【前世から君だけを愛すると誓うよ】4話をあらすじから結末まで全てネタバレ解説

- 新社長として就任したのは、以前ジムで詩乃を助けた男性・首藤真司でした。
- 詩乃はすぐに彼だと気づきますが、首藤は詩乃に気づいていないかのような態度を取ります。
- 後輩の依田は、地位と名誉欲しさに社長補佐の座を虎視眈々と狙っていました。
【前世から君だけを愛すると誓うよ】第4話をネタバレありでわかりやすく解説する
突然の会議室への呼び出し
静かなオフィスに、部長の慌ただしい声が響き渡ります。重要な会議の最中、議題となっている資料の完成度を新社長の首藤が評価し、その作成者を連れてくるよう指示したのでした。
「この資料、誰が担当したんだ!?」
切羽詰まった様子の部長に名前を呼ばれ、主人公の春川詩乃は「はい!」と勢いよく立ち上がります。何か資料に不備でもあったのではないかと、彼女の胸は不安でいっぱいになります。しかし、これは詩乃の運命が大きく動き出すきっかけとなる出来事でした。
努力が実を結ぶ瞬間!社長補佐への大抜擢
緊張しながら会議室へ入った詩乃を待っていたのは、新社長である首藤真司からの鋭い質問でした。しかし、詩乃は臆することなく、資料の内容について的確かつ分かりやすく説明していきます。その姿は、これまで雑用を押し付けられてきたお人好しのOLではなく、一人の優秀なビジネスパーソンそのものです。
そして会議の終盤、首藤は静かに、しかしはっきりとした口調で告げました。
「社長補佐を春川詩乃、君に頼もうと思う」
突然の任命に、詩乃は「私がお役に立てるかどうか・・・」と戸惑いを隠せません。ですが、首藤は会議でのやり取りを通して、彼女の卓越した能力をすでに見抜いていました。詩乃が作成した資料は、要点が美しくまとめられているだけでなく、取引先からも高く評価されていたのです。これまで誰にも認められず、ただ真面目にコツコツと続けてきた努力が、ついに報われた瞬間でした。
嫉妬の炎と新たな評価
一方、自分がなるはずだった社長補佐の座を詩乃に奪われた後輩の依田は、悔しさに顔を歪ませます。「あの女、そこは私のポジションなのに」と、心の中で毒づく彼女の姿は、まさに悪役そのものです。仕事もろくにできないにもかかわらず、その自信はどこから来るのでしょうか。
翌日、社長補佐としての初日を迎えた詩乃は、気持ちを新たに出社します。しかし、首藤はジムでの出来事には一切触れてきません。「やっぱり私のことなんて覚えていないんだ」と少し寂しく思う詩乃でした。
そんな中、詩乃はさっそく首藤から大きな仕事を任されます。それは、来週開催されるレセプションパーティーで発表する資料の作成でした。実はこの資料、もともとは依田が担当していたもので、彼女が1ヶ月以上かけても完成させられなかった代物です。しかし詩乃は、その膨大な資料をわずか1週間で完璧に仕上げてみせます。
この一件で、詩乃の優秀さは一気に社内に知れ渡ることになりました。これまで彼女を軽く見ていた社員たちも、その仕事ぶりに目を見張ります。ただ、同期のエースである篠原だけは、詩乃の活躍をどこか複雑な表情で見つめているのでした。
燃え盛る嫉妬の矛先
社内で詩乃の評価がうなぎのぼりになる一方で、依田の嫉妬心は限界に達していました。自分の手柄を横取りされ、狙っていたポジションまで奪われた怒りは、今にも爆発しそうです。物語の最後、彼女が浮かべた鬼のような形相は、これから詩乃を待ち受けるであろう、さらなる困難を予感させます。
純粋な実力で道を切り開いた詩乃と、それを妬む依田。光と影、二人の対照的な姿が、今後の物語にどのような波乱を巻き起こしていくのでしょうか。
【前世から君だけを愛すると誓うよ】4話を読んだ感想(ネタバレあり)
今回の第4話は、読んでいて本当に胸がスッとする展開でした。これまで依田に良いように利用され、悔しい思いをしてきた詩乃の努力が、ついに正当に評価されたのですから。首藤社長が見る目のある人で、本当に良かったと感じます。
詩乃が会議で堂々と説明する姿や、依田が1ヶ月もかかった資料を1週間で仕上げてしまう場面は、まさに圧巻の一言です。彼女の秘められた才能が開花していく様子に、読んでいるこちらまで嬉しくなってしまいました。
それに比べて、依田の嫉妬深さには呆れてしまいます。自分の実力不足を棚に上げ、他人を妬む姿は見ていて気分の良いものではありません。ラストの表情は本当に怖く、今後、詩乃に対してどんな嫌がらせをしてくるのかと考えると、少しハラハラします。
詩乃が手に入れた新しいポジションと評価。それを守り抜き、さらに輝いていくことができるのか。そして、詩乃と首藤の関係はこれからどう進展していくのか、次回の展開がますます楽しみになります。
【前世から君だけを愛すると誓うよ】4話のネタバレまとめ
- 詩乃は会議での的確な応答が評価され、首藤社長から社長補佐に任命されました。
- これまでのお人好しな働きぶりが、ついに正当な評価として実を結びます。
- 依田が1ヶ月かけても終わらなかった資料作成を、詩乃はわずか1週間で完成させ、社内での評価を確固たるものにしました。
- 社長補佐の座を奪われた依田は、詩乃への嫉妬心を燃やし、次なる妨害を画策している様子が描かれています。
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