【砕かれた7つの約束】38話をあらすじから結末まで全てネタバレ解説

- 祈年はレストランの店員から、自分の胃痛が治まっていたのは、雲舒が店に胃薬を預け、彼の飲み物に密かに入れさせていたからだという事実を知らされます。
- 回想シーンで、雲舒が祈年に気づかれないよう、陰から彼の体を気遣い続けていた健気な姿が明らかになりました。
- 祈年は、「強くなった」のではなく、ただ雲舒に「守られていた」だけだったという衝撃の事実に気づき、愕然とします。
- 全ての真実を知り打ちひしがれる祈年の元に、部下から誕生日パーティーのプライベートビデオに関する調査報告書が届き、彼はさらなる衝撃を受けることになります。
【砕かれた7つの約束】第38話をネタバレありでわかりやすく解説する
顧雲舒(コ・ウンス)からの知られざる愛情の数々を突きつけられ、罪悪感に苛まれ始めた沈祈年(シェン・チーニエン)。そして彼の元に届けられた、誕生日パーティーのプライベートビデオに関する調査報告書。第38話は、ついに全ての嘘が暴かれ、偽りの聖女が断罪される、壮絶な真実暴露の物語です。
決別の平手打ち、偽りの聖女への鉄槌
レストランで、衝撃的な調査報告に目を通し、表情を凍らせる祈年。そんな彼の様子に気づいたジャン・シャオシャオは、「祈年兄さん、何を見てるの?」と、無邪気に彼のスマートフォンを覗き込もうとします。
その瞬間でした。
パーン!!
レストラン中に、乾いた、鋭い音が響き渡ります。祈年の振り抜いた手が、シャオシャオの頬を強かに打ち、彼女は床へと崩れ落ちました。
「笑笑!」「祈年兄さん、狂ったのか!」 兄弟たちが慌てて駆け寄りますが、祈年の瞳には、これまでにないほどの激しい怒りと憎悪の炎が燃え盛っていました。
突きつけられた真実「お前だったとはな!」
「俺も狂っていたら、と心から願うよ」 怒りに震えながら、祈年はシャオシャオに詰め寄ります。
「お前は本当に大した度胸だな。居然、大勢の前で顧雲舒の潔白を汚すとは!信じられない。顧雲舒の誕生日パーティーで、大勢の前で彼女のプライベートビデオを公開した人間が、まさか本当に、お前だったとはな!」
その言葉に、兄弟たちは「なに?」と息を呑みます。シャオシャオは、いつものように泣きじゃくりながら、最後の演技を試みました。 「祈年兄さん、どうして急にそんなことを言うの?私にいつ、お姉様をいじめるような度胸があったっていうの?」
他の兄弟たちも、「何か勘違いしてるんじゃないか?ずっといじめられてきたのは、笑笑の方だぞ」と、まだ彼女をかばおうとします。しかし、祈年の決意はもう揺らぎませんでした。
動かぬ証拠、暴かれた悪魔の素顔
「まだ認めないんだな?」 祈年は、自分のスマートフォンを、シャオシャオと兄弟たちの目の前に突きつけました。
「自分で見ろ!」
そこに映し出されていたのは、パーティー会場の監視カメラの映像。シャオシャオが、スタッフに金銭を渡し、USBメモリを差し込んで、スクリーンに映像を流すよう指示している、動かぬ証拠でした。
「笑笑、お前…本当に、お前がやったのか?」 「笑笑…これは、顧雲舒の名誉を完全に地に落とすことになるんだぞ。なぜこんなことをしたんだ?なぜだ!」
兄弟たちは、ようやく自分たちが信じてきた「か弱き少女」の、本当の姿を知ります。全ての視線が、床にうずくまるシャオシャオへと注がれました。
悪女の開き直り「ビデオは私が公開したわ!」
もはや、逃げられない。涙で被害者を演じ続けることも、兄弟たちの同情にすがることもできない。全てを悟ったシャオシャオは、ゆっくりと顔を上げます。その表情からは、か弱さも、涙も、綺麗さっぱり消え失せていました。
そして、彼女は、これまで隠してきた悪意と憎しみをむき出しにした顔で、勝ち誇るように、そして全てを嘲笑うかのように、こう言い放ったのです。
「ビデオは私が公開したわ!」
その衝撃的な告白に、兄弟たちは全員、息を呑むことしかできませんでした。偽りの聖女の仮面が完全に剥がれ落ち、悪魔がその素顔を現した瞬間でした。
【砕かれた7つの約束】38話を読んだ感想(ネタバレあり)
今回は、待ちに待ったシャオシャオの断罪回!最高の「ざまぁみろ」展開に、読んでいて思わずガッツポーズをしてしまいました。祈年の平手打ち、本当に見事でしたね。これまでの全ての鬱憤を晴らしてくれるような、渾身の一撃でした。
兄弟たちが、まだシャオシャオをかばおうとする姿には、正直呆れてしまいましたが、動かぬ証拠を突きつけられて、ようやく目が覚めたようですね。彼らが「なぜだ!」と叫ぶシーンは、滑稽でさえありました。なぜって、あなた達が彼女を甘やかし、雲舒をないがしろにしてきたからに決まっているでしょう、と。
そして、何と言っても最後のシャオシャオの開き直り!これは鳥肌ものでした。泣き落としで逃げるかと思いきや、まさかの全面自供。彼女のふてぶてしさ、悪女としての格の違いを見せつけられた気分です。あの瞬間、彼女は兄弟たちを完全に見限り、そして自分の欲望のためだけに生きることを決めたのでしょう。
全ての嘘が暴かれ、物語は新たなステージに進みます。自分たちが信じていた正義が、実は最も醜い悪だったと知った兄弟たち。特に祈年は、自分の手で雲舒を傷つけ、シャオシャオを守り続けてきたという罪の重さに、どう向き合っていくのでしょうか。そして、開き直ったシャオシャオが、これからどんな行動に出るのか。嵐のような展開に、次回の更新が待ちきれません!
【砕かれた7つの約束】38話のネタバレまとめ
- 祈年は、部下からの調査報告で、誕生日パーティーのビデオを流出させた黒幕がシャオシャオであることを確信し、彼女を平手打ちします。
- シャオシャオは、泣きながら被害者を演じ続けますが、祈年が突きつけた「スタッフに指示を出すシャオシャオの姿が映った監視カメラ映像」という動かぬ証拠で、嘘が完全に暴かれました。
- 兄弟たちもついに、シャオシャオが全ての元凶であったという真実を知り、愕然とします。
- 追い詰められたシャオシャオは、態度を豹変させ、「ビデオは私が公開したわ!」と、自らの罪を認めて開き直りました。
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