【工作都市 欲望のワルツ】7話をあらすじから結末まで全てネタバレ解説

- ジェヒは書庫で「ミンソンがノ・ヨンジュを暴行する映像」を発見し、彼女の知らなかった裏の顔を知りました。
- イソルはノ・ヨンジュの死を調査するドンミン記者と偶然接触し、正体がバレる危機に直面します。
- ジェヒはジョンホに「ノ・ヨンジュはミンソンに殺され、ガンヒョンが自殺偽装した」という他殺説を語りました。
- ジェヒは政界夫人たちの会合で夫たちの不倫リストを配って脅迫し、ガンヒョンへの反撃を開始します。
- 義父ピルソンから「子供を産め」と強要されたジェヒは激しく反発し、彼女が不妊で苦しんでいた過去が明らかになります。
- 夫のジュンヒョクが、ジェヒの引き出しからジョンホとのイニシャル(JH♡JH)が刻まれた指輪を発見してしまいました。
【工作都市 欲望のワルツ】第7話をネタバレありでわかりやすく解説する
夫のジュンヒョクが、妻ジェヒと元恋人ジョンホのペアリングを発見するという最悪の事態で幕を閉じた第6話。第7話は、その直後のジュンヒョクの反応から始まります。
夫ジュンヒョクの嫉妬と束の間の安堵
ジュンヒョクは、美術館で後輩記者のドンミンと親しげに話すイソルの姿を目撃し、明らかに不満そうな表情を浮かべていました。
嫉妬心を抱えたまま帰宅したジュンヒョクは、ジェヒの引き出しから**「JH&JH」**と刻印された指輪を見つけます。一瞬、彼の表情は凍りつきますが、すぐに「JH」は自分のイニシャル(チョン・ジュンヒョク)でもあると気付きます。
「何を疑っているんだ」と、ジュンヒョクは自分の早とちりを笑い飛ばし、この時点では疑惑を心の奥にしまい込みました。
消された「ミンソン暴行告訴」の記録
一方、ジェヒは元恋人のジョンホから新たな情報を得ていました。それは、亡くなったノ・ヨンジュが、生前にクォン・ミンソンを暴行罪で告訴していたという衝撃の事実です。
しかし、ノ・ヨンジュの死とともに、その告訴記録はきれいに抹消されていました。あまりにもきな臭い状況に、ジェヒはこれ以上ジョンホを巻き込むのは危険だと判断します。「これ以上は深入りしないで」と、彼に手を引くよう告げました。
イソルの挑発とジュンヒョクの焦り
イソルの行動は、ますます大胆になっていきます。
彼女は、ジュンヒョクが美術館に来るタイミングを知った上で、あえてドンミン記者に連絡を取り、会う約束を取り付けていました。ジュンヒョクの嫉妬心を煽るための、計算された行動です。
案の定、ジュンヒョクはイソルに電話をかけ、「ドンミンとどんな関係なんだ」と問い詰めます。
イソルは待っていましたとばかりに、「何で聞くのですか?」と反論。ジュンヒョクが言葉に詰まると、彼女は不気味な言葉を残して電話を切ります。
「その目で私と初めて会ったのはいつか、思い出した方がいい」
これは、ジュンヒョクが忘れている二人の過去の繋がりを強く示唆するものでした。
ハンスクの新たな指示とガンヒョンの疑念
ジェヒは息子のヒョヌを迎えにソンジンの本家を訪れますが、義父ピルソンとの不毛な会話にうんざりし、姑ハンスクのもとへ向かいます。
ハンスクはジェヒに次の計画を指示しました。それは、とある土地の「再開発禁止設置」を解除させること。そのために、検事総長であるガンヒョンを利用し、国土交通大臣の捜査を始める必要があると言います。
表向きの理由は、ジュンヒョクの「大統領選の資金」を作ること。しかし、この動きを察知したガンヒョンは、ハンスクの真意を疑っていました。「夫の連れ子(ジュンヒョク)のために、あぶく銭を使うわけがない。何か別の企てがあるはずだ」と。
「JH」のイニシャルと再燃する疑惑
ジュンヒョクは、イソルとドンミンの関係が気になって仕方がありません。彼はドンミンをサイクリングに誘い出し、探りを入れます。ドンミンから「特別な仲ではない」と聞いて安堵するジュンヒョク。
二人がサウナに行くと、そこには偶然ガンヒョンと、その部下であるジョンホがいました。正義感の強いドンミンは、ガンヒョンが過去に「ヒョンサン洞の事故」でずさんな捜査を行い左遷された件を口にし、場が凍りつきます。
その時、ジュンヒョクはファンからサインを求められました。とっさに彼は、隣にいたジョンホからペンを借ります。
そのペンに刻まれたイニシャルを見て、ジュンヒョクは再び固まりました。そこには**「JH」**(J.H.Park)の文字が。
あの指輪の「JH」、そしてジョンホのペンの「JH」。消えかけた疑いの炎が、再びジュンヒョクの中で燃え上がります。
ジュヨンの密告とDNA鑑定
疑惑を抱えたままヒョヌを迎えに行ったジュンヒョク。そこに、義姉のジュヨンが追い打ちをかけます。彼女は、ヒョヌの父親がジョンホではないかと疑っており、ジュンヒョクに向かって「(ヒョヌは)ジェヒにますます似て来てるわね」と、暗にジュンヒョクには似ていないと告げました。
その頃、ジェヒはガンヒョンの自宅に乗り込み、最後の通告を突きつけていました。「検事総長にしたこと、不倫現場をもみ消したことを後悔している」「ノ・ヨンジュの件を再調査させてもいい。私の手を煩わせないようご協力ください」と。
民政首席秘書官の任命を前に、挨拶回りで多忙なジュンヒョクのもとへ、ジュヨンから一通のメールが届きます。そのメールが決定打となり、ジュンヒョクはついに秘密裏に行動を起こしました。
彼は、ヒョヌのDNA鑑定を行ったのです。
「ヒョヌの父親は誰だ」
ジュンヒョクはジェヒをホテルの一室に呼び出します。いつもと様子の違う夫に、ジェヒは不安を募らせます。
部屋に入ってきたジェヒに対し、ジュンヒョクは静かに、そして冷たく問い詰めました。
「ヒョヌの父親は誰だ」
ジェヒが必死に守ってきた最大の秘密が、ついに暴かれる瞬間が訪れてしまいました。
【工作都市 欲望のワルツ】7話を読んだ感想(ネタバレあり)
ついに、ついにこの時が来てしまいました。「ヒョヌの父親は誰だ」というジュンヒョクのセリフ。第7話は、この一言に全て持っていかれた回でした。
最初は「JH」の指輪を見ても「俺のイニシャルか」と笑い飛ばしたジュンヒョク。この時は、まだ妻を信じたい気持ちがあったのかもしれません。しかし、ジョンホの「JH」のペン、そしてジュヨンの執拗な「ジェヒに似ている」という言葉。これらがジワジワと彼の心を蝕んでいったのがよく分かりました。
そして、ジュヨンから送られたメール。恐らくジェヒとジョンホに関する決定的な何かだったのでしょう。DNA鑑定にまで踏み切ったジュンヒョクの絶望が伝わってきます。
一方で、イソルの挑発が怖すぎます。「初めて会ったのはいつか思い出した方がいい」なんて、ホラーでしかありません。彼女はジュンヒョクの過去に深く関わり、そして彼(あるいはソンジン家)に恨みを持っているのは間違いなさそうです。
ジェヒも、ガンヒョンを堂々と脅迫するなど、ますます強くなっていましたが、彼女の唯一にして最大のアキレス腱が「ヒョヌの出生」でした。夫を大統領にするという野望も、この秘密が暴かれたら全てが終わってしまいます。
そして感想のテキストによると、ジュンヒョクの問いかけに、ジェヒは「いいえ」と首を振る姿が…。これは、もはや肯定ですよね。「あなたの子供では、ない」と。ああ、ジェヒ、絶体絶命です。
【工作都市 欲望のワルツ】7話のネタバレまとめ
- ジュンヒョクは「JH&JH」の指輪を発見しますが、自分のイニシャルでもあると気付き、一度は疑惑を打ち消します。
- ジェヒは、ノ・ヨンジュがミンソンを暴行罪で告訴していたが、記録が抹消されたことをジョンホから知らされます。
- イソルはジュンヒョクの嫉妬心を煽り、「私と初めて会ったのはいつか思い出した方がいい」と、過去の繋がりを匂わせます。
- ハンスクは「ジュンヒョクの選挙資金のため」と称し、ジェヒにガンヒョンを利用した再開発計画への介入を命じます。
- ジュンヒョクはジョンホのペンに「JH」のイニシャルを発見し、指輪の件と合わせて再び疑惑を抱きます。
- 義姉ジュヨンの密告メールが引き金となり、ジュンヒョクはヒョヌのDNA鑑定を行います。
- ジュンヒョクはジェヒをホテルに呼び出し、「ヒョヌの父親は誰だ」と、最大の秘密を突きつけました。
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