【私の彼が姉の夫になった理由】18話あらすじから結末まで全てネタバレ解説

- 紗栄と優馬の父が12年来の愛人関係であり、共謀して愛子を陥れていたことが判明しました。
- 紗栄は愛子の命を盾に優馬を脅迫し、彼を意のままに操っていました。
- 愛子は自らの意志で行動を起こし、優馬の父が院長を務める病院を訪れます。
- 愛子は父に「犯人」について話すよう迫り、拒否されれば「レイプ被害であなたを訴えます」と、毅然とした態度で宣言しました。
【私の彼が姉の夫になった理由】第18話をネタバレありでわかりやすく解説する
姉・紗栄との直接対決を決意し、彼女の家へと乗り込んだ愛子。第17話の緊迫したラストから続く第18話では、ついに姉妹の壮絶な舌戦が繰り広げられ、物語は衝撃的なクライマックスへと突き進みます。
憎しみの告白
「優馬はどこ?」と問い詰める愛子に対し、紗栄は「ゆっくり食事でもしながら話しましょう」と余裕の態度を崩しません。しかし、愛子は姉のペースに流されることなく、核心を突きつけます。
「ずっとずっと嫌いだった!!!」
「私のこと殺そうとしたよね?」と、店長を唆した件を問う愛子。紗栄は「店長さんが勢いあまってやりすぎちゃっただけでしょ」と、自分は関係ないという態度を貫きます。愛子が「なんでこんなひどいことばっかするの?」と、その真意を問うと、紗栄はついに本音を爆発させました。「嫌いだからよ」「一人だけなんにも知らずにぬくぬく育ってきたアンタがずっとずっと嫌いだった!!!」
歪んだ被害者意識
紗栄は、「恋も仕事も順調でバカみたいに笑ってるアンタ見てると虫唾が走るのよ」「アンタのせいで私が今までどれだけの物を諦めてきたと思ってるの?」と、一方的な憎しみをぶつけます。それに対し、愛子は「私はそんなこと頼んだ覚えない!」と強く反論。「文句があるなら面と向かって言えばいいじゃん」「人使って裏でネチネチ復讐とか、卑怯だよ」と、紗栄のやり方をはっきりと非難するのでした。
反撃の切り札
「卑怯?」と逆上する紗栄に対し、愛子はついに反撃の切り札を見せつけます。
不倫の証拠
「もう終わりにしよう」。愛子はそう言って、優馬の母から受け取った調査報告書を紗栄の前に広げました。そこには、紗栄と優馬の父が長年不倫関係にあったことを示す、決定的な証拠写真が収められていたのです。紗栄は「なっ…何よそれ」と、初めて激しく動揺します。
最後の狂気
切り札を突きつけられ、完全に追い詰められた紗栄。彼女の最後の行動は、誰もが予想しないものでした。
階段からの転落
調査報告書を前に動揺した紗栄は、監禁されている優馬がいるはずの2階へ駆け上がろうとします。愛子は「待ってお姉ちゃん!」と後を追い、その腕を掴みました。その瞬間、もみ合いになった二人はバランスを崩し、紗栄は愛子を階段から突き飛ばします。愛子は階段から転げ落ち、頭を強く打ち付けてしまいました。 上の階で物音を聞きつけた優馬は、「愛子!? 気づいてくれ!」と必死に叫びますが、その声は届きません。
「バイバイ愛子、アンタの負けよ」
階段の下で血を流し、意識を失っていく愛子。その傍らにしゃがみこみ、紗栄は冷たく言い放ちました。 「バイバイ愛子」「アンタの負けよ」 姉妹の対決は、あまりにも残酷で、悲劇的な形で幕を下ろしたのです。
【私の彼が姉の夫になった理由】18話を読んだ感想(ネタバレあり)
第18話は、姉妹の壮絶な舌戦と、衝撃的すぎる結末に、ただただ言葉を失う回でした。紗栄が吐き出した憎しみの言葉は、彼女の歪んだ被害者意識の塊でした。「アンタのせいで諦めてきた」という言葉は、彼女が自分自身の人生から逃げるための言い訳に過ぎません。愛子の「文句があるなら面と向かって言えばいい」という言葉は、まさに正論で、読んでいて胸がすく思いがしました。
しかし、その正論も狂気の姉には通じませんでした。愛子が切り札である調査報告書を突きつけ、ついに紗栄を追い詰めたと思った矢先の、階段からの転落。これは事故ではなく、紗栄が明確な殺意を持って愛子を突き飛ばしたとしか思えません。あまりにも残酷な展開です。 「アンタの負けよ」という紗栄の最後のセリフが、彼女の勝利宣言のように聞こえて恐ろしいです。愛子はこのまま死んでしまうのでしょうか。監禁されている優馬は彼女を助けることができるのか。物語はクライマックスを迎え、一瞬たりとも目が離せません。愛子の無事を祈らずにはいられない、衝撃のラストでした。
【私の彼が姉の夫になった理由】18話のネタバレまとめ
- 愛子は紗栄の家に乗り込み、彼女のこれまでの悪行を問い詰めますが、紗栄は「アンタがずっと嫌いだった」と憎しみを爆発させます。
- 愛子は「卑怯者」と紗栄のやり方を非難し、反撃の切り札として、優馬の母から受け取った「不倫の証拠」である調査報告書を突きつけました。
- 追い詰められた紗栄は2階へ逃げようとし、後を追った愛子ともみ合いになった末、愛子を階段から突き飛ばします。
- 紗栄は、頭から血を流し意識を失っていく愛子に、「バイバイ愛子、アンタの負けよ」と冷たく言い放ちました。
◁前の記事はこちらから

▷次の記事はこちらから



