2025.11.14

【未来のムスコ～恋人いない歴10年の私に息子が降ってきた！】14話をあらすじから結末まで全てネタバレ解説｜まーくんは誰？

ずっちー

第13話では、未来に子供がいることを知った吉沢（ヨッシー）が、10年前の未来との出会い、交際、そして自らの過ちによる破局を回想しました。未来が「恋人」から「仲間」へと関係を再構築した強さを思い返しつつも、子供のことを隠されていた事実に「水くせぇぞ未来」と深く傷つき、その父親が「まーくん」ではないかと疑うところで終わりました。

Contents

【未来のムスコ】第14話をネタバレありでわかりやすく解説する
【未来のムスコ】14話を読んだ感想（ネタバレあり）
- 【未来のムスコ】14話のネタバレまとめ

【未来のムスコ】第14話をネタバレありでわかりやすく解説する

『未来のムスコ』第14話「はじめまして③」は、吉沢が未来の秘密にさらに深く踏み込んでいく、衝撃的な展開の回です。

吉沢と白鳥萌、そして未来と颯太の鉢合わせ

未来の秘密を知ったショックから、吉沢は無計画に歩き回り、すっかり遅くに帰宅します。彼は、保育園で会った颯太のことを思い出し、（ガキは苦手だけどあんな子ならいいかもなぁ）と、その素直さに好感を抱いていました。そんな中、吉沢はスマートフォンで、人気グラドルの白鳥萌と映画に行く約束をしていたことを思い出します。

その頃、未来と颯太も同じ映画館を訪れていました。颯太は「遊戲戰隊ジョイレンジャー」のチケットに大喜び。「びんぼうなのにいいの！？」と尋ねる颯太に、未来は「プレゼント企画にコツコツ応募してきたからね！」と笑います。

映画が始まる前、颯太は「バナナジュース」をおねだり。未来は500円という値段に驚きつつも購入します。颯太が「ママのまないの？」と気遣いますが、未来は「いいよ気にせず飲みな」と優しく譲りました。まさにその時、吉沢が白鳥萌と一緒に現れます。未来は「ヨッシー何でここに…？」と驚き、吉沢もまた、未来の隣にいる子供、先日保育園で会った颯太がいることに気づき、事態は一気に緊迫します。

颯太の「パパ」は「まーくん」

吉沢は萌に未来を「ウチの劇団の汐川さん」と紹介。颯太は萌が「テレビにでてたキレイなおねえさんだあ」と気づき、元気よく「汐川颯太ですっ」と自己紹介します。

萌がジュースを買いに行くと、吉沢はすぐに未来を問い詰めました。「その子何だよ」。未来は「お兄ちゃんの子を預かってて…」と、苦しい嘘をつきます。しかし、吉沢は「お前の兄貴独身プータローだろ？」と信じません。未来が追い詰められた瞬間、颯太が「ママージュースのんでいい？」と声をかけました。

「何で言ってくれなかった？」「お前の子なんだろ？」。吉沢に詰め寄られた未来は、「ヨッシーには関係ないんだからほっといてよ！」と突き放します。一人になった吉沢は、座ってジュースを飲んでいた颯太に話しかけました。「颯太くん…だっけか」。颯太は吉沢を「おはなふんでたおじさんだ！」と覚えていました。吉沢は、颯太がバナナを「だいすき！」と聞き、「俺と一緒だな」と優しく頭を撫でます。

その瞬間、未来の脳裏に、かつて吉沢と「もし将来俺らにも子供ができたらさどんな名前にする？」と話した淡い記憶が蘇りました。（私とヨッシーにもこんな将来があったのかもしれない…）。

そんな感傷を打ち破るように、颯太のラブセンサーが作動。「あっラブセンサーなった！」「もしかしておじさんがまーくん！？」。颯太は、吉沢に向かって衝撃の言葉を続けます。「まーくんはねボクのパパなんだ！」。

吉沢の混乱と「5年前の空白」

未来は「颯太違う違う！この人はヨッシーだから！」と必死に否定します。吉沢も、（まあそりゃ俺もマサキだけど…）、（未来と別れたのは10年も前だし…）と、最初は自分ではないと考えていました。

しかし、彼の脳裏に「5年くらい前に未来の家で皆と飲んだ時」の記憶が蘇ります。その日、吉沢は未来の部屋のベッドで目を覚ましました。「何で俺ここで寝てんだ？」。未来に尋ねても、「えっ覚えてないの？」とはぐらかされます。「まあ相当酔ってたしね～」と流したものの、吉沢は「なあっ俺たちもしかして…」と、関係があったのではないかと尋ねていました。未来は「バカ」「そんなワケないでしょ」と笑い飛ばしていましたが…。

（「何もない」って言ってたけどやっぱあの時に…！？）。吉沢の中で、全てのピースが繋がっていきます。颯太は今4歳。5年前のあの出来事と時期が合います。未来は10年間彼氏がいないはず。颯太はバナナが好きで、自分と女の好みも一緒（白鳥萌を見て喜んだ）。そして、颯太の顔が（よく見たら俺に似てねぇか！？）。

全てを悟った吉沢は、未来に向き直り、震える声で尋ねました。「なぁ未来」「颯太くん俺の子か？」。

【未来のムスコ】14話を読んだ感想（ネタバレあり）

第14話は、これまでの全ての伏線が一つに収束する、息をのむような回でした。颯太が吉沢を「まーくん」「パパ」と呼んだ瞬間、物語の核心が大きく動きました。

吉沢の混乱と、5年前の「空白の一夜」を思い出すシーンは、見ているこちらも心臓が跳ねました。颯太の年齢、未来に彼氏がいないこと、バナナ好きという共通点、そして「俺に似てねぇか！？」という確信。全てのピースが「吉沢＝父親」という結論に向かっていく流れは、完璧な構成だと感じました。

未来が（もし私とヨッシーにもこんな将来が…）と感傷に浸った直後に、颯太が吉沢を「パパ」と呼ぶ展開も皮肉が効いています。未来が必死に「関係ない」と突き放してきたのは、まさに吉沢が「関係者」そのものだったからかもしれません。

未来がなぜ吉沢に子供のことを隠し通してきたのか。吉沢の「颯太くん俺の子か？」という最後の問いに、未来はどう答えるのか。全ての謎が明らかになる次回の展開が、今から待ちきれません。

【未来のムスコ】14話のネタバレまとめ

吉沢は、保育園で会った颯太に「可愛かったな」と好感を抱く。
未来と颯太は、プレゼント企画で当てた戦隊ヒーローの映画を観に映画館へ行く。
映画館で、吉沢と恋人の白鳥萌、そして未来と颯太が偶然鉢合わせする。
吉沢に詰め寄られた未来は、颯太を「兄の子」だと嘘をつくが、颯太が「ママー」と呼んだことで嘘がバレる。
吉沢は一人でいた颯太と会話し、彼が4歳であること、バナナが大好きであることを知る。
颯太のラブセンサーが作動し、吉沢のことを「まーくん！？」「ボクのパパなんだ！」と呼ぶ。
吉沢は、未来と別れた後の「5年前」に、酔って未来の家で一夜を過ごしたことを思い出す。
颯太の年齢（4歳）、バナナ好き、自分に似ている顔立ちから、吉沢は颯太が自分の子供である可能性にたどり着く。
吉沢は未来に対し、「颯太くん俺の子か？」と真実を問い詰める。

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