【灼かれる血と骨 ~絶縁された令嬢~】47話をあらすじから結末まで全てネタバレ解説|ナタリーの最後は?【Good short】

46話では、ナタリーが病院でおばあちゃん(キャサリン)を殺害しようとするモニカの犯行現場に遭遇します。しかし、駆けつけた兄ロバートはモニカの嘘泣きを信じ込み、ナタリーを「偽物」と罵倒して蹴りつけ、彼女に全ての罪をなすりつけました。
【灼かれる血と骨 ~絶縁された令嬢~】第47話をネタバレありでわかりやすく解説する
「化け物にしたのは、あんたたちのバカさと鈍さよ!」
兄ロバートから「お前がおばあちゃんを殺そうとしたんだろ!」と、理不尽な非難を浴びせられるナタリー。しかし、彼女はもはや黙って耐えてはいません。
ナタリーはロバートを睨みつけ、「いつになったらそのおバカな頭使う気になるの? あんたみたいなやつの前で、何度もやらかすと思う?」と、冷静に反論します。 そして、泣き崩れるモニカに向かい、「答えはあるんでしょ? モニカ」と、真実を問い詰めました。
ロバートは「モニカ、モニカ、モニカ! またモニカかよ! なんなんだ! お前の嫉妬心も化け物レベルだ!」と、ナタリーが嫉妬に狂って罪をなすりつけているだけだと決めつけます。
その言葉に、ナタリーの怒りが爆発します。「違う! 化け物にしたのは、あんたたちのバカさと鈍さよ! 目の前にいたのに、気づこうともしなかった!」 彼女は、真実を見ようとせず、嘘に騙され続けた家族全員の愚かさを激しく非難しました。
モニカの動機への追求:「おばあちゃん、何か知ってたんじゃない?」
モニカは「頭おかしいの? おばあちゃんにそんなことするわけないじゃん!」と、いつものように被害者を演じます。
しかし、ナタリーはついにモニカの動機の核心に迫ります。「私が聞きたいのそこよ。おばあちゃん、何か知ってたんじゃない? だからあんたはどうしても口を塞ぎたかった」
ナタリーは、2年前に祖母がモニカを叱責していたこと、そして今回、祖母がモニカを見て怯えたことを思い出し、モニカの犯行が「口封じ」のためであると確信したのです。
ナタリーの怒りの鉄槌:「許せない!」
図星を突かれたモニカは、「どうしてそんなひどいこと言えるの?」と泣き崩れるしかありません。
ナタリーは、そんなモニカに最後通告を突きつけます。「今まで何度も私に嘘ついたよね。でも私はかわいそうだと思って、全部黙って見過ごしてきた。でももう違う」
「おばあちゃんを傷つけたのも、2年前のことも、今回のも、全部わざとでしょ? 許せない!」
ナタリーはそう叫ぶと、モニカに強烈な平手打ちを浴びせます。 そして、「おばあちゃんはあんたのおばあちゃんでもあるのよ! どうしてそんなことできるの?」と、モニカの非道な行いを激しく問い詰めました。
【灼かれる血と骨 ~絶縁された令嬢~】47話を読んだ感想(ネタバレあり)
第47話は、これまで溜まりに溜まった鬱憤が、ナタリーの怒りと共に爆発した、非常に痛快な回でした。
ロバートの「お前の嫉妬心も化け物レベルだ!」 という、どこまでも愚かな非難に対し、「化け物にしたのは、あんたたちのバカさと鈍さよ!」 と言い返したナタリーのセリフは、まさにその通りだと叫びたくなりました。彼女が「化け物」になったのだとしたら、それは全て家族のせいです。
そして、「おばあちゃん、何か知ってたんじゃない?」 と、モニカの動機が「口封じ」であることを見抜いたナタリーの鋭さにも感服しました。
何より、最後の平手打ちのシーン。 これまで散々モニカの嘘と演技にやられてきたナタリーが、初めて物理的な力で彼女に鉄槌を下した瞬間は、見ているこちらもスッとしました。「どうしてそんなことできるの?」 という叫びは、ナタリーの、そして読者の心の叫びそのものでした。
【灼かれる血と骨 ~絶縁された令嬢~】47話のネタバレまとめ
- ロバートの「嫉妬でモニカを非難している」という決めつけに対し、ナタリーは「化け物にしたのは、あんたたちのバカさと鈍さよ!」と激しく反論します。
- ナタリーは、モニカがおばあちゃんを襲った動機が「(2年前の真実を)何か知ってた」ための「口封じ」であると核心を突きます。
- ナタリーは「今まで見過ごしてきたけど、もう違う」とモニカに決別を告げ、「許せない!」と叫び彼女に平手打ちをします。
- 「おばあちゃんはあんたのおばあちゃんでもあるのよ!」と、モニカの非道さを激しく問い詰めました。
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