【私の夫と結婚して】8話をあらすじから結末まで簡単にネタバレ解説！
ずっちー
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【愛にはどうぞ花を添えて】8話あらすじから結末まで全てネタバレ解説
ずっちー
前話のおさらい
- 物語の視点は夫・弘の不倫相手「半谷百合」に移り、彼女が弘から特注の婚約指輪を約束されるなど、幸せの絶頂にいる様子が描かれます 。
- 百合は、弘が「39歳で女性禁止の社員寮に住んでいる」という嘘を信じ込んでいます 。
- 同僚から既婚者の可能性を指摘されても、嫉妬だと決めつけて聞く耳を持ちません 。
- 百合は偶然、弘がプロポーズの花束を買った皆野の花屋を訪れ、のろけ話をします 。
- 花屋の前で、つぼみが百合を待ち構えており、「むくわれない恋」の花言葉を持つラッパズイセンを手に、彼女に声をかけます 。
Contents
【愛にはどうぞ花を添えて】第8話をネタバレありでわかりやすく解説する
ついに不倫相手・半谷百合の前に姿を現したつぼみ。静かな笑みの裏に燃える復讐の炎は、何も知らない百合の甘い夢を打ち砕くことができるのでしょうか。第8話は、二人の女性が初めて直接対決する、緊張感に満ちた物語です。
甘い約束と幸せに浸る不倫相手
物語は、弘と百合がベッドで寄り添うシーンから始まります 。弘は、百合のために特注した世界で一つだけの婚約指輪がもうすぐ完成することを告げます 。来月13日には人気のレストラン「ラ・フローラ」を予約しており、そこで正式に指輪を渡すという、甘い約束を交わす二人 。
幸せの絶頂にいる百合は、職場で同僚にプロポーズされたことを嬉しそうに報告します 。彼女の世界は、輝かしい未来への期待に満ち溢れていました。
同僚の忠告と見え始めた夫の嘘
しかし、幸せな報告の裏で、弘の嘘に綻びが見え始めます。同僚との会話の中で、百合は弘が「会社の寮に住んでいて女性は入れない」と説明していることを話します 。それを聞いた同僚は、弘が39歳であることから「普通35歳以上で会社の寮って入れないんじゃない？」と鋭い指摘をします 。
「もしかしたら既婚者かもよ？」
核心をつく忠告でしたが、幸せに夢中な百合はそれを自分への嫉妬だと曲解。
「人の幸せを喜べない人の顔って醜いって本当なんだぁ！」と逆上し、聞く耳を持ちません 。彼女は、自分の信じたい現実だけを見て、不都合な真実からは目をそむけてしまうのでした。
運命の場所、花屋での無邪気なのろけ
同僚への怒りで我を忘れ、普段通らない道を歩いていた百合は、偶然にも一軒の花屋にたどり着きます 。それは、弘がプロポーズの花束を買い、そしてつぼみが希望を見出した運命の場所、「Florist for all」でした 。
店主の皆野の優雅な佇まいにときめきながらも、百合は「花って綺麗だけどすぐ枯れてゴミになっちゃう」と悪気なく言い放ちます 。そして、店に飾られたユリの花を見て、自分の名前も「百合」であること、彼氏がその名をモチーフにした婚約指輪を内緒でオーダーしてくれたことなどを、幸せそうに語るのでした 。
宣戦布告 – 「むくわれない恋」を携えて
「次は未来の夫と一緒に行きますね」 。そう言い残し、幸福感に満ちて店を出た百合。しかし、その目の前に、彼女の甘い夢を終わらせる人物が立っていました。
穏やかな笑みを浮かべたつぼみです。
「こんにちは 半谷百合さん」
彼女の手には、一本のラッパズイセンが握られています 。その花言葉は「むくわれない恋」 。それは、これから始まる復讐劇の幕開けを告げる、あまりにも痛烈で静かな宣戦布告だったのでした。
【愛にはどうぞ花を添えて】8話を読んだ感想（ネタバレあり）
ついに、ついにこの時が来ました。前回のラストで復讐を決意したつぼみが、今回、満を持して不倫相手の前に姿を現す展開には、思わず息を呑みました。
今回は、前回に引き続き百合の視点で物語が進み、彼女がいかに弘の嘘で塗り固められた世界に生きているかが丁寧に描かれていました。同僚の的確なツッコミは、まさに読者の声を代弁してくれているようで小気味よかったですが、それを全く意に介さない百合の姿には、ある種の強さと愚かさを感じずにはいられません。
そして、ラストの対峙シーン。笑顔で、しかし手には「むくわれない恋」という花言葉を持つ花を携えて現れるつぼみの姿は、もはや復讐の女神そのもの。これまでの気弱な彼女の面影はどこにもありません。この静かなる宣戦布告は、どんな罵詈雑言よりも恐ろしく、そして美しいと感じました。二人の間にどんな言葉が交わされるのか、どんな火花が散るのか、次回の展開が待ちきれません。
【愛にはどうぞ花を添えて】8話のネタバレまとめ
- 物語は再び不倫相手・百合の視点から描かれ、彼女が弘から特注の婚約指輪を来月渡されると約束されます 。
- 職場の同僚から、弘が既婚者である可能性を指摘されますが、百合は嫉妬だと決めつけて一蹴します 。
- 百合は偶然、皆野の花屋を訪れ、彼に婚約指輪ののろけ話をします 。
- 花屋から出てきた百合の前に、つぼみが姿を現します 。
- つぼみは「むくわれない恋」の花言葉を持つラッパズイセンを手に、百合に宣戦布告をします 。
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ABOUT ME
社畜として飼われながらも週休三日制を実現した上流社畜。中学生の頃に《BAKUMAN。》に出会って「物語」に触れていないと死ぬ呪いにかかった。思春期にモバゲーにどっぷりハマり、暗黒の携帯小説時代を生きる。主に小説家になろうやカクヨムに生息。好きな作品は《BAKUMAN。》《ヒカルの碁》《STEINS;GATE》《無職転生》
