【完璧ワイフによる完璧な復讐計画】16話をあらすじから結末まで全てネタバレ解説

- 成美は夕食に「チキン南蛮」を出し、義母との電話内容を仄めかすことで、柊斗のアリバイが嘘であることを本人に自覚させました 。
- 追い詰められた柊斗は、「母さんに会いたくなくて避けていた」 、「瑞希と一緒に洗車に行った」 と新たな嘘をつきました。
- 成美は、柊斗が言い訳に「瑞希」の名前を使ったことで、彼が柊斗にとって重要な協力者である可能性に気づきました 。
- 柊斗は、成美に疑われていることに気づき、風呂場でスマホのメッセージ履歴などを必死に削除しました 。
- 成美は、自宅に設置した監視カメラで、柊斗が証拠隠滅を図る様子を確認していました 。
- 成美は「現段階では 私に軍配が 上がったかしら」 と、復讐の成功を確信するような笑みを浮かべました。
【完璧ワイフによる完璧な復讐】第16話をネタバレありでわかりやすく解説する
妻・成美に嘘がバレ、疑われていることを確信した柊斗 。一方の成美は、自宅に仕掛けた監視カメラで夫の証拠隠滅を確認し、不敵な笑みを浮かべていました 。 第16話は、追い詰められた柊斗が共犯者の瑞希(みずき)に計画の実行を急かす場面から始まります。そして、成美が盗聴器によって、衝撃の真実—浮気相手の正体—を知る瞬間が描かれます。
追い詰められた夫と冷静な共犯者
水曜日の朝 。柊斗は「慌ただしく」 出勤の準備をしていました。 彼は瑞希に「あとで 話がある まずいことに なった」 と、ただならぬ様子で告げます。 オフィスで瑞希に詰め寄る柊斗。 「成美が疑ってる」
柊斗は、ホームパーティーからわずか4日で状況が悪化したことに焦り 、「見当もつかねぇよ」 とパニック状態。 しかし瑞希は冷静でした。「でも 疑われるってことは ヘマをしたんじゃないの?」 柊斗は、不倫相手の莉々花(りりか)からのリークは「絶対にバレるような ことはするな」 と言ってあり、「逐一スマホも チェックしてるし 怪しいところはねぇよ」 と断言します。
「勘の良さ」への脱帽と計画の決行
瑞希は(柊斗ほど 徹底したことは なかった )と感心しつつも、「そこまで 徹底してても 勘が働くか……」 と、成美の能力に驚きを隠せません。 柊斗は「あー… めんどくせえ」 「なんで よりによって あんなに頭の回転 速いかな……」 と、妻の賢さを呪います。
瑞希は「りりちゃん切って なるちゃんと 向き合いなよ」 と提案しますが、柊斗は「無理だ」 と即答。 「怖ぇよ やっぱ」 「ずっと 見張られている ような気分になる」 成美の存在そのものが、彼にとって恐怖の対象となっていたのです。
「じゃあ…… 決行すんの?」 瑞希の問いに、柊斗は「するしか ねぇだろ」 と決意を固めます。 「約束通り 100万はやる 頼むから 早々に成美を 落としてくれよ」 柊斗の焦りを見た瑞希は、(やってみようか……) と、ついに本格的に計画を実行に移すことを決意。 (ここまで柊斗を 追い詰める なるちゃんに 興味津々だった ) 彼は、ターゲットである成美への好奇心を燃やすのでした。
盗聴器が暴いた衝撃の真実:「莉々花……?」
その頃、自宅で家事をしていた成美。 彼女は、第14話で柊斗のネクタイに仕掛けた盗聴器(※第14話) の録音データを確認していました。 それは、まさに今朝の柊斗と瑞希の会話でした。
「莉々花には 絶対にバレるような ことはするなって 言ってある」 「逐一スマホも チェックしてるし 怪しいところはねぇよ」
その音声を聞いた瞬間、成美は凍りつきます。 「莉々花…………?」 (浮気相手が 莉々花だとは 思わなかった )
裏切りの連鎖:信じていた後輩と夫
成美にとって莉々花は、「可愛い後輩だと 思っていたし」 、自宅にも招き、夫にも紹介した 、信頼している存在でした。 (夫として 男性として 信頼していたから ) (私の友達や後輩を そういった対象に 見ることなんてないと 勝手に 思い込んでいた )
成美は、過去の莉々花の言動を思い出します。 「成美さんは いいなぁ りりの 欲しいもの 全部持ってて」 「成美さんの 旦那さん りりも欲しいなぁ」 あの時は冗談だと思っていた言葉が、恐ろしい本心だったことに気づきます 。 (この子にしかない 魅力も沢山あるのに 勿体ない と思っていた)のに…。
「大切にしていた 後輩と 信用していた夫の 両方から 裏切られていた」 この残酷な事実に、成美は打ちのめされます。 深い悲しみは、やがて「酷い怒りと 憎しみに 変わる」 。 信じていた存在が「大切だっただけに その反動は 大きかった」 のです。
【完璧ワイフによる完璧な復讐】第16話を読んだ感想(ネタバレあり)
今回は、ついに浮気相手が判明するという、物語の核心に迫る衝撃的な回でした。 柊斗と瑞希の会話は相変わらず胸糞悪いものでしたが、成美さんの「勘の良さ」 に二人とも恐れをなしているのが印象的でした。柊斗の「怖ぇよ」 というセリフは、彼の成美さんへの支配が崩れ始めている証拠ですね。
そして、盗聴器によって「莉々花」 の名前が挙がった瞬間 。これは本当に息をのみました。 まさか、あんなに可愛がっていた後輩が… 。成美さんのショックは計り知れません。 「私の友達や後輩を そういった対象に見ることなんてないと 勝手に思い込んでいた」 というモノローグが、あまりにも痛々しいです。信頼していた人に裏切られる辛さが、ひしひしと伝わってきました。
「あの言葉が 本心だったと 誰が思うの?」 という叫び。そして、悲しみが怒りと憎しみに変わっていく描写 。 ここから、成美さんの「完璧な復讐」が本格的に始動するのですね。裏切り者たちに、どんな鉄槌が下されるのか。目が離せません。
【完璧ワイフによる完璧な復讐】第16話のネタバレまとめ
- 妻・成美に疑われていると確信した柊斗は、共犯者の瑞希に「早々に成美を 落としてくれ」と計画の実行を急かした 。
- 瑞希は、柊斗を追い詰める成美に「興味津々」であり、計画の実行を決意した 。
- 成美は、柊斗のネクタイに仕掛けた盗聴器の録音データを確認し、柊斗と瑞希の会話を聞いてしまう。
- 盗聴した会話の中で「莉々花」の名前が出たことで、成美は浮気相手が自分の後輩である莉々花だと知る 。
- 成美は、信頼していた夫と後輩の両方から裏切られていた事実に深く傷つき、その悲しみは激しい怒りと憎しみに変わった 。
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