ネタバレあり【フェアリーテイル100年クエスト】は完結してる？あらすじと見どころ徹底解説！

《フェアリーテイル100年クエスト》とは？内容とあらすじ

《フェアリーテイル100年クエスト》は、大人気漫画《フェアリーテイル》の正式な続編として描かれた作品です。前作の主人公ナツたちが、誰も達成したことのない「100年クエスト」に挑戦する冒険譚が描かれています。この物語は、真島ヒロが原作を担当し、作画は上田敦夫が手がけています。2018年から連載がスタートし、現在も続いています。

物語の舞台と概要

物語の舞台は、前作で描かれたフィオーレ王国を超えた新たな大陸・ギルティナです。主人公ナツ、ルーシィ、グレイ、エルザ、ウェンディ、そして相棒のハッピーやシャルルが所属するギルド「妖精の尻尾（フェアリーテイル）」は、新たな依頼「100年クエスト」を受けるため、この未知の地に向かいます。

100年クエストの依頼内容は、五神竜と呼ばれる強大なドラゴンたちを封印すること。これらのドラゴンはそれぞれ異なる属性や能力を持ち、世界を脅かす存在として恐れられています。一方で、クエストの途中にはドラゴンを狩る滅竜魔導士「ドラゴンイーター」たちとの衝突や、白魔導士という新たな敵勢力との戦いも加わり、物語は複雑な展開を見せています。

物語は、ナツたちがギルティナ大陸を訪れ、最古のギルド「魔陣の竜（マギア・ドラゴン）」で依頼を受けるところから始まります。五神竜の一体である水神竜メルクフォビアを探して港町エルミナへ向かった一行は、街の住民から敵対視されながらも水神竜との接触に成功します。しかし、力を抑えきれなくなったメルクフォビアが暴走を始め、さらにはドラゴンイーターの介入によって事態は混迷します。ナツたちは困難を乗り越え、水神竜を封印することに成功します。

その後も、ナツたちは木神竜アルドロン、月神竜セレーネ、炎神竜イグニアなどと向き合い、それぞれの物語を展開していきます。また、五神竜に関する戦いだけでなく、仲間たちの成長や新たな絆、敵対する勢力との三つ巴の戦いも見どころとなっています。

《フェアリーテイル100年クエスト》の魅力は、スケールの大きな冒険と個性豊かなキャラクターたちの成長が描かれている点です。また、前作からのファンが楽しめる要素が多い一方、新たな読者でも入りやすいストーリー展開となっています。魔法やドラゴン、絆をテーマにした熱いバトルが繰り広げられる本作は、多くの人にとって新たな感動を与える作品です。

ネタバレあり：各巻の概要を紹介

ここでは《FAIRY TAIL 100 YEARS QUEST》の各巻について、そのあらすじや魅力を簡潔にご紹介します。各巻にわたって描かれる、ナツたちの壮大な冒険をぜひお楽しみください。

第1巻

ナツたち「妖精の尻尾」のメンバーは、ギルド創設以来誰も成し遂げたことのない伝説の依頼「100年クエスト」に挑むことを決意します。ギルティナ大陸に渡った一行が出会うのは、謎に満ちた新たな敵や神々。水神竜メルクフォビアとの出会いを通じて、ナツたちは未知の領域へと足を踏み入れます。これまでの『FAIRY TAIL』シリーズを知っているファンにとっては、懐かしさと新鮮さを感じられる冒険の幕開けです。

第2巻

ギルティナ大陸でナツたちが直面するのは、水神竜の暴走と、その背後に潜む白魔導士の影です。実は白魔導士の正体は、新人メンバーとして加わったトウカでした。彼女の内面に潜む謎が解き明かされるとともに、ナツたちの戦いはさらに熾烈さを増します。新たな敵「ドラゴンイーター」の登場により、物語はさらに複雑な展開を迎えます。

第3巻

暴走する水神竜との壮絶な戦いが港町エルミナで繰り広げられます。ナツたちは窮地に立たされますが、事態を急変させる新たな勢力が現れ、戦いは一層激化します。一方、ギルド「妖精の尻尾」本部でも不穏な動きが見られ、白魔導士による支配が進行。ナツたちは、次第に「五神竜」と呼ばれる存在の謎に迫ることになります。

第4巻

木神竜アルドロンの支配する「右手の町」に到着したナツたちは、白魔導士の力によって操られた仲間たちと戦うことを余儀なくされます。「バトル・オブ・フェアリーテイル」を思わせる展開が繰り広げられ、ナツたちは絶望的な状況の中でも、仲間の絆を信じて戦い続けます。アルドロンの巨大な存在感が物語をさらに盛り上げます。

第5巻

ナツは霊竜レイスによって魂を奪われる危機に陥ります。その間、ルーシィやグレイ、エルザはそれぞれの場所で白魔導士の策略に立ち向かいます。仲間たちの奮闘が描かれる一方で、白魔導士とドラゴンイーターたちの真の目的が徐々に明らかになり、物語は次なる局面へと突入します。

第6巻

木神竜アルドロンの巨大な力が完全に覚醒する中、ナツたちは白魔導士との最終決戦に挑みます。ウェンディが粘竜ネバルに拘束されるなど、各メンバーが厳しい戦いに直面します。物語の緊張感がピークに達し、ギルティナ大陸全体を巻き込む激しい戦いが展開されます。

第7巻

木神竜アルドロンの五つのオーブには、ウルフェン、メトロ、ギアーズ、ドゥーム、アルドロンという五人の守護神が宿っていました。これらの守護神たちは、人間を排除するために動き出し、ナツたちは次々と彼らに挑むことになります。激しい戦闘が続く中、ルーシィやウェンディを含むメンバーたちは疲労の極限に達しますが、そこに白滅から解放されたギルドメンバーが加勢。全員の力を合わせ、雲をも越える木神竜を相手に総力戦を繰り広げます。壮絶な戦いと絆が描かれる一冊です。

第8巻

木神竜との戦いを終え、ナツたちは秘湯「亜留土乃湯」で束の間の休息を楽しみます。しかしその平穏は長く続かず、白魔導士が突然姿を消します。彼女の転送魔法は、100年クエストに挑むナツたちをも巻き込んでしまい、一行は時空を超えて懐かしの「あの国」へと運ばれます。そこで明かされる新たな世界の秘密と、白魔導士の背後で操る恐ろしい存在。異世界を舞台にした新たな冒険の始まりを描いた巻です。

第9巻

異世界エレンティアにたどり着いたナツたちは、月神竜セレーネの親衛隊「月下美神」のメンバーに遭遇します。捕らえられたナツとグレイは、宴の余興として妖怪化した仲間たちとの戦いを強制されます。一方、ファリスの故郷である白滅の里では、ディアボロスの剣士が召喚され、新たな因縁が生まれます。セレーネ討伐に向けた複雑な人間関係と、それがもたらす波乱が展開される一冊です。

第10巻

月神竜セレーネとディアボロスの剣豪スザクの一騎打ちがヒートアップする中、エレンティアでは魔力膨張が暴走を始めます。治療を受けていたナツとエルザは、次第に危険な状況に追い込まれますが、ルーシィとグレイが新たな敵ミミとハクネと対峙。一方で、ウェンディが世界の崩壊を防ぐ鍵に気づき、事態の打開を試みます。仲間たちの成長が試される重要なエピソードが収められています。

第11巻

異世界エレンティアから帰還したナツたちは、再び100年クエストの始まりの地「魔陣の竜」を訪れることにします。しかし、その道中でディアボロスが出現し、緊迫した状況に陥ります。月神竜セレーネに操られたスザクたちは、「エレフセリアの心臓」を目的に巨大地下迷宮へ挑みます。迷宮の奥深くで繰り広げられるバトルダンジョンの中、FTと黒滅竜騎団が激突。新たな謎と戦いが展開される巻です。

第12巻

形を変え続けるドグラマグ巨大地下迷宮で、ナツは因縁の剣豪スザクと再戦。彼のリベンジを受け止めつつも、二人の戦いは熱を帯びます。一方、セレーネの介入により新たな乱入者が現れ、戦局はさらに混沌とします。迷宮に秘められた謎が徐々に解き明かされ、次なる展開の布石が打たれる巻です。

『FAIRY TAIL 100 YEARS QUEST』は、読者から圧倒的な支持を得ており、「つまらない」という声は非常に少数派です。本作が高評価を獲得する理由を、具体的なレビューと専門的な視点から解説していきます。

1. 懐かしさと新しさの融合

読者の多くが「前作のキャラクターに再会できる喜び」を述べています。特に、主人公ナツ・ドラグニルやヒロインのルーシィ・ハートフィリアといったおなじみのキャラクターが活躍する点に触れた声が目立ちます。また、新キャラクターである白魔導士トウカや五神竜など、物語に新たな息吹を吹き込む要素も評価されており、「昔からのファンも新規の読者も楽しめる」といった意見が多いのが印象的です。

2. 作画の違和感のなさとクオリティの高さ

作画担当が真島ヒロ先生から上田敦夫氏に引き継がれたことに初めは不安を抱く声もありました。しかし、「作画が違和感がない」との声が圧倒的に多いです。真島氏がネームを担当し、上田氏がそのスタイルを忠実に再現しているため、作品の統一感が保たれています。この点が続編としての成功を後押ししています。

3. 熱いバトルとテンポの良い展開

「バトルシーンが熱すぎる！」と絶賛するレビューが多く、特に木神竜アルドロン編や月神竜セレーネ編での戦闘描写が「少年漫画の王道」として高く評価されています。また、テンポの良いストーリー展開も魅力の一つです。例えば、ナツたちのチームが新たな敵や謎に次々と挑む展開は、「ページをめくる手が止まらない」とのコメントが多数見受けられます。

一部の中立的な意見

続編という点から「蛇足ではないか」という意見も見られますが、その一方で「前作以上にキャラクターの掘り下げが進んでいる」と評価する声も少なくありません。特に、ディアボロスや五神竜といった新たな敵勢力の登場によるドラマ性が、「続編としての必要性を感じさせる」との意見につながっています。

4. 「つまらない」という評価が少ない理由

レビューを見ると、本作が「続編としての役割を十分果たしている」点が明らかです。初めて『FAIRY TAIL』を読むという新規読者からも、「前作を知らなくても楽しめる」とのコメントが寄せられています。これは、過去作の知識を必要最小限に抑えつつ、物語を進める構成力の賜物と言えるでしょう。

結論

『FAIRY TAIL 100 YEARS QUEST』は、前作のファンだけでなく新規の読者にも満足感を提供する作品です。その評価の高さは、懐かしいキャラクターの活躍、新たなストーリーの展開、そして作画のクオリティの維持に支えられています。「つまらない」という評価は少なく、むしろ「期待を超える面白さ」という声が大半を占めています。過去作に思い入れがある方も、これから手に取る方も、ぜひその魅力を体感してみてください。

アニメも配信中！漫画どこまでの内容なの？

『FAIRY TAIL 100 YEARS QUEST』のアニメは、2024年7月から放送が開始され、原作コミックスを基にした展開が描かれています。一方で、アニメが原作のどの範囲まで進むのか、また続きがどこから描かれるのかは、ファンにとって興味深いポイントです。

漫画で続きを読むなら何巻何話から？

現在放送中のアニメ『FAIRY TAIL 100 YEARS QUEST』が原作コミックス5～6巻の範囲まで進むと仮定すると、漫画で続きから読みたい場合は 第6巻以降 からスタートするのがおすすめです。以下に、ストーリー展開と注目ポイントを詳しく解説します。

木神竜アルドロン編（6巻～8巻付近）

アニメが水神竜メルクフォビア編（5巻まで）を描き切ると仮定すると、次の展開は 第6巻（第50話付近） から始まる木神竜アルドロン編です。この章では、五竜神の一体である木神竜との壮絶な戦いが描かれます。

• 五竜神の中でも圧倒的な存在感を誇る木神竜アルドロン
  • 木神竜はギルドメンバー全員の力を必要とするほどの強敵。舞台となる「木神竜の背中の街」には、多くの謎と危険が潜んでいます。
• フェアリーテイルギルドの総力戦
  • 木神竜の支配下にある街で、ナツたちは操られた仲間と対決することになります。緊張感あふれるバトルと予測不能なストーリー展開が魅力です。

炎神竜イグニア編（9巻以降）

アニメが第5期まで制作される場合、 第9巻（第80話付近） の炎神竜編からさらに物語は盛り上がりを見せます。

• 炎神竜イグニアとの対決
  • ナツと深い因縁を持つ炎神竜イグニアが登場。2人の戦いは単なるバトルにとどまらず、物語全体の核心に迫ります。
• 新キャラクター黒魔導士ファリス
  • 謎多き黒魔導士ファリスが物語をかき乱し、五竜神討伐の行方をさらに混沌とさせます。

アニメ放送期間の見込み

これまでの『FAIRY TAIL』シリーズの放送スケジュールを考慮すると、100年クエスト編も完結まで最低2～3年（2026年頃）を要する見込みです。以下は過去の放送期間を参考にした予測です：

• 第1期（2009年～2013年）：約4年　全175話
• 第2期（2014年～2016年）：約2年　全102話
• 第3期（2018年～2019年）：約1年　全51話

100年クエスト編のボリュームと原作の進行状況を踏まえると、アニメが追いつくリスクを避けるために、1年ほどの制作期間を挟む可能性もあります。

中途半端に終わる可能性は低い？

『FAIRY TAIL』シリーズは過去においても物語をしっかり完結させている実績があります。そのため、100年クエスト編も最後まで描き切ることが期待されています。ファンにとっては、ナツたちが100年クエストを達成する瞬間をアニメで見届けたいという思いが強く、中途半端な終了は考えにくいでしょう。

どこで観れる？

『FAIRY TAIL 100 YEARS QUEST』のアニメは、複数の配信プラットフォームで視聴可能です。それぞれの特徴や利用方法を詳しく解説します。

U-NEXT

• 月額料金：2,189円（税込）
• 無料体験：31日間無料
  映画やドラマも豊富なラインナップを誇るU-NEXTでは、『FAIRY TAIL 100 YEARS QUEST』も配信中。月額料金がやや高めですが、無料トライアル期間中に視聴すれば、追加費用なく楽しめます。また、毎月もらえる1,200ポイントを活用すれば、新作映画や漫画の購入にも使えます。

Hulu

• 月額料金：1,026円（税込）
• 無料体験：2週間無料
  Huluでは、国内外のドラマや映画、アニメが豊富。『FAIRY TAIL 100 YEARS QUEST』を含むアニメも高画質で視聴できます。無料トライアル期間が短めですが、短期集中で見たい方におすすめです。

ABEMA

• 料金：一部エピソード無料視聴可能
• プレミアム料金：月額960円（税込）
  ABEMAでは一部エピソードが無料で配信されており、ABEMAプレミアムに加入することで全エピソードが視聴可能になります。リアルタイム配信やコメント機能もあり、他の視聴者と感想を共有しながら楽しめます。

ネットもテレ東

• 料金：無料
• 特徴：テレビ東京での放送後、最新話を期間限定で無料配信
  テレビ東京の公式配信サービス「ネットもテレ東」では、放送直後に最新話が視聴可能です。登録不要で利用できるため、気軽に楽しめるのが魅力です。ただし、視聴可能期間が限られているため、見逃し防止が必要です。

dアニメストア

• 月額料金：550円（税込）
• 無料体験：初回31日間無料
  アニメ専門の配信サービスとして、視聴環境が整っています。スマホアプリやPCでの視聴が可能で、ダウンロード機能もあるため外出先でも楽しめます。アニメファンにとってコストパフォーマンスが非常に高いサービスです。