【前世から君だけを愛すると誓うよ】5話をあらすじから結末まで全てネタバレ解説

- 会議での的確な対応を評価され、詩乃は首藤社長から社長補佐に任命されました。
- 依田が1ヶ月かけても終わらなかった資料をわずか1週間で完成させ、詩乃の社内での評価は一気に上がります。
- 社長補佐の座を奪われた依田は、詩乃への激しい嫉妬の炎を燃やしていました。
【前世から君だけを愛すると誓うよ】第5話をネタバレありでわかりやすく解説する
予期せぬパーティーへの誘い
重要なレセプションパーティー当日。社長補佐として、詩乃は資料の準備などを完璧にこなしていました。これで自分の仕事は終わりだと思っていた矢先、社長の首藤から思いがけない言葉をかけられます。
「君もきなさい」
突然の誘いに、詩乃は「えっ私もですか!?」と驚きを隠せません。パーティーに着ていくような華やかな服など、もちろん用意しているはずもありませんでした。しかし首藤は、うろたえる詩乃を気にも留めず、「服装のことは気にしなくていい」と静かに告げるのでした。
シンデレラへの変身
首藤に連れられて入ったのは、見るからに高級なドレスショップでした。戸惑う詩乃をよそに、首藤はてきぱきと彼女に似合うドレスや靴を選んでいきます。そして、支払いはもちろんすべて首藤持ちです。
試着室から出てきた詩乃の姿に、それまで冷静だった首藤の時間が止まります。美しいドレスを身にまとった彼女は、普段の控えめなOLの姿とはまるで別人でした。思わず見惚れて言葉を失う首藤。一方、詩乃は彼の反応がないことから「やっぱり似合ってなかったのかな…」と不安になってしまいます。
「・・・・準備できたなら行こう」
少しの間を置いて、首藤はそう言ってパーティーへと向かいます。彼の心の中の動揺を、このときの詩乃はまだ知る由もありませんでした。
華やかな舞台と嫉妬の影
パーティー会場で、詩乃が作成した資料を用いたプレゼンテーションは大成功を収めます。そして首藤は、多くの有力者が集まる中で、詩乃を隣に立たせてこう言いました。
「君の場所はここだ」
彼は詩乃を「信頼できる部下」として会長などの重役たちに紹介し、彼女の功績を称えます。これまで日陰で努力を重ねてきた詩乃が、最も華やかな場所で認められた瞬間でした。
しかし、その光景をどす黒い瞳で見つめる人物がいました。なんと、部長に取り入ってパーティーに参加していた依田です。「似合わない服を着て派手なメイクまでして…」と、陰で悪態をつく彼女の執念深さには、底知れない恐ろしさを感じさせます。そこは自分のいるべき場所だと信じて疑わない依田の嫉妬は、すでに常軌を逸していました。
二人きりの夜景と縮まる距離
パーティーの喧騒から離れ、二人は会場の外で夜景を眺めていました。そこで首藤は、改めて「今日の発表が上手くいったのは春川の資料のおかげだ」と、優しい笑顔で感謝の気持ちを伝えます。仕事の評価だけでなく、個人として感謝されることに、詩乃の胸は高鳴るのでした。
上司と部下という関係性を超えて、二人の距離がぐっと縮まった瞬間です。この心地よい雰囲気の中、詩乃は何かを決心したように、首藤に向かって口を開きます。彼女が伝えようとした言葉とは、一体何だったのでしょうか。
【前世から君だけを愛すると誓うよ】5話を読んだ感想(ネタバレあり)
今回は、まさに王道のシンデレラストーリーで、読んでいて胸がときめきました。詩乃が美しいドレス姿に変身するシーンは、首藤でなくとも見惚れてしまいます。普段頑張っている人が、こうして華やかな舞台で輝く姿は本当に素敵ですね。
一方で、依田の執着心には思わず「なぜあなたがそこにいるの?」とツッコミを入れたくなりました。部長にまで色目を使ってパーティーに参加するとは、その行動力にはある意味感心しますが、完全にホラーの領域に入っている気がします。
首藤が詩乃を重役たちに紹介する場面や、二人きりで夜景を見るシーンは、二人の関係が大きく進展しそうな予感がして、ドキドキが止まりませんでした。ただ、依田という大きな障害が、このまま二人をすんなりとは進ませてくれないでしょう。甘い雰囲気と不穏な影が入り混じる、続きが非常に気になる回でした。
【前世から君だけを愛すると誓うよ】5話のネタバレまとめ
- 詩乃は首藤に誘われ、急遽レセプションパーティーに出席することになりました。
- 首藤が選んだドレスで見事に変身した詩乃の姿に、首藤は思わず見惚れてしまいます。
- パーティーで詩乃は首藤の右腕として重役たちに紹介され、その仕事ぶりを高く評価されました。
- 部長に取り入ってパーティーに参加した依田は、輝く詩乃の姿を見て、激しい嫉妬の炎を燃やします。
- パーティーの後、二人きりになった詩乃と首藤の距離は急速に縮まっていきました。
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