【灼かれる血と骨 ~絶縁された令嬢~】56話をあらすじから結末まで全てネタバレ解説|ナタリーの最後は?【Good short】

55話では、ナタリーがモニカの罠(AIで作った偽の誘拐写真)にかかり、人身売買業者のトニー・ホームズに襲われます。ナタリーの絶体絶命の叫び声を、捜索に来ていた夫のダミアンが聞きつけるという緊迫した場面で終わりました。
【灼かれる血と骨 ~絶縁された令嬢~】第56話をネタバレありでわかりやすく解説する
ダミアンの必死の捜索:「ナタリーが危ない」
ナタリーの悲痛な叫び声を聞きつけたダミアンは、「聞こえたか? ナタリーが危ない」と部下たちに指示を出します。 彼は焦るあまり、捜索中に転倒してしまいますが、すぐに立ち上がり「ナタリー!」と妻の名前を叫び続けます。
その時、部下から「丘の向こう側にいます」と無線連絡が入り、ダミアンは「行くぞ!」と、ナタリーが囚われている小屋へと急行しました。
モニカの新たな共犯者「実の父親」
一方、ナタリーが囚われている小屋の外では、モニカが新たな共犯者と密会していました。その相手は、モニカの実の父親であるアンソニー・ブレイクでした。
アンソニーは「暗くなってきたし、そろそろ行こうか」と落ち着かない様子で、モニカに金銭を要求します。「俺の取り分はいつだ?」「俺の娘だろ?」
しかし、モニカは実の父親に対しても冷酷でした。「娘なんて二度と呼ぶな!」と激怒し、金の束をアンソニーに向かって投げつけます。 そして、「しくじんなよ」とだけ言い放ちました。
山火事、そしてダミアンの救出
アンソニーが地面に散らばった金を必死に拾っていると、背後から「何者か」(おそらくダミアンの部下)に襲撃され、その場に倒れ込みます。
モニカは、その様子を見届けると、吸っていたタバコを乾いた草むらにポイ捨てして、悠然とその場を去っていきます。 モニカが捨てたタバコの火は、瞬く間に燃え広がりました。
その頃、小屋の中では、人身売買業者のトニーがナタリーに暴行を加えていました。そこへ、ついにダミアンが駆けつけ、小屋の扉を蹴り破ります。
ダミアンはナタリーを救出しますが、外ではモニカのタバコが原因で発生した山火事が、猛烈な勢いで二人に迫っていました。
【灼かれる血と骨 ~絶縁された令嬢~】56話を読んだ感想(ネタバレあり)
第56話は、ダミアンの救出劇と、モニカのさらなる狂気が同時に描かれた回でした。ナタリーの叫び声を聞きつけ、焦りながらも部隊を率いて助けに来るダミアンの姿 には、彼のナタリーへの強い愛情を感じ、胸が熱くなります。
そして、モニカの共犯者が、実母タミーだけでなく、実父アンソニー までもだったという事実に衝撃を受けました。しかも、彼女は両親を「娘なんて二度と呼ぶな!」 と罵倒し、金で利用しているだけという、歪んだ関係性が恐ろしすぎます。
最後にタバコをポイ捨てして山火事を起こす という、彼女の「どうなってもいい」という無責任さと邪悪さには、もはや言葉もありません。せっかくダミアンが助けに来たのに、今度は山火事という新たな危機に見舞われる展開に、ただただハラハラさせられます。
【灼かれる血と骨 ~絶縁された令嬢~】56話のネタバレまとめ
- ダミアンはナタリーの叫び声を聞きつけ、部下と共に彼女が囚われている小屋へ急行します。
- 小屋の外では、モニカが共犯者である実の父親(アンソニー)と金銭で口論していました。
- アンソニーが何者かに襲撃され、モニカはタバコをポイ捨てして山火事を発生させ、その場を去ります。
- ダミアンが小屋の扉を蹴り破り、ナタリーを救出しますが、二人に山火事が迫っていました。
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