【今夜、うちにおいで】44話あらすじから結末まで全てネタバレ解説

【今夜、うちにおいで~冷徹上司の理性が溶けたら】第44話をネタバレありで解説する
お互いの気持ちを確かめ合い、ついに結ばれた清子と圭亮。第44話では、読者が待ちに待った、二人の初めての温泉旅行が描かれます。しかし、その旅行は単なる甘いお泊りデートではなく、二人の未来を決定づける、重要な意味を持つものでした。
ドキドキの温泉旅行!のはずが、最初の目的地は…
ついに始まった、清子と圭亮の初めての温泉旅行 。車中で「今日泊まる部屋、露天風呂付きにしたから」と圭亮から告げられ、清子の期待は最高潮に達します 。
「お部屋に露天風呂付き…ってつまり!?」 と、これから始まる甘い夜を想像して、顔を真っ赤にする清子の姿は、恋する乙女そのものでした 。
しかし、二人が最初に向かったのは、温泉旅館ではありませんでした。圭亮が清子を連れて行ったのは、彼のお墓の前 。これは、彼女を自分の家族に紹介し、過去も未来も共に歩んでいきたいという、彼なりの誠実な想いの表れだったのです。
「俺が一緒に行きたいって言ったのに」―不安を溶かす、彼の真剣な想い
初めての旅行が「お墓参り」という予想外の展開に、清子は「それがうちのお墓参りでよかったんでしょうか?」と、不安を隠せません 。何もない田舎で育った自分と、完璧な上司である彼との違いを、改めて感じてしまったのかもしれません。
そんな彼女の心を、圭亮の力強い言葉が優しく溶かします。「何言ってんの、俺が一緒に行きたいって言ったのに」 。彼の真剣な眼差しは、清子をただの恋人ではなく、人生を共にする大切なパートナーとして考えていることを、雄弁に物語っていました。
「ご家族に挨拶しときたいんだ」―次の約束は、彼女の故郷へ
旅館で過ごす穏やかな時間の中、仲居さんが出してくれたサービスのデザートをきっかけに、清子は自分の故郷の思い出を語り始めます。その話に静かに耳を傾けていた圭亮は、ここで思いもよらない提案を切り出すのでした。
「それなら俺も一緒に行っていいかな?」 。そして、こう続けます。「ご家族に挨拶しときたいんだ」 。それは、もはやプロポーズと変わらない、二人の未来を決定づける、あまりにも真剣な言葉でした。
バレバレ!?職場で広がる二人の噂
一方、その頃、会社では清子と圭亮が同時に有給休暇を取ったことが、すでに同僚たちの間で大きな話題となっていました 。後輩の志緒ちゃんたちが「まさか入院じゃ…」と心配するほど、二人の行動は注目を集めていたのです 。二人が知らないところで、秘密の恋は公になる一歩手前にまで進んでいました。
まとめ【今夜、うちにおいで~冷徹上司の理性が溶けたら】︎第44話を読んだ感想
今回は、待ちに待った温泉旅行編!…かと思いきや、いきなりのお墓参りという意表を突く展開に、まず心を掴まれました。でも、これは圭亮さんの誠実さの表れですよね。ただ甘いだけの関係じゃなく、きちんと彼女を自分の家族に紹介するという、彼の真剣な想いに胸が熱くなりました。
「露天風呂付き」という言葉に一人で赤面する清子も可愛かったですし、彼女の不安を「俺が一緒に行きたいんだ」の一言で吹き飛ばす圭亮さんも、最高に格好良かったです!
そして、なんと言ってもクライマックスは「ご家族に挨拶しときたいんだ」というセリフ!これはもう、事実上のプロポーズですよね!?二人の関係が一気に結婚へと向かいそうで、読んでいてドキドキが止まりませんでした。会社の同僚たちにバレバレなのも、なんだか微笑ましくていいですね。このまま幸せにゴールインまで突き進んでほしい!そんな幸福感に満たされた、素晴らしい回でした。
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