【前世から君だけを愛すると誓うよ】39話をあらすじから結末まで全てネタバレ解説

- 詩乃は、母の言葉から、真司が友人の結婚式の招待状に書かれた住所を見て、実家を突き止めたことに気づきます。
- 家族に危険が及ぶことを恐れた詩乃は、母に嘘をつき、当てもなく電車を乗り継ぐ逃避行に出ることを決意しました。
- 逃げる途中も真司のことばかりを考えてしまう自分に苦しみながらも、詩乃は「彼のためにも、もう傍にいない方がいい」と、別れを決意します。
- 詩乃が一人、見知らぬ駅のホームに降り立ったところで、物語は続きます。
【前世から君だけを愛すると誓うよ】第39話をネタバレありでわかりやすく解説する
行き着いた先での出会いと新たな生活
当てもない逃避行の末、詩乃がたどり着いたのは、見知らぬ海辺の町でした。所持金も底をつき、野宿寸前だった彼女に声をかけたのは、一人の老婆でした 。
老婆の名前は根本さん。口は悪いですが、根は優しい彼女は、詩乃に住む場所を提供し 、さらには自分が働く食堂での仕事まで紹介してくれたのです 。
あれから三ヶ月。詩乃は、根本さんや食堂の同僚たちの温かさに触れながら、少しずつ心の平穏を取り戻していました 。
テレビ中継が招いた悪夢の再来
そんなある日、詩乃が働く食堂に、テレビの取材クルーがやってきます 。ほんの数秒、賑わう店内の様子を伝える映像の中に、働く詩乃の姿が映り込んでしまいました 。
その直後、詩乃は原因不明の吐き気とめまいに襲われます 。同僚たちは「顔色が悪いわよ」「無理はよくない」と、彼女に病院へ行くよう促しました 。
産婦人科と二本の線
近くの病院を探し、診察を受ける詩乃。しかし、そこで彼女が案内されたのは「産婦人科」でした 。
まさか…。
脳裏をよぎる、真司と激しく求め合った夜の記憶 。そして、病院のトイレで手にした妊娠検査薬には、残酷なまでにくっきりとした二本の線が浮かび上がっていたのです 。
それは、彼女が真司の子供を身ごもっているという、紛れもない事実を突きつけるものでした。
【前世から君だけを愛すると誓うよ】39話を読んだ感想(ネタバレあり)
今回は、穏やかな日常からの、まさに天国から地獄へと突き落とされるような、衝撃的な展開の連続でした。新しい場所で、心優しい人々に囲まれ、ようやく詩乃が前を向いて歩き始めた矢先の出来事なだけに、その衝撃は計り知れません。
食堂でのテレビ中継は、完全に死亡フラグでしたね。あの数秒の映像が、狂気的な執着心を持つ真司の目に留まってしまうことは、ほぼ間違いないでしょう。平和な日常が、再び彼の影によって脅かされようとしている。そう思うだけで、背筋が凍る思いです。
そして何より、ラストの妊娠発覚。これは、物語を根底から揺るがす、あまりにも大きな爆弾です。憎むべき相手、しかし、心の底ではまだ愛している相手の子供を身ごもってしまった詩乃。彼女は、この事実をどう受け止め、そしてどう生きていくのでしょうか。逃れられない運命の鎖が、また一つ、彼女に重くのしかかってきたように感じます。
【前世から君だけを愛すると誓うよ】39話のネタバレまとめ
- 真司から逃れた詩乃は、見知らぬ海辺の町で老婆に助けられ、食堂で働きながら穏やかな日々を送っていました。
- 詩乃が働く食堂がテレビで中継され、偶然にも彼女の姿が全国に放送されてしまいます。
- その直後、体調不良を訴えた詩乃は病院へ向かい、そこで自分が妊娠しているという衝撃の事実を知るのでした。
- 妊娠検査薬にはっきりと浮かび上がった二本の線が、彼女が真司の子を宿していることを示していました。
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