【大正學生愛妻家】19話をあらすじから結末まで全てネタバレ解説

- ふきは仕立て屋の巴(ともえ)さんを訪ね、彼女がミシンを導入し洋裁の勉強を始めたことを知りました 。
- ふきは巴さんに、勇吾と無事に結ばれたことを報告し祝福されますが、毎晩のように求められることに体力的な不安を感じ、「私たちハレンチすぎ!?」と相談します 。
- 巴さんは新婚だからだと笑いつつも、ふきの身分差への不安に寄り添い、「二人の時間を積み重ねて自信をつけていくしかない」とアドバイス 。さらに、年下の勇吾を虜にするための「男女仲の技術」(刺激、大胆さ、年上の魅力など)を伝授します 。
- そこへ勇吾が学校帰りにふきを迎えに現れ、巴さんに丁寧に挨拶 。
- 帰り道、ふきは巴さんのアドバイスを思い出して一人で赤面し、勇吾の優しさに「メロメロはこっちです……」とノックアウト寸前でした 。
【大正學生愛妻家】第19話をネタバレありでわかりやすく解説する
巴さんから「男女仲の技術」を伝授され(?)、勇吾への想いをますます募らせるふき。第19話は、学期末試験を控えた勇吾を健気に支えようとするふきの奮闘と、そんな彼女からの「贈り物」に勇吾が心をかき乱される、甘酸っぱいエピソードです。季節は七月、夏本番を迎えていました 。
試験前の夫を全力応援!特製・生姜焼き丼
「すみませーん! この豚ロースを百…いや百五十匁お願いします!」 肉屋で威勢よく注文するふき 。今晩は、もうすぐ始まる学期末試験に向けて頑張る勇吾のために、奮発してご馳走を作ることにしたのです 。肉屋のおかみさんおすすめの生姜焼き丼 。
家に帰り、薪割りをしようとしている勇吾を見つけたふきは、「待って勇吾さま 今から… 何かご無理なさってるんじゃ…」と心配します 。一週間前から、勇吾は少し顔色が悪く、疲れている様子でした 。 「ああ 夜中起きて勉強したから ちょっと寝不足かも」 勇吾が打ち明けたのは、学期末試験が近いこと 。年三回あり、進級がかかっている大事な試験です 。
「まぁ合格点は間違いなく取れるから 焦ることもないんだけど」と冷静な勇吾ですが、試験の結果は実家(本家)にも通知されるため、上位の成績を維持する必要があるのです 。それは、「ふきとのこの生活に一切口出しされないためにも…」という、彼の秘めたる決意の表れでもありました 。
「それは一大事ですよ!」 事情を知ったふきは、妻として夫を全力で支えることを宣言します! 「ちゃんと試験に集中なさなきゃ!」「勇吾さまの本分はお勉強だもの おうちのことは私に任せて 全力で協力します!」 勇吾は「ありがとう」と感謝しつつ、「自習で帰りが遅れたり 夜も部屋に籠るけど 平気?」と尋ねますが、ふきは「はい!」と力強く頷くのでした 。
その夜の食卓には、ふき特製の山盛り生姜焼き丼が! 「大丈夫 腹ぺこだから」 勇吾は「美味い!」と勢いよく食べ進め、ふきは「よかったぁ~」と満面の笑み 。 「お店で教えていただいたんです」「豚肉は栄養たっぷりって雑誌で読んだから ご飯で勇吾さまを応援しようって張り切っちゃいました!」
夫を想う妻の行動と、秘めたる願い
「俺のために?」 ふきの健気な想いに、勇吾は心を打たれます。しかし、ふきは「あっ…いけない! こういう雰囲気はお勉強の邪魔になっちゃう!」と慌ててしまい、「お水のおかわり持ってきますね!」とその場を離れようとします 。 (抱きしめたいけど 行儀が悪いから我慢しとく) 勇吾は、ふきを引き止めたい気持ちをぐっとこらえるのでした。
その夜、ふきはなかなか寝付けません 。隣の部屋で勉強している勇吾が気になって仕方ないのです 。 (勇吾さま まだお勉強してるんだ…) ふきはそっと部屋を訪ね、お茶を差し入れます 。 「ありがとう」「目が冴えちゃったから」と無理する勇吾に、「明日からでしょ? 本番 あまり無理しちゃダメですからね」と優しく声をかけ、「じゃあ おやすみなさい」と部屋を後にします 。
お弁当に込められた想いと、夫の動揺
そして試験当日 。昼休み、勇吾はふきが作ってくれたお弁当を開けます 。中には、美味しそうなおにぎりと一緒に、一枚の紙が添えられていました 。
それは、ふきからの手紙でした。 「午前の試験 おつかれさまです 午後も存分にお力を出せますように」 優しい応援の言葉に、勇吾はふっと笑みをこぼします。しかし、手紙はこう続いていました。 「それと 試験がぜんぶ終わったら 勇吾さまと たくさん おしゃべりしながら 眠りたいです」
その一文を読んだ瞬間、勇吾の顔は**「カァァァッ」と真っ赤に染まります!** (………………) 彼は手紙を握りしめ、激しく動揺。その様子を、周りの友人たちが見逃すはずもありません。 「橘? なんか今 見たことない顔してたぞ?」
妻からのあまりにも大胆(?)なお誘いに、冷静沈着な勇吾も完全にペースを乱されてしまった様子。 しかし、その日の午後に行われた化学と漢文の試験で、勇吾はなんと学年一位の成績を叩き出したのでした 。 ふきの応援(と刺激?)が、思わぬ形で彼の力になったのかもしれません。
【大正學生愛妻家】19話を読んだ感想(ネタバレあり)
ふきちゃん、大胆!! そして勇吾さま、可愛すぎ!! 第19話、もう最高に甘酸っぱくて、ニヤニヤが止まりませんでした!
まず、勇吾のために奮発して生姜焼き丼を作るふき、健気で可愛いですね! 「元気が出るお献立に」って、一生懸命考えてるのが伝わってきます。そして、試験勉強で寝不足の勇吾を心配して、「おうちのことは私に任せて!」って宣言する姿、まさに理想の奥さん…!
でも、そんなふきを前にした勇吾の心の声、「抱きしめたいけど行儀が悪いから我慢」! あなた、前回レストランで堂々とキスしてませんでしたっけ!?(笑) 家だと妙に理性的なのが、逆に可愛いです! ふきを引き止めたいのに我慢しちゃう不器用さがたまりません。
そして夜、寝付けずに勇吾の様子を見に行っちゃうふき。恋する乙女ですねぇ。お茶を差し入れする姿も、かいがいしくて素敵でした。
からの、クライマックスのお弁当の手紙! 「午後も頑張ってください」までは、うんうん、って感じだったんですが、まさかの 「試験がぜんぶ終わったら 勇吾さまと たくさん おしゃべりしながら 眠りたいです」 !!!!!
ふきちゃん、それ、ほぼ「夜のお誘い」ですよ!? 巴さんの「大胆に攻めるのよ!」っていう教えを、こんな形で実践するとは…! 天然なのか確信犯なのか…! いや、でもふきのことだから、本当に純粋に「試験が終わったらゆっくり一緒に寝たいな」くらいの気持ちなのかもしれませんね。でも、その無邪気さが、勇吾にはとんでもない破壊力だったようで(笑)。
手紙を読んで真っ赤になって動揺しまくる勇吾さま、最高に可愛かったです!! いつも冷静沈着な彼が、ふきのことになるとこんなに取り乱しちゃうなんて…! 周りの友達に「見たことない顔」って言われちゃうのも含めて、ごちそうさまでした!
しかも、その動揺(?)のおかげか、午後の試験で学年一位! ふきの愛の力、恐るべしですね! 試験が終わった後、ふきのお願い(?)に勇吾はどう応えるのか…!? 次回が楽しみすぎます!
【大正學生愛妻家】19話のネタバレまとめ
- 七月、学期末試験を控えた勇吾のために、ふきは奮発して生姜焼き丼を作ることを計画する 。
- 勇吾が寝不足気味なのを知り、ふきは「おうちのことは私に任せて 全力で協力します!」と宣言する 。
- ふきの作った特大生姜焼き丼を、勇吾は「美味い」と喜んで食べる 。ふきは「勇吾さまを応援しようって張り切っちゃいました!」と伝える 。
- 勇吾はふきの健気さに心を打たれるが、「抱きしめたい」気持ちを我慢する 。
- 夜、ふきは勉強する勇吾にお茶を差し入れし、無理しないように気遣う 。
- 試験当日、勇吾はふきがお弁当に添えた手紙を読む 。
- 手紙の最後には「試験がぜんぶ終わったら 勇吾さまと たくさん おしゃべりしながら 眠りたいです」と書かれており、読んだ勇吾は激しく動揺し赤面する 。
- その動揺にもかかわらず(あるいは、それが力になったのか)、勇吾は午後の試験で学年一位の成績を収めた 。
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