【聖ラブサバイバーズ】17話をあらすじから結末まで全てネタバレ解説

第17話では、女性用風俗のキャスト「ナオキ」による施術がクライマックスを迎え、秋菜が未知の快楽に溺れていく様子が描かれます。
前回、第16話では、ナオキの巧みな焦らしテクニックによって、「挿れないでイカせる」と宣言された秋菜が絶頂へと導かれる寸前までが描かれました。
【聖ラブサバイバーズ 】第17話をネタバレありでわかりやすく解説する
ナオキの指技によって達してしまった秋菜。しかし、プロの施術はそれだけでは終わりませんでした。
「最後までしないセックス」の沼にハマっていく秋菜の心理と、ナオキの完璧な仕事ぶりが光るエピソードです。
「なんて自由で…」初めて知る身を委ねる快感
第17話は、秋菜が絶頂を迎えた直後の余韻から始まります。
ナオキに体をコントロールされ、身を投げ出す快感に、「なんて自由で…知らなかった」と秋菜は心の中で叫びます 。
しかし、ナオキの手は止まりません。「…またっ」「上手にイケるようになったね えらいね」と褒めながら、次々と波状攻撃を仕掛けてきます 。
「…欲しい?」
そう囁かれ、秋菜は再び欲望の渦に飲み込まれていくのでした 。
自分の意思で欲を叶えるプライドの崩壊
これまで秋菜は、「恋愛なんかに振り回されない」「自分の意思で欲を叶える自分が好きだった」と自負していました 。
しかし今、ナオキの腕の中で、そのプライドは音を立てて崩れ去っていきます。自分の意思とは無関係に体が反応し、声が漏れ、ただ快感に翻弄されるだけの存在になってしまう自分。
「ああああああ」
絶叫と共に、秋菜は何度も何度もイカされ続け、思考が白く染まっていきます 。
お風呂タイムと「馬鹿じゃない?」と思っていたセリフ
施術がひと段落し、二人は一緒にお風呂に入ります。
ナオキは「僕も一緒に入っていいですか?」と爽やかに尋ね、秋菜も快諾します 。
湯船に浸かりながら、ナオキは「どうでした?初めての施術は」と感想を聞きます。秋菜は、自分がベッドを濡らしてしまったことを恥じますが、ナオキは「先にバスタオル敷いておいたんで」と完璧な準備をしていたことを明かします 。
その言葉を聞いて、秋菜はハッとします。
「セックスの時このセリフ言う女 馬鹿じゃないって思ってたけど」
漫画やドラマで見るような「シーツを汚しちゃう」なんて展開を冷めた目で見ていた秋菜ですが、実際に自分が体験し、その凄まじさを身を持って知ることになったのです。
「私だけイカされまくって悔しい!」
お風呂の中で秋菜は、これまでのセックスとは全く違う体験だったことを振り返ります。
「頭真っ白とか チカチカするとか 波が終わらなくて…」
意思がなくなるほどの快感を味わった秋菜ですが、ふと我に返り、「なんか悔しい!私だけいいようにイカされまくって!」とナオキに不満(?)をぶつけます 。
それに対し、ナオキは「いや!めちゃくちゃよかったんですよ!反応が可愛すぎて僕もめちゃくちゃ興奮しました」と笑顔で返します 。
そして、「今髪撫でるだけでもイカせることできますけど する?」と悪戯っぽく提案します 。
「…それ!そういうとこだ! …えーーしたいなあ」
ナオキの余裕とテクニックに、秋菜は完全に降参し、再びときめいてしまうのでした 。
完璧な去り際と「沼」への入り口
楽しい時間は終わり、ナオキが帰る時間になりました。
彼は名刺を渡し、「もしまた僕をご指名の場合はこちらのラインに直接連絡下さい」と営業も忘れません 。
ドアが閉まり、一人残された秋菜は時計を見ます。
「すごい…きっちり150分…これもプロの技か…」
退出時間まで完璧に管理されたプロの仕事。秋菜は、この「最後までしないセックス」の沼に溺れていくのに、そう時間はかからなかったことを自覚するのでした 。
【聖ラブサバイバーズ 】17話を読んだ感想(ネタバレあり)
第17話・18話は、秋菜さんの価値観が完全に書き換えられる瞬間を目撃したような回でした。
「自分の意思で欲を叶える自分が好きだった」という独白は、自立した大人の女性としての誇りを感じさせます。けれど、プロの手にかかればそんな理性も吹き飛んでしまう。その敗北感が、逆に彼女にとっての「解放」になっているのが印象的でした。
お風呂での会話も最高です。「シーツを濡らすなんて都市伝説」だと思っていた秋菜さんが、当事者になって初めてその感覚を理解するシーンは、妙なリアリティがあって笑ってしまいました。
そしてナオキさん、最後まで完璧すぎます。「髪撫でるだけでイカせられる」なんてセリフ、少女漫画の王子様でも言いませんよ!それをサラッと言ってのけるプロ意識(とSっ気)。去り際の時間管理まで完璧で、これは誰でも沼りますね。秋菜さんがリピート確定なのも納得です。
【聖ラブサバイバーズ 】17話のネタバレまとめ
- 秋菜はナオキの施術により、自分の意思を奪われるほどの快感を味わい、何度も絶頂を迎える。
- 「自分の意思でコントロールする」ことを誇りにしていた秋菜のプライドは、快感の前に崩れ去る。
- 事前にバスタオルを敷くなど、ナオキの周到な準備に秋菜は驚き、自身の体験を通じて認識を改める。
- 秋菜は一方的にイカされたことに悔しさを感じるが、ナオキの「興奮しました」という言葉と余裕ある態度に再びときめく。
- ナオキは退出時間まで完璧に管理して去っていき、秋菜はそのプロの技に感服し、「最後までしないセックス」の沼にハマる。
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