復讐モノ

【我慢の限界~ずっと黙ってきたけど今日から旦那にやり返します~】4話あらすじから結末まで全てネタバレ解説

ずっちー
前話のおさらい
  • 祐一がネックレスをプレゼントするも、美菜保の反撃を「八つ当たり」と決めつける
  • 美菜保はプレゼントを突き返し、「夫婦喧嘩の極意その二:相手の言動に一々反応しない」を実践
  • 七生の過去が明かされ、高校時代の美菜保への恩義が判明
  • 美菜保は祐一との関係修復を諦め、離婚を決意
  • 祐一のスマホから「莉桜」という女性との不倫が発覚
  • 祐一は美菜保の家事ボイコットを浮気の言い訳にしていた

【我慢の限界~ずっと黙ってきたけど今日から旦那にやり返します~】第4話をネタバレありでわかりやすく解説する

ゴミ出しトラブルから始まる朝

物語は、美菜保の家を訪れたゴミ回収業者が祐一に話しかける場面から始まります。回収業者は「すみませんねぇ、私もわざわざこんなこと言いたくないんですけど…」と前置きし、「こういう物が入ってると回収してもらえないんですよ」と、ゴミ袋の中に入っているペットボトルを指差しました。祐一は「はぁ、なるほど…」とどこか他人事のような返事をしています。

回収業者は美菜保と祐一の前で「ご迷惑をお掛けしてすみません」と頭を下げ、「最近妻が家事を怠っているものですから…良く言って聞かせますね」と謝罪しました。美菜保は「あぁいえ…」と困惑した表情を浮かべています。回収業者が「奥さんご病気ですか?」と尋ねると、美菜保は「いえ普通に元気ですよ」と答えました。その様子を、祐一は背後から冷めた目で見つめています。

浮気の証拠に涙する美菜保

昨夜、美菜保は改めて祐一のスマホで浮気の証拠を確認してました。メッセージには「昨夜は祐一くんすごかった♡」、「そっちこそすごく感じてたじゃん可愛かった(^^」、「次はいつ会えるの?」といったやり取りがあり、祐一が浮気相手と肉体関係を持っていることが明白でした。

美菜保は「どんなに馬鹿にされても貶されても信じられないこんなこと…」とつぶやき、「浮気だけはするような人じゃないって信じてたのに…」と涙を流します。最後の一線だけは越えないと信じていた祐一の裏切りに、深い絶望を感じていました。

夫婦喧嘩の極意その三:泳がせる

リビングでスマホをいじっている祐一に気づいた美菜保は、スマホを手に取ろうとしました。祐一は「起きてたんだ?」と声をかけ、「ちょっと目が覚めちゃって、コーヒーでも淹れようかなって」とコーヒーを淹れようとします。祐一が「なぁ、俺にもコーヒー…」と頼みますが、美菜保は祐一を無視してスマホを操作し続けました。

七生から教わった「極意その三、決定的な証拠を掴むまでは泳がせる」というアドバイスを思い出し、美菜保は冷静さを保ちます。「辛いだろうけど…耐えるのよ」と自分自身に言い聞かせ、「もし証拠を見つけてもすぐに突きつけるような真似しちゃダメよ」という七生の忠告を守りました。

近所への謝罪を強要される屈辱

祐一がゴミを回収してもらえなかったことを近所の奥さんに謝罪し、「妻がだらしなくて本当に申し訳ありませんでした」と謝っている様子を見て、美菜保は複雑な心境になります。

祐一は美菜保に「なんで俺が近所のババァに怒られなきゃならないんだよ?」と怒鳴りつけました。美菜保が「だってゴミ出したの祐一じゃない」と反論すると、祐一は「はぁ?人に家事押し付けといてなにその言い草?」とさらにヒートアップします。

エスカレートする暴言

祐一は「お前って家ではそうやって喧嘩腰のくせして、ご近所への愛想はいいんだな?」と皮肉を言い、「ダメ人間なのに外面だけは良いとか最悪じゃん?」と美菜保を罵倒します。

美菜保は冷静に「おかげで今は充実してるよ」と返しました。祐一は「俺が寛大な夫で良かったよな〜」と自己満足に浸り、「お前女として終わってるもん」とさらに侮辱しました。美菜保は「確かに終わってたかも」と認め、「それじゃ先に出るね」と言って家を出て行きます。

七生との作戦会議

美菜保は七生に「最近祐一がご近所や会社で私の悪口を言いふらしてるみたい」とメッセージを送ります。七生からは「週末空いてる?一緒にジムに行きましょ、そこでまた作戦会議よ!」と返信が来ました。

ジムの入り口で、七生は美菜保に「来たわね!美菜保!」と笑顔で声をかけます。

ジムでの決意表明

七生と美菜保はジムでジョギングをしています。美菜保は「実はこういうとこ来るの初めてなんだ!」と話すと、七生は「それより早く不倫の証拠固めをして行きたいわね」と本題に入りました。

美菜保は「向こうから適当な言いがかりつけて離婚を切り出されたらどうしようって…」と不安を口にします。七生は「なるほどね、周りを味方につけて被害者面しようって魂胆ね」と祐一の行動を分析し、「それならまず心配ないわ」と美菜保を安心させました。

自己反省と成長への決意

七生は「あぁいうタイプは無駄にプライドが高いからね。自分から不利になりそうな真似はしないわよ」と祐一の性格を説明します。美菜保は、自分が「今まで一度もこんな風に正面から立ち向かったことなんて無かった」と振り返りました。

「いつも逃げ腰で優柔不断で嫌われたくなくていい子ぶって」いたから「こんな結果になったんだ」と反省する美菜保。彼女は「変わりたい」と強く願い、「もっと強くなるんだ」と決意を新たにしました。

七生は「大丈夫!?最初から飛ばし過ぎよ!」と心配しますが、美菜保は「まだまだ闘わなきゃいけないんだから…!」と自分を奮い立たせ、「こんなことで…音を上げたくないの…」とつぶやきます。

新たな人生への希望

美菜保の決意を聞いた七生は「付き合うわ、美菜保。気の済むまでやりましょ」と笑顔で応じました。運動を終えた美菜保は「やっぱり運動っていいね!」、「七生が居てくれなかったら私まだウジウジしてたと思う」と感謝の気持ちを伝えます。

七生は「その意気よ!早いとこ旦那をぶちのめして第二の人生始めないとね!」と美菜保を力強く後押ししました。

佐藤専務夫人との出会い

ジムの休憩室で、美菜保は「離婚したらもっと料理の勉強して喫茶店とか開きたいなぁ~」と夢を語ります。七生も「実はアタシも近々独立したいなと思ってるのよ」と話していました。

そこに七生の顧客である佐藤さんが現れます。七生は「七生とは学生時代からの友人です」と佐藤さんに美菜保を紹介しました。美菜保は、七生が佐藤さんを会わせたかった理由に気づき、「今日アンタをここに誘ったのは佐藤さんに会ってもらうためだったのよ」と七生から告げられます。

職場での誤算

場面は変わり、祐一は同僚の高嶋に「奥さん病気?」と尋ねられています。祐一は「いや…元気なんだけどさ?なんか急に家事サボり始めたんだよな」と美菜保の悪口を言いました。

「週末も掃除しないから家の中はぐちゃぐちゃだし」、「俺も外食続きで参っちゃうよ」と、美菜保のせいで自分が大変な思いをしているとアピールする祐一。高嶋が「どうしたんだよいつも愛妻弁当だったのに」と問いかけると、祐一は「それがさ…妻がここんとこ料理作ってくれないんだよ」と不満を漏らしました。

衝撃の正体判明

祐一は高嶋に「お前って家ではそうやって喧嘩腰のくせして、ご近所への愛想はいいんだな?」と再び美菜保の悪口を言います。すると高嶋は「あら、それはおかしいんじゃないかしら?」と祐一を諭しました。

高嶋は「仕事をしているしていないに関わらず、どちらかが一方的に相手を支えるようじゃダメなのよ」と夫婦関係のあり方について話し、「そんな当たり前のことも分からずに結婚したの?」と祐一を厳しく非難します。

祐一が「人の家庭のことに口突っ込まないでもらえますか?」と反論すると、高嶋は祐一の言葉を遮り「お前っ、知らないのか!!この方は佐藤専務の奥様だぞ!!」と告げました。

昇進への影響

高嶋は、佐藤専務の奥様が「働きながらご主人を助ける素敵な女性だったわ」と美菜保を褒めます。そして「主人は今度あなたに新しいポストを任せようと思っていたみたいだけど…奥様に感謝できないような人に部下を任せられるのかしらね?」と、祐一の昇進に影響を与えることを示唆しました。

祐一は「お…おい、高嶋…」と呼び止めますが、高嶋はそのまま立ち去ってしまいます。祐一は「クソッ…美菜保のやつ…」と怒りを露わにしました。

実家への逃避

祐一は母親に電話をかけ、「今からそっち行ってもいい?」と尋ねます。電話を切った後、祐一は「見てろよ美菜保。お前がいい気になっていられるのもここまでだからな…!」と、美菜保への復讐を誓うような言葉をつぶやきました。

【我慢の限界~ずっと黙ってきたけど今日から旦那にやり返します~】4話を読んだ感想(ネタバレあり)

4話を読んで、美菜保の成長と七生の巧みな戦略に感動しました!特に印象的だったのは、浮気の証拠を見つけても「泳がせる」という極意を実践する美菜保の強さです。

「浮気だけはするような人じゃないって信じてたのに…」と涙を流す美菜保の姿には、本当に胸が締め付けられました。それでも七生の教えを守り、冷静さを保つ彼女の成長ぶりは素晴らしいです。

祐一の「お前女として終わってるもん」という暴言には、読んでいて怒りが込み上げてきました。しかし美菜保が「確かに終わってたかも」と冷静に返す姿は、もはや祐一の言葉に傷つかない強さを身につけた証拠ですね。

七生の戦略も見事でした!佐藤専務夫人を美菜保に会わせるという仕掛けが、まさか祐一の職場で炸裂するとは…。祐一が美菜保の悪口を言いふらしていたことが完全に裏目に出て、昇進の話まで危うくなるなんて、まさに因果応報です。

美菜保が「離婚したら喫茶店を開きたい」と夢を語る姿には希望を感じました。もう祐一に依存することなく、自分の人生を歩もうとしている美菜保を心から応援したくなります。

最後の祐一が実家に逃げ込む様子は、彼の幼稚さを象徴していますね。「お前がいい気になっていられるのもここまでだからな」という捨て台詞も、もはや負け犬の遠吠えにしか聞こえません。次話で祐一がどんな行動に出るのか、そして美菜保がどう対処するのか、とても楽しみです!

【我慢の限界~ずっと黙ってきたけど今日から旦那にやり返します~】4話のネタバレまとめ

  • ゴミ出しトラブルで祐一が近所に「妻がだらしない」と謝罪し、美菜保を辱める
  • 美菜保は浮気の証拠を再確認し、「浮気だけはしないと信じていた」と涙を流す
  • 「夫婦喧嘩の極意その三:決定的な証拠を掴むまでは泳がせる」を実践
  • 祐一の「女として終わってる」発言にも動じない美菜保の成長
  • ジムで七生と作戦会議、美菜保は「変わりたい」と強い決意を示す
  • 七生の顧客・佐藤専務夫人と美菜保が出会う
  • 祐一が職場で美菜保の悪口を言った相手が佐藤専務夫人と判明し、昇進が危うくなる
  • 追い詰められた祐一は実家に逃げ込み、美菜保への復讐を誓う

◁前の記事はこちらから

あわせて読みたい
【我慢の限界~ずっと黙ってきたけど今日から旦那にやり返します~】3話あらすじから結末まで全てネタバレ解説
【我慢の限界~ずっと黙ってきたけど今日から旦那にやり返します~】3話あらすじから結末まで全てネタバレ解説

▷次の記事はこちらから

あわせて読みたい
【我慢の限界~ずっと黙ってきたけど今日から旦那にやり返します~】5話あらすじから結末まで全てネタバレ解説
【我慢の限界~ずっと黙ってきたけど今日から旦那にやり返します~】5話あらすじから結末まで全てネタバレ解説

ABOUT ME
コマさん(koma)
コマさん(koma)
野生のライトノベル作家
社畜として飼われながらも週休三日制を実現した上流社畜。中学生の頃に《BAKUMAN。》に出会って「物語」に触れていないと死ぬ呪いにかかった。思春期にモバゲーにどっぷりハマり、暗黒の携帯小説時代を生きる。主に小説家になろうやカクヨムに生息。好きな作品は《BAKUMAN。》《ヒカルの碁》《STEINS;GATE》《無職転生》
記事URLをコピーしました