【灼かれる血と骨 ~絶縁された令嬢~】28話をあらすじから結末まで全てネタバレ解説|ナタリーの最後は?【Good short】

27話では、泥酔したダミアンが「ナタリーの方が魅力的だ」と公言し、彼女にキスをしようとします。ダミアンの両親に制止されて連れ出される際、ナタリーは彼に「褒めてくれて、守ってくれて、ありがとう」と感謝を伝えました。
【灼かれる血と骨 ~絶縁された令嬢~】第28話をネタバレありでわかりやすく解説する
ダミアンの父からの評価
ダミアンが退室した後、和やかな雰囲気が戻ります。ダミアンの父は、ナタリーに「この家族(ノバック家)はどうだい?」と優しく尋ねました。
ナタリーは「ノバック夫人(ダミアンの母)は本当に優しくて、皆さんに温かく迎えてもらえて感謝してます」と、完璧な令嬢として礼儀正しく答えます。 ダミアンの父は「いやあ、本当に立派なお嬢さんだ」と、ナタリーを非常に高く評価している様子でした。
アレックスの身勝手な告白
ナタリーが談笑の席を外したところ、元婚約者のアレックスが彼女の腕を掴んで引き止めました。 ナタリーは「クラインさん、あなた婚約中でしょ。少しは自分を大切にしたら?」と、彼の行動を冷たく牽制します。
しかし、アレックスは聞く耳を持ちません。彼は、ナタリーがノバック家との政略結婚を受け入れた理由を、自分と結ばれないことへの「当てつけ」だと、とんでもない誤解をしていました。
「だめだ。あんなやつと結婚なんて。僕と一緒になれないからって自分を罰することないよ」
ナタリーは、アレックスのあまりにも自己中心的な解釈に呆れ果て、「私があなたと一緒になりたいって、頭おかしいの? 自分のことは自分で決める」と、彼を一蹴します。
修羅場の幕開け
アレックスは引き下がらず、モニカという婚約者がいながら、ナタリーに向かって衝撃の告白を始めます。「今まで気づかなかったけど、 本当はずっと君が好きだった。今もそうだ。だから結婚してほしくない」
ナタリーはアレックスを押しのけ、「何なの? 寝言は寝てから言って。しっかりしてよ」と、彼の言葉を全く相手にしません。
アレックスが「俺は本気だよ」と、なおもナタリーに食い下がった、まさにその瞬間でした。 二人の背後から、アレックスの婚約者であるはずのモニカが「アレックス!」とやってきたのです。
【灼かれる血と骨 ~絶縁された令嬢~】28話を読んだ感想(ネタバレあり)
第28話は、ダミアンの家族という意外な「まともな人々」が登場したかと思えば、今度はアレックスというとんでもない「勘違い男」が暴走する回でした。
まず、ダミアンの両親が非常に紳士的で優しいことに驚きました。 特にダミアンの父がナタリーを「立派なお嬢さんだ」と評価しており、ノバック家が必ずしも地獄ではない可能性が出てきました。
しかし、問題はアレックスです。彼はナタリーの政略結婚を「自分と結ばれない当てつけ」だと本気で思い込んでいました。 ナタリーが2年間地獄を見て、会社の人身御供にされようとしているというのに、その思考はあまりに自己中心的で呆れてしまいます。
「本当はずっと君が好きだった」 という告白も、ナタリーがさんざん苦しんでいた時にはモニカを選んでおきながら、今さら何を言っているのかと。
そして最悪のタイミングでモニカが登場する という、まさに修羅場の幕開けなのでしょうか。モニカがこの状況を利用し、ナタリーをさらに陥れようとするのは火を見るより明らかでしょう。
【灼かれる血と骨 ~絶縁された令嬢~】28話のネタバレまとめ
- ダミアンの父は、ナタリーの礼儀正しい振る舞いを「立派なお嬢さんだ」と高く評価します。
- ナタリーが席を外すと、元婚約者のアレックスが彼女を引き止めます。
- アレックスは、ナタリーが政略結婚するのは自分への「当てつけ」だと誤解しており、「あんな奴と結婚するな」と迫ります。
- ナタリーが拒絶すると、アレックスは「本当はずっと君が好きだった」と、モニカという婚約者がいながら告白します。
- アレックスがナタリーに詰め寄っている最悪のタイミングで、モニカが「アレックス!」と二人の前に現れました。
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