情で、こう問いかけるのです。
「まさか先輩…部長と付き合ってないですよね? 」
後輩からのあまりにもストレートな質問に、遠野主任は言葉を失います 。始まったばかりの秘密の生活が、こんなにも早く疑いの目を向けられることになるとは、予想だにしていませんでした。
記憶のない部長と気まずすぎる朝
場面は、気まずい朝の食卓シーンへと移ります。実は前夜、遠野主任は酔ってソファで眠ってしまった行定部長をなんとかしようと奮闘していました 。しかし、その最中に彼が目を覚まし、床で隣り合っているところを発見されてしまったのです 。
ところが、行定部長は「すまない!」「覚えてなくて…」とひたすら謝罪します 。彼は、自宅で飲むと記憶をなくすことがあるという、意外な弱点を持っていたのでした 。上司の知らなかった一面に戸惑いつつも、遠野主任は強引に飲ませてしまったことを謝り、二人の間には何とも言えない気まずい空気が流れます 。この出来事が、二人の関係に新たな変化をもたらすきっかけとなります。
「うちで暮らさないか?」― 突然の同居提案
朝食をとりながら、遠野主任は次の部屋探しの条件を口にします。セキュリティ面には目をつぶり、とにかく家賃の安い物件を探そうとする彼女 。その様子を見ていた行定部長は、彼女の身を案じ、思いもよらない提案をします。
「次の部屋が見つかるまで うちで暮らさないか? 」
あまりに突然の提案に、遠野主任は激しく動揺します 。しかし行定部長は、オーナーとしての責任だけでなく、女性の一人暮らしには安全な物件が不可欠であること、ホテルや短期滞在は費用がかさむことを冷静に説明します 。彼の言葉は合理的でありながら、その根底には彼女を心配する確かな優しさが感じられました。
見えてきた上司の素顔と、始まる共同生活
遠野主任は、行定部長の真意を問います。「どうしてそこまでしてくれるんですか?」と 。彼女は、彼が周囲から「キツイ」と言われがちな一方で、実際には面倒見が良く、的確なフォローをしてくれる人物であることを見抜いていました 。
「他人の仕事まで背負いこむ君には言われたくない」と、ぶっきらぼうに返しながらも、彼女の洞察を否定しない行定部長 。このやり取りを通して、二人の間には確かな信頼関係が芽生え始めます。そして遠野主任は、彼の申し出を受け入れることを決意するのでした 。
こうして、秘密の同居生活が正式にスタート。物語は一週間後、再びオフィスでの志緒ちゃんとの対峙シーンに戻り、次話への期待を煽ります 。
まとめ【今夜、うちにおいで~冷徹上司の理性が溶けたら】︎第4話を読んだ感想
第4話は、ドキドキとハラハラの連続でした!まず、後輩の志緒ちゃんの勘の鋭さには、読んでいて「ひぇっ!」と声が出そうになりました。秘密の恋じゃないのに、付き合っていると疑われる状況…気まずすぎますよね。
そして、行定部長の新たな一面に完全に心を掴まれました。仕事では完璧な冷徹上司が、家でお酒を飲むと記憶をなくすなんて、そのギャップがたまりません!しかも、記憶がないまま遠野主任に迷惑をかけたかもしれないと本気で焦る姿は、とても人間味があって魅力的でした。
何と言ってもクライマックスは、同居の提案シーンです。「うちで暮らさないか?」なんて、少女漫画の王道でありながら、行定部長が言うと重みが違います。ただの優しさや下心ではなく、「君の安全のため」という極めて論理的で誠実な理由を提示するところが、彼らしくて最高でした。遠野主任も、そんな彼の不器用な優しさを見抜いている。お互いの本質を少しずつ理解し始めた二人の関係から、もう目が離せません!ここから始まる正式な同居生活で、二人の距離がどう縮まっていくのか、楽しみで仕方がないです。
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