【完璧ワイフによる完璧な復讐計画】18話をあらすじから結末まで全てネタバレ解説

- 成美は夜勤中、盗聴器から得た情報(柊斗と莉々花の不倫、瑞希を含めた離婚・慰謝料搾取計画など)を冷静に整理しました 。
- 過去に莉々花に言われた「旦那さん欲しい」 という言葉が本心であり、マウントを取られていた可能性に気づき、再び悔しさを募らせました 。
- 第11話で採取した「女の髪」が、**莉々花の髪(ウェーブのかかった長い髪)**と特徴が一致することを確認しました 。
- 夫婦の寝室で柊斗が莉々花を抱いたかもしれないと想像し、激しい怒りと絶望に襲われ、「絶対に許さない」と誓いました 。
- 全ての信頼と愛情が憎しみに変わり、成美の中で何かの糸が切れ、復讐を決意しました 。
- 成美は「私を バカにして 陥れたことを 後悔させてやる」「社会的に 抹殺してあげる」と、静かに、しかし強く宣言しました 。
【完璧ワイフによる完璧な復讐】第18話をネタバレありでわかりやすく解説する
夫・柊斗と後輩・莉々花(りりか)の裏切りを知り、怒りと憎しみに燃える成美 。 第18話は、彼女が周到に準備した計画を実行に移し、夫のスマホから決定的な証拠を掴もうとする、息詰まる一夜が描かれます。
決行の夜:睡眠薬入り味噌汁
その日の夜。成美は、第14話で手に入れた睡眠薬(※第14話)を粉砕し、味噌汁に混ぜました 。 (しっかり 溶かしたけど 万が一 下に沈んでも 大豆や麦のカスと 残るだけ ) 細心の注意を払い、夫に気づかれないよう準備します。
計画の決行日は、夜勤明けの土曜日 。 「今日は 味の変化に 気づくか 心配だったけど」 、柊斗は何も疑わずに味噌汁を飲み干しました 。 成美は、(睡眠薬を処方して もらった時には こんなに 苦しい夜が くるだなんて 想像も していなかった )と、自らの行為に胸を痛めつつも、計画を進めます。
完璧なアリバイ工作への嘲笑
柊斗は、第10話で成美に嘘がバレた(※第10話)ことを反省し、この日は本当に洗車に行ったようです 。 「今日は ワックスまでかけて ピカピカに輝いていた」 車を見て、成美は(汚れてもいいように 作業服が洗濯機の中に 入っていた )と確認します。 しかし、彼女の心は冷めていました。 (先週と 何もかもが違うって 気づいていないのかしら ) (賢そうに見えて 詰めが甘い男ね )
睡眠薬の効果とスマホ解除の試み
リビングでくつろいでいた柊斗は、急激な眠気に襲われます 。 「ごめん 成美…… なんか すげぇ眠い」 成美は「せっかくの お休みだったんだから 一緒に お昼寝したら よかったのに」 と、心配する妻を演じます。 「柊斗は先に寝てて」 と寝室へ促すと、柊斗はあっさりと眠りに落ちました 。 (沖田先生! 効果は 抜群です! )
成美は、柊斗が完全に眠ったことを確認すると 、彼のスマホを手に取り、顔認証の解除を試みます。 (そりゃ 不眠症の患者に 処方される薬だもの 普段から 安眠してる人間が 飲んだら ひとたまりもないわ ) しかし、角度が悪いのか、なかなか解除できません 。 (目を開けてないと 無理なの…? ) 角度を変えて試していると 、柊斗が「成美……?」 と寝言をもらします 。 成美は飛び上がるほど驚きますが 、彼が再び寝入ったのを確認し、(なんだ…… 寝言か 死ぬかと 思った…… )と安堵。 (もっと慎重に ならないと…… )と気を引き締め、再度試みると、ようやくロック解除に成功しました 。
証拠隠滅と「偽名」の発見
しかし、スマホの中身を確認しても、着信履歴は顧客ばかり 。メッセージアプリにも、莉々花の名前はありませんでした 。(全く証拠を 残さないなんて… 嫌な男 ) 眠っていても端正な顔立ちの夫を見て、成美は余計に腹立たしさを覚えます 。
諦めかけたその時、成美はある作戦を思いつきます。 (こっち(柊斗のスマホ)から 得られないなら (莉々花から)もらえばいいのよね ) 彼女は、自分のスマホを取り出し、莉々花本人に向けて、大胆なメッセージを送りました。
「お疲れ様。 来週の金曜日空いてる? 泊まりに行ってもいい? 久しぶりに二人で 飲みたいと思って」
これは、あたかも「成美が莉々花の家に行く」かのような口実で送ったメッセージです。 その狙い通り、メッセージを受け取った莉々花は動揺し、すぐに柊斗へ連絡を取りました。 すると、眠っている柊斗のスマホの画面に、莉々花からのメッセージ通知が表示されます。 そこに表示されていた送信者名は…
「本宮 彰」
成美は、「柊くん!成美さんから…」という通知によって、柊斗が莉々花を「本宮 彰(もとみや あきら)」という男性名で登録しているという決定的な証拠を掴んだのです。 (ふーん 本宮彰ね) 成美は、柊斗が一般的な「鈴木」や「山田」のような苗字ではなく、「本宮」という少し珍しい苗字を偽名に使ったことに、(変に頭が回る人… )と呆れるのでした。
【完璧ワイフによる完璧な復讐】第18話を読んだ感想(ネタバレあり)
今回は、成美さんの覚悟と実行力にただただ圧倒される回でした。夫に睡眠薬を飲ませる という行為は、一線を越えたものであり、彼女がどれだけ追い詰められ、そしてどれほどの覚悟で復讐に臨んでいるかが伝わってきます。顔認証がうまくいかず焦る場面や、夫の寝言に飛び上がる場面 は、読んでいるこちらも心臓が縮む思いでした。
スマホの証拠が消されていた のは残念でしたが、そこからの成美さんの切り替えが見事でした。「こっちから 得られないなら もらえばいい」 という発想の転換、自らメッセージを送って相手(莉々花)の反応を引き出し、偽名「本宮 彰」 を特定する罠。完璧すぎます。柊斗の「変に頭が回る」 ところを逆手に取ったわけですね。
最後の、柊斗のスマホに届いた莉々花からの返信通知 。これで、偽名を使っていたという動かぬ証拠を掴みました。成美さんの反撃、ますます苛烈になっていきそうです。
【完璧ワイフによる完璧な復讐】第18話のネタバレまとめ
- 成美は計画通り、土曜日の夜、夫・柊斗の味噌汁に睡眠薬を混入し、飲ませることに成功した 。
- 柊斗が深く眠った後、成美は苦労の末、顔認証でスマホのロック解除に成功する 。
- しかし、スマホ内には莉々花とのやり取りの証拠は残っておらず、柊斗が事前に削除したものと思われた 。
- 成美は諦めず、柊斗の連絡先リストから莉々花の**偽名「本宮 彰」**を特定した 。
- 成美は自分のスマホから、「本宮 彰」宛てに誘いのメッセージを送信し、罠を仕掛けた 。
- 眠っている柊斗のスマホに、「本宮 彰」(莉々花)から「柊くん!成美さんから…」という返信の通知が表示され、偽名登録の証拠を掴んだ 。
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