【岩肌の花嫁は愛で溶かされる】19話あらすじから結末まで全てネタバレ解説

【岩肌の花嫁は愛で溶かされる】19話をネタバレありで解説する
第18話で、岩子(いわこ)を辱めようとする佐久間の元へ駆けつけた白蘭(びゃくらん)でしたが、帝国軍元大佐・熊田順作という新たな強敵が立ちはだかりました。岩子の絶望をよそに、二人の戦いの火蓋が切って落とされます。第19話は、白蘭と熊田の激しい戦い、そして岩子の驚くべき決意が描かれる、手に汗握る展開です。
元上官との死闘、白蘭の覚悟
熊田は「今の攻撃を避けるとは 受ければ体の骨すべて砕けて楽に死ねたものを」と、白蘭の実力を認めつつも余裕の表情を崩しません。「呪われた男といっても所詮は少佐どまり!元大佐の俺の足元にも及ばんな!」と白蘭を挑発します。白蘭は「元大佐ともあろうお方が悪政治家の太鼓持ちとは…国を守る同志と思っていたのですが!」と応戦しますが、熊田は「妻一人守れぬくせに何が国を守るだ!!」と、白蘭の痛いところを突きます。
一進一退の攻防の中、白蘭は熊田の攻撃をかわし、一瞬で姿を消すなど、その卓越した身のこなしを見せつけます。熊田も「なぜこいつが少佐などという地位なんだ?」と、白蘭の底知れぬ実力に疑問を抱くのでした。
早坂大佐の登場と、熊田の過去
その時、「第一特伐隊 到着が遅れました!どうかご命令を!」と、白蘭の部下たちが現れます。さらに、帝国軍大佐である早坂も登場。「これはこれは!元上官の熊田さんじゃあないですか!こんなところで油を売られていたのですね」と、早坂は熊田を挑発します。熊田は、かつて早坂を出し抜こうとしてヘマをしたことが上層部にバレ、大佐の地位を退くことになったという過去があったのです。
早坂は「実力があるのになぜ黒峰くんが少佐どまりなのかわかりますか?本人たっての希望なんですよ」「たとえ形式上でも自分を止める者が誰かいなければ呪いの力に飲み込まれ自我を失ってしまうかもしれない…」と、白蘭が自ら少佐の地位に留まっている理由を明かします。
岩子の決意、命を賭けた抵抗
一方、佐久間は岩子の岩肌を無理やり剥がそうと、彼女に襲いかかっていました。「この儂が優しくしてやったというのに!!!」と叫びながら、岩子の体に手をかけます。白蘭が自分を助けるために命がけで戦ってくれている…その姿を見た岩子は、ついに決意を固めます。「この刀でこの人に岩を全部剥いで抱かれるくらいなら やるわ!!!!一生見れねえ体にしてくれる!!!!その生意気な目もくりぬいてやる」と、隠し持っていた刀を手に、佐久間に抵抗しようとするのでした。
【岩肌の花嫁は愛で溶かされる】第19話を読んだ感想まとめ
第19話は、白蘭様の戦闘シーンの格好良さと、岩子ちゃんの悲壮な覚悟に、胸が熱くなりました!熊田元大佐との戦いは、まさに手に汗握る展開でしたね。白蘭様がただ呪いの力に頼っているわけではなく、卓越した剣技と身のこなしを持っていることが改めて分かり、本当にかっこよかったです。
そして、早坂大佐の登場!彼と熊田の間の因縁も明らかになり、物語に深みが増しましたね。白蘭様が自ら少佐の地位に留まっている理由も、「呪いの力に飲み込まれないため」という、彼の強い意志と覚悟が感じられて、ますます彼を応援したくなりました。部下たちが白蘭様を心配して駆けつけるシーンも、彼の人望の厚さを感じさせます。
一方、佐久間の下劣さには本当に反吐が出ますね。岩子ちゃんの岩肌を無理やり剥がそうとするなんて、人間のやることではありません。そんな絶望的な状況の中で、岩子ちゃんが「この刀で…やるわ!!!!」と、命を賭して抵抗しようとする姿には、涙が止まりませんでした。か弱く見えた彼女の中に、こんなにも強い意志と覚悟があったなんて…。愛する人を守るため、そして自分自身の尊厳を守るために立ち上がった岩子ちゃんを、心から応援したいです。
白蘭様と岩子ちゃん、二人がこの絶体絶命の危機をどう乗り越えるのか、そして佐久間と熊田にどんな制裁が下るのか、次回の展開が待ちきれません!
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