【頑張って】誰が歌ってる?元ネタを徹底解説

こんにちは。コミックコミュニティ、運営者のこまさんです。
TikTokやYouTube Shortsを見ていると、最近やたらと耳に残る「はい、頑張って」というフレーズに気づいた方、多いんじゃないでしょうか。独特のリズムと、どこか可愛らしい発音が癖になって「あの音源、誰が歌ってるんだろう?」「元ネタはどこなんだろう?」と気になって検索した方も多いかと思います。
実はこれ、がんばって 元ネタを調べると、VTuberの配信という意外な場所に行き着くんです。しかも意図して作られた流行語じゃなく、配信中にふと飛び出した一言が、あれよあれよという間に大バズりした話でして。頑張って 誰が歌ってるのか、どんな経緯で拡散したのか、がんばっちぇという呼ばれ方の理由、頑張ってドゥンドゥンというフレーズの正体、おだまよによる楽曲化の話、はい頑張って 元ネタとしての配信の中身、TikTokでの絵文字ダンスとの関係、Odin mediaとの関係、そして頑張りたいソングや頑張りたい人へという楽曲タイトルとの繋がりまで、この記事で全部まとめてお伝えします。
「あの音源が気になってたけど、正体が全然わからなかった」という方は、ぜひ最後まで読んでみてください。スッキリ解決できるはずです。
- 頑張っての元ネタが誰のどんな配信から生まれたのか
- 楽曲を制作したクリエイター・おだまよとはどんな人物か
- TikTokでどのように流行が広がっていったのか
- 関連するミームや楽曲の全体像
「頑張って」を誰が歌ってる?元ネタとなった配信を解説
「あの独特な発音、一体どこから来てるの?」というのが、多くの人が最初に抱く疑問だと思います。TikTokやInstagramリールで何度も流れてきて、気づいたらリズムを口ずさんでいた、なんて経験をした方も少なくないはず。このセクションでは、元ネタとなったVTuberの配信の詳細と、その発言がなぜこれほど人々の耳に刺さったのか、背景からじっくり解説していきます。
元ネタはVTuber轟はじめの配信
結論から先に言うと、「頑張って」の元ネタはホロライブプロダクション傘下の音楽特化ユニット「ReGLOSS」所属のVTuber・轟はじめ(とどろき はじめ)の配信中の発言です。「歌っている人は誰か」という疑問を持った方には少し意外かもしれませんが、もともとはゲーム配信中の会話の一コマが起点になっています。
具体的には、2024年7月に行われたサバイバルゲーム「ARK: Survival Evolved」のホロライブサーバー企画(通称:ホロARK)の6日目の配信が元ネタです。配信タイトルは「【#ホロARK】レベリングしてレイド参戦!!6日目【轟はじめ/ReGLOSS】」で、約8時間にも及ぶ長時間配信の中で、轟はじめが視聴者やコラボ相手のメンバーに向けて自然と発した「はい、頑張って」という一言がこの音源の原点です。
ホロARKというのは、ホロライブのVTuberたちが同じゲームサーバーに集まって一緒にプレイする大型コラボ企画のことです。大人数が入り乱れてワイワイするスタイルなので、メンバー同士が声をかけ合う場面が頻繁に生まれます。今回の「頑張って」も、そんな賑やかなコラボの空気感の中から偶然飛び出したフレーズでした。
最も重要なポイントは、これが意図して作られた流行語やキャッチフレーズでは一切なく、配信中の自然な会話から偶然生まれた表現だという点です。台本もなく、狙いもなく、ただ仲間に向けて「頑張って」と声をかけた。その瞬間の素直な感情が声に乗っていたからこそ、聴いた人の心にすんなり入ってきたんだと思います。人工的に作られたキャッチコピーにはない、リアルな温度感がこのミームの最大の魅力です。
また、8時間という長時間配信の中でのほんの一瞬の発言を、ファンが丁寧に拾い上げて楽曲へと昇華させたという点も、この話の大切な要素です。8時間分の配信を何度も見返してリズムに乗せやすい音声素材を探し出すという作業は、純粋なファン愛がなければ成立しない話ですよね。
ホロARKとは?
ホロライブのVTuberメンバーが同じゲームサーバーで一緒にプレイするコラボ企画のこと。「ARK: Survival Evolved」は、恐竜が生息する島でサバイバルしながら拠点を作り上げていくゲームです。長期間にわたって複数のメンバーが参加するため、リスナーにとっても「推しのドラマを見ている」ような感覚で楽しめる人気企画のひとつです。今回の「頑張って」もそういったコラボの空気感の中から生まれたフレーズです。
轟はじめとはどんなVTuberか
轟はじめは2023年9月10日に初配信を行ったVTuberで、「宇宙一の番長を目指すなんでも屋」という肩書きを持っています。ホロライブプロダクション内の新ブランド「hololive DEV_IS」傘下の第1弾グループ「ReGLOSS」のメンバーとして活動しており、デビューからわずか約2年でチャンネル登録者数100万人を突破した実力派クリエイターです。
彼女の最大の個性は、「赤ちゃん滑舌」と呼ばれる独特の発音です。方言も混ざり合った独自の話し方は「はじめ語」としてファンの間で親しまれており、本人も公認しているほど。「頑張って」が「がんばっちぇ」のように聞こえるのも、まさにこの「はじめ語」の特性そのものです。最初は「聞き取りにくいな」と感じた方でも、聴き慣れてくると逆にそれが癖になって、ほかの人の発音では物足りなくなってしまうという不思議な魅力があります。
歌唱力とダンスも本格派で、元バックダンサー経験を持つ実力者です。「喉にもう一人いる」と称される表現力豊かな声は、感情がそのまま声に乗ってくるような独特の魅力があります。低音から高音まで幅広い音域を操り、楽曲によってがらりと雰囲気が変わる「七色の感情直結ボイス」はファンからも高く評価されています。
「番長」を名乗るストイックな一面と、甘え上手な妹気質のギャップも人気の大きな理由のひとつ。真剣にゲームに取り組む姿勢と、時折見せる甘えたような言動のコントラストが、見ていて飽きさせない配信の魅力を生み出しています。代表的な名言「青春はいつでも誰でも、好きな時にできるんだよ!!」も、彼女のキャラクターを象徴するような言葉ですよね。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 名前 | 轟はじめ(とどろき はじめ) |
| 所属 | hololive DEV_IS / ReGLOSS |
| 肩書き | 宇宙一の番長を目指すなんでも屋 |
| 初配信日 | 2023年9月10日 |
| 誕生日 | 6月7日 |
| 身長 | 155cm |
| 血液型 | B型 |
| ファンネーム | 真っす組 |
| 推しマーク | 🐧⚡ |
| 相棒 | ばんぺん |
| 代表的な挨拶 | ぶんぶんぶーん! / 押忍! / こんちくわー |
| 代表的な名言 | 青春はいつでも誰でも、好きな時にできるんだよ!! |
轟はじめのプロフィールや活動の詳細は、ホロライブ公式サイトの轟はじめタレントページでも確認できます。
独特な滑舌「がんばっちぇ」の魅力
「頑張って」という言葉が「がんばっちぇ」に聞こえる。これが最初に多くの人の耳を引いたポイントであり、このミームの中毒性の核心部分でもあります。「が」の発音が少し崩れ、「って」の部分が「っちぇ」のようにやわらかく変化する。一般的な発音とは微妙にズレているけれど、不快じゃない。むしろ可愛くて、なんか応援されてる気持ちになる。この絶妙な「聞き取りにくいけど癖になる」感覚が、ネットミームとして広まる大きな要因になりました。
「はじめ語」の特徴は「がんばっちぇ」だけにとどまりません。方言と独特の滑舌が混ざり合うことで、普通の言葉が別の響きを持つようになるんです。たとえば「さぁ、頑張れーい」という言葉も、通常の発音とは少し異なるイントネーションで発せられることで、独特のリズム感が生まれています。おだまよはこうした「はじめ語」の音の面白さを楽曲の中に見事に取り込んでいます。
さらに、感情を込めて発せられた「ドゥン」という擬音が「頑張って」の後に続くことで、「頑張ってドゥンドゥン」というリズミカルなフレーズとしても切り取られ、中毒性がさらにアップしています。「ドゥン」という擬音は、まるで拳で何かを力強く叩くような、感情がそのまま音になったような表現で、轟はじめの感情直結ボイスの特性がよく出ています。TikTokで「頑張ってドゥン」と検索すると関連動画が大量に出てくるのも、この「ドゥン」という擬音の存在感の大きさを物語っています。
「はじめ語」は決してわかりにくいだけの発音ではなく、轟はじめというキャラクターの個性そのものとして愛されています。だからこそ聴いた人が「この人誰?」と興味を持ち、轟はじめという存在そのものを知るきっかけにもなっているわけです。実際、「頑張って 元ネタ」という検索をきっかけに轟はじめのファンになった人も多いと聞きます。一つの偶然の発言が、新しいファンを生み出し続けているというのは、なんとも素敵な話ですよね。
「がんばっちぇ」が生まれる理由
轟はじめの「はじめ語」は、方言の混ざった独特の滑舌から生まれています。「頑張って」→「がんばっちぇ」、「さぁ」→「ちゃあ」のように、特定の音が変化するのが特徴。これはわかりにくさではなく、彼女の個性として公式にも認知されているほどです。聴き慣れてくると「はじめ語」なしの発音が物足りなく感じるようになるのが、このミームの奥深さと言えます。
ReGLOSSとはどんなグループか
ReGLOSSは、ホロライブプロダクション内の新ブランド「hololive DEV_IS」の第1弾グループとして、2023年9月にデビューした音楽特化ユニットです。従来のホロライブJP7期生とは完全に別枠として設立されており、グループ全体として「音楽活動を軸に据えつつ、メンバーそれぞれの個性を最大限に発揮する」というコンセプトで活動しています。
「hololive DEV_IS」という新ブランドが立ち上げられた背景には、ホロライブプロダクションが活動の幅をさらに広げ、音楽やエンターテインメントの新しい形を模索するという意図があります。ReGLOSSはその最初のアウトプットであり、メンバー全員が歌・ダンス・配信の三本柱でコンテンツを提供しています。
轟はじめもその一員であり、ReGLOSSとしての音楽活動と、個人としての配信活動の両軸で活躍しています。グループのライブパフォーマンスでは圧倒的なダンススキルを披露し、個人配信ではゲームやトーク、そして「はじめ語」から生まれる数々のミームで視聴者を楽しませています。ファンが配信に密着しているからこそ、長時間配信の中の一言が楽曲になるという流れが生まれる。このダイナミズムは、ReGLOSSという活動スタイルが生み出したものとも言えます。
ReGLOSSの活動は、従来のVTuberの「配信を見る」という楽しみ方に加えて、「ファンが楽曲を作り、それが広まり、本人のオリジナル曲制作へとつながる」という新しいファン文化の形を作り出しています。おだまよの楽曲制作はまさにその象徴的な事例であり、轟はじめとReGLOSSというコンテンツの豊かさを示すエピソードのひとつです。
ARK配信で生まれた偶然のフレーズ
改めて振り返ると、「頑張って」という音源の面白さと魅力の核心は、意図せず生まれた偶然性にあります。プロデューサーが用意したキャッチコピーでも、企画されたコンテンツでもなく、8時間のゲーム配信の中でふと生まれた一瞬の言葉が世界を駆け巡った。このストーリー自体が、現代のコンテンツ文化の面白さを象徴していると思います。
ARK: Survival Evolvedというゲームは、恐竜が生息する過酷な島でサバイバルしながら拠点を構築していくゲームです。レベリング(キャラクターを強化する作業)やレイド(他プレイヤーへの攻撃)といった要素があり、長時間プレイが当たり前の世界。今回の元ネタ配信も、そういった長時間のゲームプレイの中で、仲間のメンバーやリスナーに向けて轟はじめが自然と口にした「はい、頑張って」という一言でした。
重要なのは「感情の乗り方」です。ゲームの白熱した場面で発せられた応援の言葉だからこそ、ただの「頑張って」ではなく、全身で応援しているような熱量と可愛らしさが同居した、唯一無二のフレーズになったんだと思います。長時間配信だからこそ生まれる「素の瞬間」がキャプチャされ、楽曲として昇華され、世界中に届いた。VTuberという文化の面白さが凝縮されているような話ですよね。
また、この「偶然性」はミームの親しみやすさにも直結しています。意図して作られたフレーズは「宣伝感」が出てしまうことがありますが、配信中の素の言葉はそういった壁がない。だから老若男女問わず、VTuberを知らない人でも「なんか可愛い応援」として素直に受け取れる。この間口の広さが、後述する爆発的な流行の土台になっていたんだと思います。
ここまでのポイントまとめ
「頑張って」の元ネタは、VTuber・轟はじめが2024年7月のARK配信中に発した応援の言葉。「がんばっちぇ」と聞こえる独特の「はじめ語」と、感情がそのまま音になった「ドゥン」という擬音が組み合わさり、ネットミームとして拡散した。意図せず生まれた偶然の一言だからこそ、リアルな温度感と間口の広さを兼ね備えています。
誰が歌ってる頑張ってを楽曲化し元ネタとして広めたのか
配信の一言がここまで広まった背景には、ある音楽クリエイターの存在が不可欠でした。素材はすでにそこにあった。それを磨き、形にして世に送り出したのが、ファンであり音楽制作者でもある一人のクリエイターです。このセクションでは、楽曲化の経緯から、TikTokでの大流行の詳細、絵文字ダンスの誕生、Odin mediaの問題、さらには海外への波及まで、「頑張って」が世界を駆け巡っていく過程を時系列でまとめていきます。
おだまよによる楽曲制作の手法
轟はじめの配信音声を素材として楽曲に仕上げたのが、音楽クリエイターおだまよです。自らを「Kawaii Music Composer」と称し、「おんがくを作ります。かわいいはさいきょう!」をモットーに活動しています。YouTubeチャンネルの登録者数は約12.1万人(73本の動画)を誇り、TikTokでも「おだまよ」名義で多くのフォロワーを持つ注目のクリエイターです。
おだまよの制作スタイルの最大の特徴は、「切り抜き動画×楽曲制作」という、ほかに類を見ない独自のクリエイティブ手法にあります。轟はじめの8時間に及ぶARK配信を丹念に視聴し、その中からリズムに乗せやすい音声素材を探し出し、オリジナルのトラックとして仕上げる。この作業の大変さは、実際に8時間分の動画を見返すことを想像してみればわかります。お目当ての素材がどこにあるかわからない状態で、何度も聴き返しながら「ここだ」と判断する作業は、熱烈なファンでなければ成し得ないものです。ファンとしての愛情と、プロ水準の音楽制作スキルが融合した、唯一無二の創作手法として注目されています。
おだまよが轟はじめ関連の楽曲を最初に投稿したのは2024年6月7日、轟はじめの誕生日に合わせたタイミングでした。この日付の選び方からも、おだまよがどれほど轟はじめへの深い愛情を持って制作活動に臨んでいるかが伝わってきますよね。以降、コンコンダンス、頑張りたいソング、やる気出ないソングなど、轟はじめの配信から生まれた数々の楽曲を手がけてきました。
「頑張りたいソング」以前に大ヒットを記録した「コンコンダンス(コンココンコンココンコンコン)」がすでにバズっていたことで、Top TikTokerや芸能人も「このクリエイターの楽曲は信頼できる」という安心感を持って参入しやすい状況が生まれていました。先行コンテンツの実績が新しいコンテンツの爆発力を生む、という好循環がおだまよと轟はじめのコラボには生まれていたんです。
おだまよのプロフィール早見表
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 名義 | おだまよ |
| 肩書き | Kawaii Music Composer |
| モットー | おんがくを作ります。かわいいはさいきょう! |
| YouTube登録者数 | 約12.1万人(73本の動画) |
| 活動開始 | 2024年6月7日(轟はじめ誕生日) |
| 制作スタイル | 切り抜き動画×楽曲制作という独自の手法 |
頑張りたいソングの内容と再生数
おだまよがARK配信の音声を元に制作した楽曲が、「頑張りたいソング」(YouTubeでの正式タイトル:頑張りたい人へ【轟はじめ/ReGLOSS】)です。TikTokでは「オリジナル楽曲 – おだまよ」という表記で広く知られており、「頑張りたいソング」「頑張りたい人へ」「頑張ってドゥンドゥン」など複数の呼び名で親しまれています。
楽曲の内容は、轟はじめの「はい、頑張って」「さぁ、頑張れーい」といった応援フレーズを中心に、独特の発音・リズム・擬音を組み合わせたもの。ジャンルとしてはポップで明るいカワイイ系の楽曲で、重すぎず軽すぎない絶妙なバランスが特徴です。「聴いたら頑張れる気がする」「なんか元気が出る」という感想がコメント欄に多く寄せられており、シンプルながらも聴く人を自然と笑顔にしてしまう不思議な力があります。
数字の面でも驚異的な実績を残しています。YouTubeではロングバージョンが公開されており、2026年4月時点で約410万回再生を記録。TikTokでも「オリジナル楽曲 – おだまよ」として音源が公開され、18万本以上の動画で使用されています。これは単なる「流行った音源」のレベルをはるかに超えた、社会現象に近い数字です。
楽曲の構成として注目したいのは「余白」の多さです。「はい、頑張って」という言葉と擬音が繰り返されるシンプルな構成だからこそ、ダンス動画・応援動画・ネタ動画・声真似動画・推し活動画・動物動画など、あらゆるジャンルのクリエイターが自分なりのアレンジを加えて動画を作りやすい。「使いやすい楽曲」としての完成度が非常に高いことも、ここまでの拡散につながった大きな理由のひとつだと思います。
楽曲をちゃんと聴きたい方へ
本家の楽曲を楽しむなら、おだまよの公式YouTubeチャンネルでの視聴がおすすめです。後述するOdin media名義の楽曲との混同に注意してください。YouTubeで「頑張りたいソング 轟はじめ」と検索すると、おだまよチャンネルの動画がヒットします。
TikTokでの拡散タイムライン
「頑張りたいソング」が大流行したのは、2025年12月末から2026年2月にかけての約2ヶ月間です。ただし、楽曲自体のTikTok初投稿は2025年12月13日とされており、約2週間後から火がつき始めた形です。その拡散の軌跡を時系列で見ていきましょう。
| 時期 | 出来事 |
|---|---|
| 2025年12月13日 | おだまよがTikTokに「頑張りたい人へ」を投稿(楽曲公開) |
| 2025年12月30日 | ダンサー・安藤未知が振り付け動画を投稿(火付け役・イノベーター的存在) |
| 2025年12月31日 | たいやきくん(ちい)が実写オマージュ動画を投稿し音源の認知が一気に拡大 |
| 2026年1月上旬〜中旬 | コスプレ界隈(澤村光彩など)・女性アイドル界隈が参入し、界隈内バズが発生 |
| 2026年1月19日 | 轟はじめ本人がTikTokに動画を投稿。公式認定的な意味合いで話題に |
| 2026年1月21日 | 流行敏感女子界隈がトレンドとして反応。より広い一般層へと拡散が加速 |
| 2026年1月28日〜 | ゆのんなどのネオTop TikTokerが参入。「受験」要素を加えて大衆向けコンテンツに昇華 |
| 2026年2月以降 | 韓国を含む海外へ波及。動物界隈・親子界隈・K-POPアイドル・芸能人も続々参入 |
このタイムラインを見ると、「バズ」が段階的に広がっていったことがわかります。最初はVTuber界隈・コスプレ界隈という比較的限られたコミュニティでの盛り上がりでしたが、轟はじめ本人が動画を投稿したことで「お墨付き」が与えられ、次第に一般層へと波及していきました。
流行が爆発した要因は複数重なっています。まず「頑張って」という言葉のシンプルで普遍的なメッセージ性。誰でも一度は「頑張って」と言いたい・言われたい場面があるから、共感の入り口が広い。さらに大学入試・センター試験(共通テスト)が1月中旬にある受験シーズンと重なったことで、学生層への訴求力が爆発的に高まりました。「受験生へのエール」というシチュエーションにこれほど合う楽曲はなかなかないですよね。また、振り付けのシンプルさ、楽曲の余白の多さ、そして先行してコンコンダンスがバズっていたという実績も、流行を後押しする重要な要因でした。
絵文字ダンスとOdin mediaについて
絵文字ダンスとは何か
TikTokクリエイターのTAKAHARU(TikTok: @xxtakaharuxx)は、「頑張りたいソング」に合わせた「絵文字ダンス」の振り付けチュートリアルを複数本投稿しており、大きな反響を呼びました。TAKAHARUはもともと「絵文字ダンス」シリーズを手がけるダンスクリエイターで、絵文字の表現に合わせて順番に体を動かしていくスタイルが特徴です。1人でも友達と一緒でも、男女問わず楽しめる内容として多くのフォロワーから支持されています。
「頑張りたいソング」版の絵文字ダンスは、振り付けの冒頭部分が「はいがんばって(てゃ) さぁ(ちゃあ)」という音に合わせた動きから始まります。複雑な技術を必要とせず、ダンス初心者や普段あまり体を動かさない人でも自然と参加できるシンプルさが、参加者の裾野を一気に広げた理由です。TikTokのコメント欄には「子供と一緒に踊りました」「職場の仲間と練習してます」といった声も多く寄せられており、世代を超えた参加者を生み出しています。
振り付け動画はYouTube Shortsにも転載され、「Good luck original / Todoroki Hajime TikTok choreography dance explanation TAKAHARU emoji dance」というタイトルでも公開されています。「頑張って 元ネタ」の楽曲と絵文字ダンスの組み合わせは、TikTokにとどまらずインスタグラムリールやYouTube Shortsにも波及し、ショート動画文化全体のトレンドとして定着しました。
Odin mediaとは何者か
SpotifyやYouTubeなどの音楽配信プラットフォームには、「頑張って 元ネタ」というタイトルでOdin media名義の楽曲が配信されています。TikTokでこの音源を使った動画を見ると、音源のクレジットが「Odin Media」と表示されるケースがあり、「本家はどれ?」「おだまよの楽曲とは違うの?」という混乱をファンの間で引き起こしています。
注意:Odin mediaの楽曲について
Odin media名義の楽曲と、おだまよが制作した本家の楽曲との関係性は、現時点では明確になっていません。Yahoo!知恵袋などのQ&Aサイトでは「無断転載ではないか」という疑問の声も上がっています。TikTokのショート動画で音源のクレジットが「Odin Media」と表示されるケースは、YouTubeの自動コンテンツID認識システムによる誤った紐づけが発生している可能性も指摘されています。本家のクオリティで楽曲を楽しみたい場合は、おだまよの公式YouTubeチャンネル(@odamayonaise)での視聴を強くおすすめします。Odin media名義の楽曲については、公式からの明確な説明がない限り、利用には注意が必要です。
海外への波及と関連ミームまとめ
「頑張りたいソング」は日本国内の流行にとどまらず、韓国をはじめとするアジア各国、さらにはアジア圏以外にも大きく波及しました。TikTokで「頑張って 元ネタ 海外人気」関連の投稿は6,560万件以上存在するとされており、日本語の「頑張って」という一言が文字通り世界を駆け巡っています。
特に顕著なのが韓国での反応です。InstagramやTikTokでは「がんばってチャレンジ(간바레챌린지・간바떼챌린지)」という呼び名で広まり、韓国語の解説付きでリールや動画が多数投稿されています。韓国のコメント欄には「간바떼!!(がんばって!)」という日本語をそのまま使った応援コメントも多数見られ、言語の壁をゲーム感覚で超えてしまったような面白い現象が起きています。また、ブラジルやインドネシアなどアジア圏以外からの反応も確認されており、K-POPアイドルが使用した動画をきっかけにさらに広まるケースも報告されています。
関連ミーム・楽曲の全体像
「頑張りたいソング」と並ぶ、轟はじめ×おだまよの関連コンテンツとして「コンコンダンス(コンココンコンココンコンコン)」は絶対に外せません。こちらは2025年5月9日のホラーゲーム『夜間警備』配信中に、トイレのドアをノックする動作に合わせて轟はじめがリズミカルに口ずさんだフレーズが元ネタ。おだまよが楽曲化し、2025年9月4日に轟はじめ本人が振り付けを投稿して大ヒット。YouTubeでは約580万回再生を記録しています。「頑張りたいソング」が爆発的に広まった背景には、先にこのコンコンダンスがバズっていた実績が大きく影響しています。
そのほか、おだまよが手がけた関連楽曲には以下のものがあります。「やる気出ないソング」は轟はじめとのコラボ作品で、頑張りたいソングとは対照的なタイトルながら同様の中毒性を持つ楽曲。「We are cool【轟はじめ/古石ビジュー】」は約86.5万回再生を記録するコラボ楽曲です。また、二次創作から始まったおだまよと轟はじめの関係性が、やがて本家のオリジナル曲制作へと発展した象徴として、2025年9月11日公開の「ちゃちゃもにゃ」があります。これは轟はじめのオリジナル楽曲でおだまよが作編曲を担当したもので、「ファンが二次創作をして→本家に認められて→一緒にオリジナル曲を作る」というVTuber文化の理想的な循環の実例として語られています。
轟はじめ×おだまよ コンテンツ早見表
| 楽曲タイトル | 元ネタ配信 | YouTube再生数(目安) |
|---|---|---|
| コンコンダンス(コンコン〜) | 2025年5月 夜間警備配信 | 約580万回 |
| 頑張りたいソング(頑張りたい人へ) | 2024年7月 ホロARK配信 | 約410万回 |
| We are cool【轟はじめ/古石ビジュー】 | 配信音声を素材に制作 | 約86.5万回 |
| ちゃちゃもにゃ(オリジナル曲) | 2025年9月11日公開 | おだまよ作編曲の本家オリジナル曲 |
| やる気出ないソング | 配信音声を素材に制作 | おだまよとのコラボ作品 |
※再生数は2026年4月時点の目安です。最新の数値は各公式チャンネルをご確認ください。
頑張っての元ネタと誰が歌ってるかをまとめ
最後に、この記事の内容を整理してお届けします。
TikTokやYouTube Shortsで大流行中の「頑張って」の元ネタは、VTuber・轟はじめ(ReGLOSS)が2024年7月のARK配信中に発した応援の一言です。「がんばっちぇ」と聞こえる独特の「はじめ語」と、感情がそのまま音になった「ドゥン」という擬音が組み合わさり、ネットミームとして広まりました。
それを楽曲として形にしたのが音楽クリエイター・おだまよです。8時間の長時間配信を丹念に視聴し、音声素材を抽出してオリジナルトラックに仕上げるという、ファン愛と音楽制作スキルが融合した独自の手法で「頑張りたいソング(頑張りたい人へ)」として公開。2025年12月末から2026年2月にかけて国内外で大流行し、受験生への応援メッセージや絵文字ダンスなど、さまざまな形で使われ続けています。
「誰が歌ってるの?」という疑問への答えは、厳密には「歌」ではなく配信中の自然な発言が元ネタであり、それを楽曲として世に送り出したのはおだまよというクリエイターです。意図せず生まれた一言が、ファンの愛情によって楽曲になり、世界中に届いた。この一連のストーリーこそが、「頑張って」という音源の本当の魅力だと私は思います。本家の音源はおだまよの公式YouTubeチャンネルで聴けますので、まだ聴いたことがない方はぜひ一度チェックしてみてください。きっと思わず笑顔になれるはずです。
この記事に関する補足
本記事に記載の再生数・使用動画数などの数値データは、あくまで執筆時点(2026年4月)の目安であり、今後変動する場合があります。最新情報は各公式チャンネルや公式SNSをご確認ください。また、楽曲の権利関係については公式からの情報をご参照いただき、最終的な判断はご自身でお願いいたします。

