【私の彼が姉の夫になった理由】23話あらすじから結末まで全てネタバレ解説

- 失踪した優馬の父は、離婚届と共に「言いなりになるような男は見限ってくれ」という手紙を残していました。
- しかし、実際には父は紗栄の家に囚われており、紗栄は彼を「価値がない」と罵倒します。
- 優馬は、父も監禁されていると推測し、恵美と協力して紗栄の家に潜入する作戦を立てます。
- 恵美が紗栄の職場で昼休みに鍵を盗もうとしますが、紗栄本人に見つかってしまい、絶体絶命のピンチに陥りました。
【私の彼が姉の夫になった理由】第23話をネタバレありでわかりやすく解説する
紗栄に鍵を盗もうとしているところを見つかってしまった恵美。第22話の絶体絶命のラストから続く第23話では、恵美が機転を利かせて窮地を脱し、ついに優馬と共に紗栄の家へ潜入します。しかし、そこで二人を待っていたのは、予想だにしない光景でした。
絶体絶命のピンチと、作戦の続行
紗栄に「私の席に何か用?」と問い詰められた恵美。彼女は咄嗟に「えっと…消しゴムを落としちゃって…」と嘘をつき、その場をなんとか切り抜けます。紗栄は財布を取りに戻ってきただけだったため、恵美の作戦は気づかれずに済みました。心臓に悪い思いをしながらも、恵美は無事に鍵を手に入れることに成功します。
紗栄の家へ
恵美はアリバイ作りのために一度取引先へ向かった後、家の前で待つ優馬と合流します。「2時間位が限度だと思うので急ぎましょう」と、二人は紗栄の留守宅へと足を踏み入れました。
監禁された父との再会
鍵を開けて家の中に侵入した二人。そこには、予想外の、そして信じがたい光景が広がっていました。
「親父の靴だ!」
玄関には、父の靴が置かれていました。「間違いない 親父はこの家にいる」。優馬は、父が監禁されていることを確信します。しかし、リビングのソファに座っていた父は、監禁されている様子もなく、くつろいでいました。
「ここで一生…紗栄子さんと暮らすつもりでいます」
「優馬!!!どうしてここに?」と驚く父に対し、優馬と恵美も「お父様がここに監禁されてるんじゃないかと思って…」と困惑を隠せません。父は、恵美が紗栄のバッグから鍵を盗んできたことを知ると、「なんてことを…」「早く戻りなさい」と彼女を追い返そうとします。そして、息子である優馬に、衝撃の言葉を告げました。「ここで一生…紗栄子さんと暮らすつもりでいます」。
父への絶望と、愛を貫く決意
父の信じがたい言葉に、優馬は激しく詰め寄ります。
「ふざけんなよ!」
「あんな手紙一枚で…無責任にもほどがあるだろ」「こんな親父でも母さんは…っ」。母の気持ちを踏みにじる父の行動に、優馬の怒りが爆発します。彼は、家族を顧みず不倫に走った父をずっと軽蔑していたこと、そして自分は「自分が選んだ人を…まっすぐに愛子だけを愛して幸せな家庭を築いてみせる」と心に誓っていたことを、涙ながらに打ち明けました。
父の涙と、現れる亡き人
息子の悲痛な叫びに、父は「すまないことをしたと思ってる…」と涙を流します。優馬は父に、「親父が隠してること全部 正直に話してくれ」と懇願しました。 その時、恵美の背後に、亡くなったはずの愛子がふわりと現れます。「少しだけ優馬と話をさせてください」。その不可解な光景に、優馬と父は息をのむのでした。
【私の彼が姉の夫になった理由】23話を読んだ感想(ネタバレあり)
第23話は、ハラハラする潜入作戦から、父の衝撃の告白、そして優馬の魂の叫びと、感情が大きく揺さぶられる回でした。恵美の機転と度胸には本当に感心させられます。彼女の協力がなければ、物語はここまで進まなかったでしょう。
そして、優馬の父の行動。彼は本当に紗栄と共に生きることを選んだのでしょうか。それとも、これもまた紗栄に言わされているだけなのでしょうか。彼の涙の裏にある真意が読めず、非常にもどかしい気持ちになりました。優馬が父にぶつけた言葉は、彼のこれまでの苦しみと、愛子への深い愛情が詰まっていて、胸が熱くなります。「愛子だけを愛して幸せな家庭を築く」という彼の誓いは、何としても叶えてほしいと願わずにはいられません。 ラストの愛子の幻影の登場は、非常にミステリアスで鳥肌が立ちました。これは優馬たちの幻覚なのか、それとも本当に本人が生きていたのか。考察がますます深まります。物語の核心に迫る、重要な謎が提示されたと感じました。
【私の彼が姉の夫になった理由】23話のネタバレまとめ
- 恵美は機転を利かせて紗栄の鍵を盗み出し、優馬と共に紗栄の家への潜入に成功します。
- 家の中には監禁されていると思われた父がいましたが、彼は自らの意志でここにいると語りました。
- 父は「ここで一生紗栄子さんと暮らす」と告げ、優馬は家族を裏切った父に怒りをぶつけます。
- 優馬が父に真実を話すよう懇願したその時、恵美の背後に亡くなったはずの愛子が現れました。
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