【大正學生愛妻家】22話をあらすじから結末まで全てネタバレ解説

- ふきはソフィーに招待され、ライアン先生のお宅を訪問。ソフィーのサプライズで美しい西洋風のドレスに着替えさせてもらいました。
- 学校帰りに勇吾も訪れ、ライアン先生と歓談。ソフィーの母リリーが櫻明女学院の新しい英語教師であり、橘家が同学園の後援であることを知ります。
- ドレス姿に変身したふきの美しさに勇吾は言葉を失い、ソフィーの提案で記念写真を撮ることに。
- リリーからふきと勇吾が夫婦だと教えられたソフィーは、二人の仲の良さからきょうだいだと思っていたと驚き、「シンデレラガールね!」と言います。
- 帰り道、ふきは初めての体験に喜び、「世界が広がった気がします」と語りました。
- 勇吾はソフィーに playful な舌を出された後、ふきに聞こえないように「…モテる妻を持つと大変だ」と独占欲のような言葉を漏らしました。
【大正學生愛妻家】第22話をネタバレありでわかりやすく解説する
妻・ふきへの独占欲(?)を覗かせた勇吾。第22話は、学期末試験を終えた夜、二人が初めて「夫婦」として晩酌を楽しむ、甘くて少し危険な(?)エピソードです。お酒の力で、ふきの意外な一面が明らかに…!?
試験お疲れ様!初めての晩酌
「勇吾さま 一学期のお勉強 お疲れ様でした!」 学期末試験の最終日を終え、帰宅した勇吾をふきは満面の笑みで迎えます。食卓には、なんとワインが用意されていました。 「! それ 前にライアン先生からもらった酒か」「ワインには滋養があるって雑誌で読んで」 ふきは、試験勉強で疲れた勇吾を労うために、とっておきのワインを開けたのです。(※ちなみに、未成年の飲酒が法律で禁止されるのはこの翌年、大正11年からでした)
「やっと試験も終わったし 晩酌しながら一緒にくつろげたら」「よかったらいかがです?」 ふきの健気な提案に、勇吾は「いいね」と喜びます。「明日から夏休みだし 打ち上げってことで」。 しかし、彼はすぐに「飲みすぎに気を付けなきゃな ふきにはひどい姿見せてるし」と、以前酔いつぶれたことを反省。
そして、「いや ふきも一緒に飲もうよ」と誘います。 「わ 私も!?」 「もちろん」と微笑む勇吾。「コップもう一つ持ってくる」。
ふきはほとんどお酒を飲んだことがありません。お正月の屠蘇(とそ)と、祝言の三三九度(しかも一気飲みして巴さんに怒られた)くらい。 初めてのちゃんとした晩酌に、ふきは少し緊張しながらも、勇吾とグラスを合わせます。 「じゃあ 初めての乾杯」「か 乾杯!」
酔うと笑い上戸&泣き上戸!?
「甘い! おいしい…!」 デザートワインのような甘い口当たりに、ふきは思わずペースが上がってしまいます。 「あっ… 待って 少しずつ飲むんだよ 急に多量のアルコール摂取は危ないから」 勇吾は慌てて注意しますが、すでにふきの頬はほんのり赤く染まり、ふふっと笑い出していました。
「あれ? なんかほっぺが 熱いみたい……ふふっ うふふふふ ふふふふふ」 どうやらふきは笑い上戸のようです。 「それでですねー そのおじさん 頭のてっぺんにちょうちょがとまってるのに ぜんっぜん気づいてなくて… わたしもうっおかしくておかしくて…!!」 以前、市場で見かけた面白い光景を思い出し、涙を流して笑い転げるふき。
「ふきは笑い上戸なんだね」と微笑ましく見ていた勇吾ですが、コップ一杯も飲まないうちに、ふきはテーブルに突っ伏してしまいます。「コップ一杯でこうなるか…」。 「えっ 何何? なんです?」とまだ笑っているふきに、勇吾は「今日はここまでにしとこう」とワインボトルを遠ざけます。
すると、ふきの表情が一変。 「あっ?」 「…そんなに飲みたいのか?」 「…違うんです 私…」 次の瞬間、ふきの目からはぽろぽろと涙が溢れ出しました! 「ふき!?」
なんと、ふきは泣き上戸でもあったのです! 「わっ もう胸がいっぱいでっ…!!」「小さかった勇吾さまが成長して 私を気遣ってくれて…」 子供の頃の思い出と今の幸せがごちゃ混ぜになり、感情が爆発してしまった様子。 「泣き上戸も…」と呆れる勇吾に、ふきはさらに水を向けるように「ほらこれ 水飲んで」と促されると、「落ち着いたか? しばらく安静に…」という言葉も聞かず、突然立ち上がり、着物の帯を解き始めました!
「!! おい ふき! どうした急に!」 「おふろ 入らなきゃ」 千鳥足で風呂場へ向かおうとするふき。
酔ったふきの、大胆すぎるお誘い
「危ないから」「今日は風呂はダメだ こんなんじゃ危険だから」 勇吾は慌ててふきを止めますが、酔ったふきはとんでもないことを言い出します。 「えぇ… じゃあ 勇吾さまが一緒に入ってくれたら?」 「えっ…」
勇吾は、予想外すぎるふきからの大胆なお誘いに、完全に固まってしまいます。 しかし、ふきはすぐに「やっぱやめます…」と我に返り(?)、ふらふらと寝室へ。 「待って ふき!」 勇吾は慌てて彼女を追いかけます。
(ふきは酒が弱かったんだな) 勇吾は、ふきを布団に寝かせ、「あとで水持ってくるから 横になって」と優しく声をかけます。
すると、ふきは寝転んだまま、潤んだ瞳で勇吾を見上げ、彼の首に腕を回しました。 「ちゃんと休んで……」 「今夜はたくさん おしゃべりしながら 寝てくれないんですか…?」
それは、あのお弁当の手紙に書かれていた、ふきの願い。 酔った勢いとはいえ、あまりにも甘く、色っぽいおねだりに、勇吾の理性は吹き飛びます。
「…………ふき」 「酔っ」
勇吾は、ふきに覆いかぶさるようにして、深く口づけをしました。 ふきもそれに応え、二人は見つめ合います。
そして、ふきはいたずらっぽく微笑むと、勇吾を布団に引き倒しました! 「女からだって 攻められるんですよ…?」 「うふふっ」 「きゃっ」 「来て」
巴さんから伝授された(?)「女から攻める」技術を、まさかこんな形で実践するとは…! 勇吾は驚きながらも、愛しい妻の誘いに抗うことはできませんでした。
翌朝と、夫の決意
(………知らなかった) (ふきの おそるべき一面)
翌朝。隣でスヤスヤと眠るふきの寝顔を見つめながら、勇吾は昨夜の出来事を思い出して赤面していました。 そして、彼は静かに決意します。
(………………ふき) (酒を飲むのは 俺と二人の時だけにして…)
妻のあまりに可愛い(そして危険な)酔い姿を、他の誰にも見せたくない。 勇吾の独占欲は、ますます強くなっていくのでした。
【大正學生愛妻家】22話を読んだ感想(ネタバレあり)
ふきちゃん、酔うとヤバい!!(最高!!) 第22話、ごちそうさまでした!! もう、笑いとドキドキが止まりませんでした!
まず、試験お疲れ様でしたのワイン! ふきちゃん、健気すぎる! 勇吾さまを労おうとする気持ちが可愛いですね。そして、「ふきも一緒に飲もうよ」って誘っちゃう勇吾さま! あなた、妻が酒弱いって知ってました…?(笑)
初めての乾杯シーン、初々しくて良かったなぁ。からの、ふきちゃんの豹変っぷり! 笑い上戸でゲラゲラ笑い転げたかと思ったら、急に泣き上戸になって「うわーん!」って! 感情のジェットコースターが激しすぎる!(笑) 勇吾さまが「泣き上戸も…」って呆れるのも無理ないです。
そして、極めつけ! **突然帯を解き始めて「おふろ 入らなきゃ」**からの、「勇吾さまが一緒に入ってくれたら?」!! ふきちゃん、大胆すぎます!! これは勇吾さまじゃなくても固まりますよ! 理性が吹き飛ぶのも当然です!
からの、寝室でのおねだり! 「今夜はたくさん おしゃべりしながら 寝てくれないんですか…?」 あの潤んだ瞳で言われたら、断れる男はいません…! 勇吾さま、よくぞ耐えた(耐えられなかったけど!)。 からの、キス! そして、まさかのふきちゃんからの押し倒し!!
「女からだって 攻められるんですよ…?」 「来て」 巴さんの教え、ここで活かされたーーー!!(笑) 酔った勢いとはいえ、この積極性は反則です! 勇吾さまが完全に陥落するのも納得。
最後の、翌朝の勇吾さまの赤面と決意。 「知らなかった ふきのおそるべき一面」からの「酒を飲むのは俺と二人の時だけにして…」。 独占欲、爆発してるじゃないですか!! 可愛い酔っ払い妻を、他の誰にも見せたくないんですね! 最高です!
酔ったふきちゃんの破壊力が凄まじかった第22話。これはもう、勇吾さま、今後ふきちゃんにおいそれとお酒を飲ませられませんね(笑)。甘々で、ちょっとドキドキする、最高の回でした!
【大正學生愛妻家】22話のネタバレまとめ
- 試験最終日を終えた勇吾を労うため、ふきはライアン先生からもらったワインを用意し、二人で初めての晩酌をすることに。
- ふきは初めて飲むワインに「おいしい!」と感激するが、すぐに酔いが回り、笑い上戸になってしまう。
- さらに、急に泣き上戸になり、勇吾への感謝の気持ちなどを語りながら涙を流す。
- 酔ったふきは突然帯を解き始め、「勇吾さまが一緒に入ってくれたら?」とお風呂に誘うなど、大胆な言動を見せる。
- 勇吾がふきを布団に寝かせると、ふきは彼の首に腕を回し、「今夜はたくさんおしゃべりしながら寝てくれないんですか…?」と甘くおねだりする。
- その言葉に理性が飛んだ勇吾はふきにキスをし、さらにふきは「女からだって攻められるんですよ…?」と勇吾を布団に引き倒し、誘惑する。
- 二人は情熱的な夜を過ごし、翌朝、勇吾はふきの意外な一面(酔っ払い方)を知り、「酒を飲むのは俺と二人の時だけにして…」と強い独占欲を抱くのだった。
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