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漫画【サレ妻リベンジャー】全話ネタバレ解説!あらすじや感想を最終回までまとめてみた

ずっちー

「サレ妻リベンジャー」は、愛する夫からの残酷な裏切りに直面した妻たちが、それぞれの方法で壮絶な復讐を遂げる姿を描いた物語です。一見すると幸せな家庭の裏に隠された嘘と欺瞞が、妻たちの手によって次々と暴かれていきます。

「物語の結末がどうなるのか気になる」
「各話のあらすじを時系列で整理したい」
「登場人物たちの複雑な関係をもう一度おさらいしたい」

この記事は、そんなあなたのための「サレ妻リベンジャー」徹底解説ガイドです。各話の重要な出来事をあますことなくまとめましたので、物語の全体像を一気に掴むことができます。

ただし、この記事は物語の核心に触れる完全なネタバレを含んでいます。ご自身で読み進める楽しみを大切にしたい方は、ブラウザを閉じることをお勧めします。この記事が、作品をより深く理解するための一助となれば幸いです。

【サレ妻リベンジャー】ってどんなあらすじ?世界観や登場人物を解説(ネタバレあり)

ここでは、物語の根幹をなす世界観や設定、そして物語を彩る主要な登場人物たちについて、ネタバレを含みつつ詳しく解説します。

どんなあらすじ?世界観や設定をわかりやすく解説!

この物語は、夫に裏切られた「サレ妻」が主人公となり、壮絶な復讐を遂げるという共通のテーマを持っています。しかし、単なる痴情のもつれを描くのではなく、各章で主人公や設定が変わり、物語が展開していくオムニバス形式?に近い構成が特徴です。

ある章では、主人公自身が公安警察官という裏の顔を持ち、潜入捜査の過程で復讐劇が繰り広げられます。また別の章では、呪術的な力を用いて裏切り者たちに制裁を下すなど、サスペンスやホラーの要素も色濃く反映されています。ただの復讐譚に留まらない、予測不能な展開が読者を引き込む大きな魅力です。

主要な登場人物を紹介

ここでは、物語の章ごとに主要な登場人物を紹介します。

【弥生編(1話~3話)】

  • 弥生(やよい) 公安警察官。ターゲットである卓也(永輝)への潜入捜査のために結婚しますが、彼の連れ子である睦月に深い愛情を抱くようになります。
  • 睦月(むつき) / 藤原 睦月(ふじわら むつき) 弥生の継子。しかしその正体は、子供の姿をした弥生の上司で、公安の「特別室長」。弥生に強い執着心を持ち、彼女の「心」を手に入れるため、「可愛い息子」を演じ続けています。
  • 安田(やすだ) 弥生の部下にあたる公安の協力者。IT技術に長けており、弥生の復讐計画を全面的にバックアップします。
  • 小山 卓也(こやま たくや) / 永輝(えいき) 弥生の夫であり、潜入捜査のターゲット。外面は良いですが、実際はDVやモラハラを繰り返し、会社の情報を盗む産業スパイでもありました。

【葉月編(4話~)】

  • 葉月(はづき) 第4話からの主人公。誰もが羨む完璧な夫を持ちますが、その裏で組織的な裏切りに遭っていたことを知ります。古風な呪いの力で、裏切り者たちに復讐を開始します。
  • 赤木 武史(あかぎ たけし) 葉月の夫。社内外で評判の良い好青年ですが、裏ではスナックの常連仲間とグループぐるみで浮気を繰り返していました。
  • 中村(なかむら) 武史の会社の後輩。葉月の前では善人を装い武史を褒め称えながら、裏では浮気のアリバイ作りに協力していました。
  • 山本 美咲(やまもと みさき) 武史たちの浮気相手グループのリーダー格。

【サレ妻リベンジャー】最終回まで全話ネタバレ、あらすじ解説

ここからは、各話のあらすじと感想をまとめてご紹介します。物語の核心に触れる内容となりますのでご注意ください。

1話ネタバレはこちら

【あらすじ】 再婚した夫・永輝からモラハラを受けながらも、息子の睦月のために耐える日々を送っていた主婦・弥生。ある日、永輝の不倫現場を目撃し、さらには永輝が睦月に暴力を振るおうとしたことで、彼女の中で何かが切れました。周到な準備の末に永輝を拉致した弥生は、これまでの弱々しい姿から一変し、「肉体的にも社会的にも粛清してやる」と冷徹に復讐を宣言します。

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【感想】 前半で描かれる陰湿なモラハラに、読んでいるこちらも怒りが込み上げてきました。だからこそ、ラストで弥生さんが覚醒し、復讐の鬼へと変貌を遂げるシーンは爽快でした。か弱い主婦が、愛するものを守るために立ち上がるという王道の展開ですが、その怒りの深さがひしひしと伝わってきて、今後の展開への期待が高まる素晴らしい導入だったと感じます。

2話ネタバレはこちら

【あらすじ】 弥生の復讐は、同僚の安田をはじめとする協力者たちのサポートによって進められていました。夫の永輝が不倫だけでなく、会社の情報を盗む「産業スパイ」でもあったという重大な事実を掴んだ弥生は、その罪を公にすると脅迫。最終的な制裁として、永輝の精管を切断する『バイブカット』を施し、離婚を成立させました。その後、弥生は血の繋がらない睦月との絆を再確認し、二人で生きていくことを誓います。

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【感想】 復讐の協力者がいたこと、そして不倫相手さえもが味方だったという展開に驚かされました。チームで悪を討つという構図は見ていてワクワクします。制裁方法である『バイブカット』はかなり過激ですが、それまでの永輝の仕打ちを考えると納得感がありました。何よりも、復讐の後の母子の会話が感動的で、この物語の核は二人の絆なのだと感じさせられました。

3話ネタバレはこちら

【あらすじ】 物語は過去へと遡り、弥生と最初の夫・卓也との結婚が、実は公安警察官としての潜入捜査であったことが明かされます。そして、物語の根幹を揺るがす最大の事実が判明。弥生が息子として愛してきた睦月の正体は、子供の姿をした彼女の上司「特別室長」だったのです。睦月は、弥生の「心」を手に入れるため、正体を隠して「可愛い息子」を演じ続けていました。

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【感想】 これまでの物語が全てひっくり返るような、衝撃的な展開でした。まさか睦月くんが黒幕(?)というか、物語を操る立場だったとは夢にも思いませんでした。健気な息子だと思っていた存在が、実は自分に執着する年上(?)の上司だったという設定は、サスペンスと歪んだ恋愛感情が混ざり合っていて非常に魅力的です。一気に物語のジャンルが変わり、今後の展開が全く読めなくなりました。

4話ネタバレはこちら

【あらすじ】 物語は新たな主人公・葉月へと移ります。完璧な夫・武史を持つ彼女でしたが、夫が会社の仲間たちと組織ぐるみで浮気をし、自分を嘲笑っていたことを知ります。深い絶望の淵で、葉月はベッドの下から藁人形と五寸釘を取り出し、復讐を決意。その直後から、浮気相手の女が火事で大やけどを負い、アリバイ作りに協力していた夫の後輩が階段から転落するなど、裏切り者たちに次々と不幸が襲いかかります。

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【感想】 主人公が交代し、新たな復讐劇が始まったことに驚きました。今回は呪いというオカルトな要素が加わり、弥生編とはまた違った不気味さと面白さがあります。夫だけでなく、周囲の人間全員が敵だったという絶望的な状況は、読んでいるだけで胸が苦しくなりました。だからこそ、葉月さんが復讐の鬼と化し、裏切り者たちが次々と不幸に見舞われる展開には、ある種の爽快感を感じてしまいます。この復讐の連鎖がどこへ行き着くのか、目が離せません。

ABOUT ME
コマさん(koma)
コマさん(koma)
野生のライトノベル作家
社畜として飼われながらも週休三日制を実現した上流社畜。中学生の頃に《BAKUMAN。》に出会って「物語」に触れていないと死ぬ呪いにかかった。思春期にモバゲーにどっぷりハマり、暗黒の携帯小説時代を生きる。主に小説家になろうやカクヨムに生息。好きな作品は《BAKUMAN。》《ヒカルの碁》《STEINS;GATE》《無職転生》
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